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【更新:2024年4月】金投資について解説!基礎知識と注意点、メリット、デメリット紹介

【更新:2024年4月】金投資について解説!基礎知識と注意点、メリット、デメリット紹介

金は古くから価値ある品として取引されてきました。
こちらでは、カラーゴールドの詳細や、金の用途や歴史、金投資のメリット・デメリットなど
金投資を考える上で欠かせない大切な知識についてお伝えします

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金の用途について

金は美しさからだけではなく、金属としての性質から様々な用途で使われてきた素材です。代表的な用途をご紹介します。

資産

金は古来、ひとつの資産として認識されています。ゴールドバーやゴールドコインは価値が失われない投資対象として人気です。 その価値は、貨幣の価値が下がっているときほど高まります

ネックレス・指輪のなどのアクセサリー

金アクセサリー
金はアクセサリーにも使用されます。純金はもちろんのこと、ほかの素材をかけ合わせて色を変更した「カラーゴールド」も人気です。

電子機器の部品

金は電導性に優れているため、PCや携帯電話、スマートフォンなどの電子機器の部品に用いられています。私たちの生活に欠かせなくなった多くの電化製品には、微量の金が組み込まれているのです。

カラーゴールドの色と種類について

金以外の金属を混ぜ合わせることで作られる「カラーゴールド」。混ぜ合わせる分量によって色も微妙に異なるため、色にも際限がありません。ここでは、そのカラーゴールドをいくつか紹介します。

イエローゴールド

イエローゴールド
カラーゴールドの中でも、最もスタンダードな存在が「イエローゴールド」。金に銀と銅を混ぜ合わせて作られています。王道の色ですので、中古市場でもイエローゴールドのアクセサリーなどはよく取引されています。

ホワイトゴールド

ホワイトゴールド

「ホワイトゴールド」は、イエローゴールドに次いで人気のあるカラーゴールドです。かつては、パラジウム、銀、ニッケルなどを混ぜ合わせて作られていましたが、現在では金とパラジウムを混ぜた18Kのホワイトゴールドがアクセサリーに用いられています。

グリーンゴールド

グリーンゴールド

他とは違ったゴールドをお探しの方には、「グリーンゴールド」をおすすめします。金と銀を混ぜ合わせて作られますが、日本ではそれほど流通量が多くない種類です。少し青みがかかっていることから「ブルーゴールド」と呼ばれることもあります。

ピンクゴールド

ピンクゴールド

「ピンクゴールド」は近年女性の間で人気のカラーゴールドです。アクセサリーや時計など、女性の向けのアイテムに使用される例が目立っています。銅や亜鉛、ニッケル、パラジウムなどを金に配合し、色味を調整しています。

いまこそ金投資に目を向けよう

指差す男性

最近では、安倍首相の経済政策である「アベノミクス」が話題ですよね。経済ニュースもにぎわいを見せています。
それに合わせて、資産のひとつである国債の金利や価格の動きについてのニュースが増えてきました。

なぜ国債についてのニュースが増えたのかといいますと、アベノミクスによる金融緩和が行われているからなのです。
それでは、この金融緩和では何をしているのかと言いますと、日本の中央銀行である日銀が、円を大規模に発行しているのです。

そのときに、日銀が市中の銀行から国債を購入しています。こうして、国債の動きが経済の様子を理解するために重要になるのです。

ほかにも、株式市場の相場が毎日報道されています。
株価や国債価格、国債金利は経済政策の効果を反映して上げ下げしますので、特に取り上げられることが多いようです。

一方で、金相場はあまりニュースに取り上げられることがありません。
確かに、経済政策をそこまで反映するわけでもありませんし、興味を持つ方も少ないようです。ですが、実はこんなときこそ、金投資に目を向けてみる必要があります

金は重要な実物資産

金投資や金相場についての情報は経済ニュースを見てもあまり耳にしませんよね。
しかし、資産運用を真剣に考えるなら金投資についてよく知っておくことがとても大切です。

金は立派な資産です。運用する上で株式や国債にはないたくさんのメリットがあります。

株式や国債などの金融商品は、紙ペラやコンピューター上の数字です。つまり、信用に基づいた金融資産です。したがって、それなりの信用リスクがあります。

それに対して金は実物資産と呼ばれます。株式や国債は、企業や国の信用がなくなれば価値がなくなるものですが、金は現物そのものに価値があります。

実物資産には、ほかにも原油や穀物などがありますが、これらは現物として保有されることはありません。しかし、金は現物そのものを保有することが可能です。

金の延べ棒や金貨はお宝の代名詞ともいえるものですが、こうした形でも保有することができます。

金投資には単なる資産運用にとどまらない魅力があるのです。

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貴金属の中でも、金は特別な存在

現物として保有できる実物資産は、金だけではありません。金以外の貴金属も実物資産として人気があります。

特に代表的なものは、銀とプラチナです。また、パラジウムも投資対象として人気があります。

しかし金には、銀、プラチナ、パラジウムなどにはない特徴があります。

例えば、これらの貴金属の中で、最も腐食しづらいのが金です。
金は、サビたり溶けたりすることなく、時代を超えてその輝きを保つことができるのです。
いつまでも実物資産としての価値を損なうことがありませんので、資産として優れています。
しかも、装飾品や工業製品用途の需要がなくなることもありません。

ほかにも、金ならではの特徴があります。

金は、経済を動かすお金(かね)と深い関わりがあります。

このことが、金投資がほかの貴金属投資と決定的に違う点だと言っても過言ではありません。

それではまず、お金(かね)とは何か、そしてなぜ金(きん)がお金(かね)と深い関わりを持つようになったかを考えてみましょう。

お金(かね)と金(きん)とのつながり

お金(かね)は、古代人にとっても現代人にとっても、生活になくてはならない大切なものです。

古代から現在までの歴史をさかのぼってみますと、お金(かね)、つまり貨幣は貝殻から純金にいたるまで、様々な材料のものが開発されてきたことが分かります。

物々交換よりももっと効率的に物と物の交換を行うために、貨幣が造られてきました。もはや貨幣が機能しなくなれば、社会は存続することはできません。

そんな大事な貨幣の素材として、金は採用されてきました。それが金貨です。

もちろん金貨の純度は様々ですが、高純度の金が通貨として使用されてきました。純金が本来持つ性質が、通貨として最適だったのです。

現代では、金貨が通貨として使われることはほとんどありません。日本では、流通しているお金の大部分は、預金です。つまり、お金はコンピューター上の数字にすぎなくなってしまいました。

しかし、現在の世界経済においても、まだまだ金(きん)はなくてはならない重要なものなのです。

このように人類の歴史をさかのぼりますと、古代から現代までの、お金(かね)と金(きん)との切っても切れないつながりが見えてきます。

お金とは一体何なのか?

それでは、なぜ金(きん)はお金(かね)として採用されてきたのでしょうか?
その前に、そもそもお金とは何なのか、考えてみましょう。

歴史的に見て、金(きん)がお金(かね)として用いられてきたのは偶然ではありません。
金(きん)が持つ普遍的な価値が、お金(かね)としての価値を生んできたのです。

そもそも、お金、つまり貨幣にはどのような役割があるのでしょうか?

経済学の世界では、貨幣には3つの役割があると定義されています。

交換の媒体

私たちは物を買ったりサービスを受けたりするときに、貨幣を受け渡しします。
受け渡しされる媒体が、貨幣です。

価値の保蔵手段

つまり、時間がたってもその価値が守られ続けるという意味です。
今日でも明日でも来年でも、100円玉には100円の価値があることは変わりません。

価値計量の尺度

例えば1円玉1枚よりも、1円玉2枚の方が2倍の価値があります。
この比例関係は変化しません。このように、貨幣には、価値を測定する役割があるのです。

有名な経済学者であるJ. M. ケインズは、貨幣の役割としては価値計量の尺度が最も重要で本質的であると指摘しました。

つまり金は、そうした普遍的な価値を表すものとしてふさわしい材料なのです。

金が貨幣として使える理由

金とお金
金は先ほど見た、貨幣の3つの役割を担わせるには都合のよい物質だったのです。

なぜ金が通貨としてふさわしいものなのか、先ほどの貨幣の役割にてらして具体的に考えてみましょう。

交換の媒体としての金貨

交換の媒体として貨幣が機能するためには、破損しないことが重要になります。
金は貴金属ですので、紙や貝殻と違って、破損して重量が失われてしまうことはめったにありません。

金が持つ機械的に頑丈な性質が、交換の媒体としての役割を果たしてくれるのです。

価値の保蔵手段としての金貨

また 金は腐食しません海や川に落としても、雨風にさらされても、さびることがありません。何千年経過しても、その美しさを保ち続けるのです。

しかも、古代でも現代でも、常に金の美しさは人々を魅了します。宝飾品としての価値は、いつの時代でも損なわれることがありません。しかも、いつの時代でも希少価値が高いので、価格が暴落することもありません。

価値計量の尺度としての金貨

何らかの材料が価値計量の尺度として活躍するためには、まず偽造されない必要があります。偽造されないためには、通貨の材料そのものが希少である必要があります。金は希少なものですから、この条件を満たしています。

また、偽造されないためには、通貨自体にレリーフなどの加工をする必要があります。金は柔らかくて延ばしやすい性質を持っていますので、この点でも通貨に適しています

金と経済システムとの関係

ここ100年くらいのあいだに、金と貨幣との交換についての決まりごとをめぐって、経済システムの変革が起こってきました。

金本位制

かつて、世界は金本位制という経済システムを採用していました。
これはどういう制度かといいますと、その国の貨幣の価値を、金を基準として決める制度です。

具体的には、その国の中央銀行が、その国が発行した貨幣と同じ額面の金を常に保管し、貨幣と金との兌換(だかん:交換すること)を保証しておく仕組みになっています。

つまり、貨幣は必ず、その額面どおり金と交換できることが裏付けられていたのです。
この金本位制は、国際決済銀行やブレトンウッズ体制といった、20世紀前半に作られた経済システムのもとになっています。

1929年の世界大恐慌をかわきりに、1937年にはすべての国が金本位制を採用しなくなりました。しかし、そのかわりに、世界では金ドル本位制とも呼ばれるブレトンウッズ体制が採用されるようになりました。

ブレトンウッズ体制

ブレトンウッズ体制は、1945年に定められた国際金融機構の協定です。ここでは固定相場として、35米国ドルを1オンスの純金で交換できるよう定められていました。
このように、金本位制のあとに採用されたブレトンウッズ体制においても、金と貨幣の関係は繋がったままだったのです。

ニクソン・ショック

しかし、1971年に、ニクソン・ショックと呼ばれるできごとが起きました。
アメリカのニクソン大統領が、金とドルとの固定相場での交換を中止したのです。
金が希少であることに加えて、アメリカでの財政赤字などを理由にドルをたくさん発行しましたので、金とドルを固定相場で交換することができなくなってしまったからです。

とはいえ、まだ金と貨幣とのつながりは完全に消えたわけではありません。各国の中央銀行が、外貨準備金として金を保有しています。
それどころか、経済成長段階にある国の中には、ここ10年で金の保有量を増やしているところもあります。

ニクソン・ショック以降も、まだまだ金とお金との関係は切っても切れない関係なのです。
これが、金投資がプラチナ・銀・パラジウムへの投資と違う点なのです。

不換紙幣と兌換紙幣

先ほど、ドルと金との交換が保証されたり、保証されなかったりしてきた歴史を見てみました。そうしますと、金との交換が保証される紙幣と、保証されない紙幣があるということになります。

つまり、紙幣には2種類あります。

それは、「兌換紙幣(だかんしへい)」「不換紙幣(ふかんしへい)」と呼ばれています。

兌換紙幣

兌換紙幣は、それ自体には価値がない紙でできています。しかし、これを通貨として使うこともできますし、金貨や銀貨など実物として価値があるものに交換できることが保証されています。

つまり兌換紙幣は、「本位貨幣」と呼ばれる金貨や銀貨と交換できることが保証された紙幣です。

かつて世界経済は兌換紙幣によって運営されていましたし、日本でも兌換紙幣がメインで流通していました。

不換紙幣

ところで、皆さんのお財布に入っている10000円札は、兌換紙幣ではありません。これは不換紙幣と呼ばれる紙幣です。

金貨や銀貨に交換できることが保証されている兌換紙幣と違って、そのような裏付けがないのが不換紙幣になります。
昔は金本位制度が採用されていましたので、紙幣は必ず決まった量の金に交換できなければなりませんでした。

日本では、犬養毅内閣が1931年に金輸出を禁止したことで、日本銀行が発行する紙幣は兌換紙幣としての機能を果たさなくなりました。
こうした経緯もあり、1942年の日本銀行法制定で、不換紙幣が法律上発行できるようになりました。

不換紙幣は、金による裏付けではなく、政府の信用で発行されています。不換紙幣の10000万円札も、政府の信用によって発行されているのです。

高まる金投資の重要性

お金と相場

以上の解説で、金がなぜ資産として重要であるのか、銀やプラチナと違うのはなぜなのかについてご理解していただけたかと思います。

ところで最近では、ビットコインなど仮想通貨の話題が多くなりましたよね。
お金は高度情報化社会のいま、コンピューター上の数字になってしまいました。

しかし、そんな時代でも、まだまだ金の資産としての価値は高いのです
それどころか、こうした貨幣経済が発達すればするほど、金の資産としての価値が高まることもあるのです。

ここからは、金投資の特徴、金投資の具体的な方法、それぞれの投資法のメリット・デメリットについてご紹介します。

金は安定した「無国籍通貨」

先ほど、金が世界経済と深く関係していることを解説しました。現在でも、各国が金を自国の資産管理のために保有しています。

2005年に、日本は765トン、アメリカは8134トンの金を保有していました。それから10年後の2015年でも、保有量はほぼ変化していません。
また、ドイツ、イタリア、フランスなどの先進国においても金の保有量はこの10年で横ばいのままです。

しかし、この10年で中国は600トンから1054トン、インドは358トンから558トン、ロシアは387トンから1238トンに金の保有量を拡大しています。

このように、外貨準備に適した安定資産として、発展途上国の各国が金を求めているのです。
しかも、金はどこの国の通貨にも交換しやすいため 「無国籍通貨」 とも呼ばれています。

それに対して銀やプラチナは、市場規模も小さく相場が乱高下しやすいので、国のための資産管理には向いていません。

金投資のメリット

喜んでる男性

インフレに強い

金融緩和政策などによって物価が上がってインフレになりますと、貨幣が持つ購買力は低下します。
つまり、紙幣1枚あたりの価値が目減りするのです。

このようにしてお金の価値が下がるということは、相対的に物の価値が高まるということになります。
金の場合にも、同じことが言えます。こうして、インフレになると金の価値が高まるのです。

有事の金

株安が進むなどの信用不安がまん延しますと、株式市場に投入されていた資金は金投資へ流れることになります。

国際情勢などの社会不安も、金の需要が高まる要因となり得ます。
金はインフレに強い資産ですがデフレによる経済不安が生じたときにも金の需要が高まる可能性があります。

税金面でお得

金は保有していても、不動産と違って固定資産税がかかりません。

また、消費税が上がったときには、売却益がその分だけ上乗せされます。

金投資のデメリット

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利子や配当はない

金投資は株式や貸し付けなどの投資と違って、実物に対する投資です。したがいまして、信用リスクがないかわりに、基本的には利子や配当はありません。
ただし投資法によっては、運用益を得られる方法があります。

紛失や盗難

金地金や地金型金貨で保有する場合、紛失や盗難のおそれがあります。そのため管理方法に注意する必要があります。

価格が埋蔵量に左右される

金の埋蔵量は可採年数にして30年とも言われていますが、もし金が大量に発掘された場合には希少価値がなくなりますので、値崩れするおそれがあります。

為替相場に左右される

金の国際価格はドル建てですので、ドルと円との為替相場によって、金の円換算した価格が変動します。したがいまして、為替相場に気をつける必要があります。

金利に左右される

金は債権などの資産と違って、金利がつきません。したがって、金利が上昇したときには、金利で利益を得ることができる債権の需要が高まり、金の需要は下火になります。

金投資の種類

金投資には、様々な方法があります。現物を自分で保有する方法や管理会社に運用させる方法、先物取引、投資信託などがあります。

以下にそれぞれの特徴を見てみましょう。

地金

地金(じがね)は、インゴット、ゴールドバーなどとも呼ばれています。いわゆる延べ棒のような形で保有するのが地金での金投資の特徴です。

1キログラムの地金が投資用として一般的です。100万円以上の資金を運用する場合に適しています。

5グラムから500グラムまでのコインバーやスモールバーもあり、少額からの投資も可能になっていますが、スモールバーチャージと呼ばれる加工費が上乗せされます。

地金型金貨

金貨には、記念型金貨と地金型金貨があります。

記念型金貨は主にコレクターが集めるもので、デザインや発行数などにより値段が変わります。
地金型金貨は、投資を目的として地金の変わりに流通している金貨です。

当然、購入する金貨の大きさによって投資金額が変わります。
地金型金貨では、1トロイオンス(3グラム程度)の少量からでも金投資が可能です。K24、K22などの純度の金貨があります。

たくさんの国がこの地金型金貨を発行していますので、国ごとのデザインを楽しむことができます。
デザイン性の高いものがたくさんありますので、コレクションや贈り物としても購入されるようです。
メープルリーフ金貨、ウィーン金貨、カンガルー金貨などの地金型金貨が有名です。

金地金にくらべると金貨としての加工費用が上乗せされますが、そのかわり偽造されにくいという利点があります。

純金積立

純金積立は、貯蓄が盛んなアジア諸国で人気の金投資です。
毎月一定の金額ずつ口座引落で金を購入する投資法ですが、買い付け自体は毎日行われます。

日々の価格変動によるリスクをおさえるために、金が値上がりしたときには購入量を少なくし、金が値崩れしているときには購入量を多くする、ドルコスト平均法という手法で買い付けが行われます。

一定の金額しか購入しませんし、1000円程度の少額から始めることができますので、投資初心者でもできる堅実な投資法です。

積み立てた金は、「特定保管」と呼ばれる方法か、「消費寄託」と呼ばれる方法のいずれかで保管します。
特定保管は、積み立てた現物の金を管理会社に保管してもらう方法です。
消費寄託は、積み立てた金を単に保管するのではなく、管理会社に運用してもらう方法です。
運用に回す分リスクを負うことにはなりますが、配当のようなかたちで運用益を得ることができます。

また、積み立てた金は売却できるだけでなく、地金や金貨、ジュエリーと交換することもできます。

金先物取引、金CFD

先物取引は、将来の決められた期日に決められた価格で購入・売却することを前もって取引する投資法です。
レバレッジを効かせることができますので、使い方によってはハイリスク・ハイリターンの投資法になります。

CFD(Contracf for difference)とは、差金決済取引のことを指します。
基本的には先物取引と同様の投資法です。先物取引と異なる点は、取引期日です。
先物取引には満期日がありますが、CFDでは、決済日は自由に決められます。

金投資信託、金ETF

金投資信託とは、金鉱山株など金価格に連動する株式の投資信託です。
投資信託ですので、運用は管理会社に任せることになります。

また、ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、「上場投資信託」のことを指します。つまり、金ETFは、金価格に連動した上場投資信託になります。
金ETFでは数千円の少額から投資を始めることができます。

これらの方法では、投資先が破綻する可能性もゼロではありません。
破綻しても問題ないように金の現物で裏付けがある場合もありますが、裏付けが金の現物ではない場合もありますので注意してください。

また、地金や地金型金貨は主に貴金属商や鉱山会社から購入できますが、投資信託の場合は、銀行や証券会社の取り扱いになります。

金投資は今後も有益?

金文字と相場
金は信用リスクにさらされることがありませんので、ほかの資産とくらべても価値が下落しづらい資産です。
しかも、今後も金の価格が上昇すると思われる社会的な要因がたくさんあります。

テクノロジーの発展

まず、金はスマートフォンやパソコンなどの電子機器、電気自動車の部品などに多用されています。今後、
こうしたテクノロジーが世界的に拡大すれば、金の需要はますます高まり、価格が上昇していくことが予想されます。

埋蔵量

使用量が増える一方であるのに対して、金の埋蔵量は非常に少なくなってきています。人類が発掘してきた金の総量はおよそ17万トンとも言われています。
しかし、現在の世界全体で金の埋蔵量はおよそ7万トンと推測されています。

これは、可採年数にしておよそ30年分しかありません。つまり、希少価値はどんどん高まっていくと考えられます。

金保有、金の金融商品の拡大

中国、インド、ロシアなどの国々が、外貨準備として金の保有量を増やし続けています。しかも、金の現物投資だけでなく、
金ETFなどの金融商品が増えています。年金基金といったばく大な資金がこの種の金投資に向かえば、ますます金の需要は高まります。

日本では2014年からはNISA(少額投資非課税制度)も導入されています。少額投資をしやすい金投資に人気が集まることが予想されます。

金融緩和、インフレ政策

日本ではアベノミクスによるインフレ政策としての金融緩和が実施されています。世界的にも、金融緩和が行われています。
このようなインフレ政策が続けば、インフレに強い金の需要はますます高まっていきます。

社会不安、株式市場の不安定性

テロなどの国際的な社会不安も増えていますし、上海株暴落やEUの離脱問題といった株式市場に影響を与える事態が増えています。
したがいまして、今後も有事の金としての需要は高まってくると考えられます。

まとめ

金と女性

金投資は、金にしかない特徴をいかした資産運用の手段です。

似たような資産運用法として、銀やプラチナへの投資があります。しかし、金は金本位制度やブレトンウッズ体制などを通じて、経済の歴史と深い関わりを持ってきました。
紙幣には、「兌換紙幣(だかんしへい)」と「不換紙幣(ふかんしへい)」があります。これら紙幣の存在に、金貨の存在が深く関わってきました。

現在でも、各国の中央銀行の準備金として保有されていますし、ロシア、インド、中国などが金の保有量を増やしています。

金投資には、様々な方法があります。
金地金や地金型金貨は、金の現物を所有する方法です。金地金による投資は、ある程度の資金を運用する場合に適しています。また、コレクションとしても楽しく気軽に始められるのが、地金型金貨による投資です。

金積立は定期的に金を積み立てていく堅実な投資法ですので、投資の初心者の方でも気軽に少額から始められます。

金先物取引、金CFDといった先物取引による投資法は、レバレッジを効かせることができる方法です。十分な知識をお持ちで、ハイリスク・ハイリターンでの投資をしたい方に向いている投資です。

また最近では、投資信託、金ETFなどの金融商品も増えています。
株式投資信託の感覚で少額から始められるのがメリットです。

無国籍通貨と呼ばれるだけあって、金はどこでも換金できます。たとえ日本経済が破綻しても、保有している金の価値自体は変化しません。
このように様々な金投資が可能になったのも、金が貨幣、宝飾品、工業製品の材料として時代と文化を越えた価値を持っているからです。

もちろんドル建てか円建てかで、そのときどきの金価格が変わることはありますが、金そのものの価値は普遍的なものなのです

今回は、金の資産としての価値、金投資の魅力とその具体的な方法について詳しくご紹介しました。

金融緩和政策はまだまだ続くようですし、国際情勢や株式市場も不安定になっています。
有事の金をほかの投資のリスクヘッジとして活用するのもよいでしょう。

皆さんも、思い切って金投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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