金購入の注意点は?金投資の主な方法やメリット・デメリットを知ろう
世界各地で需要の高い金は、安全資産としても有名です。これから金購入をしようと考えている方も多いのではないでしょうか。もちろん、金投資にはメリットばかりが存在するわけではありません。購入前にしっかりと注意点を調べておくことが重要です。今回は、金の購入を検討している方に向けて、主な購入方法やメリット・デメリットなどを解説します。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金購入の主な方法
金投資の主な方法には「純金積立」「金ETF」「金投資信託」「金地金」「金貨」「金先物取引」などがあります。
純金積立は一定金額を積み立てながら金を購入する方法です。金ETFや金投資信託では、証券会社などでETF(上場投資信託)や投資信託を買って投資します。現物を手元に置いておきたいなら、金地金や金貨などを購入しましょう。大きなリターンを得たい場合は金先物取引が向いていますが、動く金額が大きいため初心者向きではありません。
金購入の魅力やメリット
金は実物資産であり、世界中で高い価値を持つことが魅力です。世界情勢の不安が高まると価格も上がりやすいことも特徴で、万が一に備えて保有している人も少なくありません。インフレで物価が上がっても、金の価値は減りにくい点もメリットといえるでしょう。
金購入のデメリットや注意点
上記の通り、金投資には複数のメリットがありますが、始める前に知っておきたいデメリットも存在します。以下のポイントも考慮して金の購入を検討しましょう。
インカムゲインがない
金投資で利益を得るためには、価格が高騰している際に売却して利益(キャピタルゲイン)を得る必要があります。保有しているだけで得られる利益(インカムゲイン)はない点に注意が必要です。
税金や手数料が発生することがある
個人が金を売却して利益が出た場合、基本的には「譲渡所得」として課税され、税務署へ申告が必要になることがあります。ただ、50万円の特別控除があるため、金額によっては課税されないこともあります。その他の所得によっても異なるため、事前に条件を調べておくことが重要です。 関連記事海外で金を購入し、日本で売却すればもうかる?ウワサの真相
「海外で金を購入して、日本で売却すれば利益が得られる」といううわさがまことしやかにささやかれています。このうわさは、果たして本当なのでしょうか?…
2024.06.07
ちなみに、金の所有期間が5年以内の場合は短期譲渡所得となり、5年を超える場合は長期譲渡所得となります。長期譲渡所得のほうは課税される所得の額が2分の1となるため、税金を抑えやすいといえるでしょう。
また、利用する投資方法によっては買付や売却、保管などに手数料が生じることもあります。運用コストを抑えたい場合、手数料についても計算しておくことが大切です。
防犯面のリスク管理が必要になる
現物資産として金を買う場合、自宅や銀行などで保管することになります。盗難や紛失などのリスク管理を徹底することが重要です。
セキュリティ面を重視するなら自宅保管よりも金融機関へ預けるほうがおすすめです。ただし、保管のためのコストがかかる点に留意が必要となります。
金投資方法別の注意点
金を購入する方法によって、異なる注意点があります。最後に、金投資方法別の注意点をご紹介します。
純金積立
純金積立は少額から始められるほか、保管コストもかけずに金投資できます。現物を引き出すことも可能です。ただし、運用のために手数料や年会費などが必要となります。リアルタイムでの取引も行えません。
金ETF・金投資信託
金ETF・金投資信託は証券会社や銀行などで購入でき、気軽に始めやすい投資方法です。手数料はほかの金投資と比較して低めですが、保有するための費用は必要です。盗難リスクは避けられるものの、現物を引き出せない点には留意しましょう。
金地金・金貨
金地金・金貨は現物を手元に置いておきたい方にぴったりの投資です。その分、盗難リスクに備える必要があります。
また、金貨には「地金型金貨」や「収集型金貨」などがあります。安定して投資したい場合は地金型金貨を選ぶことがおすすめです。加えて、金貨を買う際は加工費用やデザイン費用などの「プレミアム」が上乗せされている点に気をつけましょう。
金先物取引
金先物取引では、少額でも大きなリターンを得ることができます。一方、大きなリスクを伴う場合もあり、買い時・売り時を見誤らないように注意が必要です。金を買うならいつが良いか、売却するならいつが良いかを見極められる人に向いている方法といえるでしょう。 関連記事【更新:2024年11月】金買取の注意点とは?業者選びや売り方のポイント
宝石やインゴットなどの金製品は価値が高いので、買取をしている業者も多いです。 しかし、金を買い取ってくれる業者にも良し悪しがあり、業者選びを誤る…
2024.11.05
まとめ
金の購入にはメリットもありますが、いくつか気をつけておきたいデメリットもあります。金投資を始めたいと考えている方は、注意点をしっかりと把握しておくことがおすすめです。デメリットを加味したうえで、ご自分に合う方法を選びましょう。