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プラチナ相場の今と5年前(2019年)を比較

プラチナ相場の今と5年前(2019年)を比較

プラチナは結婚指輪などのジュエリーに使用されて、特に日本では人気の高い貴金属です。元素記号はPtで、「白金」の正式名称を持つプラチナは、宝飾品にとどまらず、レアメタルとして自動車業界や医療の分野などでもニーズが高まっています。
プラチナの純度別の種類や、ホワイトゴールドとの違いをご紹介するとともに、今回は5年前の2019年からの相場の推移、今後の相場の動向についても解説いたします。

5年前(2019年)のプラチナ相場は?

プラチナの価格はさまざまな要因に影響されて常に変動します。特にプラチナは工業分野のニーズが高いため、世界経済や世の中の動向に大きく左右されます。
【2019〜2023年 プラチナ相場(1g平均)の推移】

  • 2019年 : 3,120円
  • 2020年 : 3,114円
  • 2021年 : 3,927円
  • 2022年 : 4,132円
  • 2023年 : 4,437円

2019年のプラチナ相場は1グラム平均約3,120円でした。2020年は新型コロナウイルス拡大によって波及した自動車生産量の低下と、プラチナ産出国である南アフリカの通貨(ランド)下落が原因となり、プラチナ価格の平均は過去最低の約3,114円になりました。

2023年のプラチナ相場の推移

しかし、2021年以降からは徐々に景気が回復して、2023年には各国での金融緩和政策やパラジウム価格高騰によりプラチナの需要が高まったことで、プラチナ価格は4,000円台まで回復して安定した相場を保っています。自動車の排気ガスを浄化する触媒用のパラジウムの代替えとしてプラチナ需要が上昇したことが一因です。

プラチナの今後の相場推移はどうなる?

プラチナ産出国の状況がプラチナ相場に影響を及ぼす可能性があるため、南アフリカやロシア・ウクライナの情勢には今後も目が離せません。また自動車業界だけでなく、医療/化学などの業界でもプラチナの需要がさらに増すかもしれません。
2024年現在、プラチナ相場の値上がりは期待されているものの、大幅に値上がりすることはないと言われています。

プラチナ相場が上がる要因

2024年は新型コロナウイルス問題が一旦落ち着いて、景気回復が見込める場合にはプラチナ相場も上がる可能性が考えられます。世界の経済状況が好転してプラチナ需要が増せば、株価と連動して、この先のプラチナ相場に期待が持てます。もし売却するなら、相場が安定しているときがおすすめです。

プラチナの種類

「18金」のように金(ゴールド)に純度の段階があるのと同じく、プラチナも純度別に種類が4つあります。
「Pt999」「Pt950」「Pt900」「Pt850」の4種は日本の造幣局で品位証明されていて、数字が大きいほどプラチナ純度が高く、小さいほど割金(わりきん)の率が上がります。
プラチナ純度が高いと加工が難しく、変形したり傷ついたりしやすくなります。
割金はプラチナの強度を高めるために混ぜ合わせる金属で、パラジウム、ルテニウム、イリジウムなどを指します。
では、4種類のプラチナ純度について詳しく説明いたします。

Pt999(純プラチナ)

千分率でプラチナの純度を表しますが、理論上99.9%が限界とされているため、純プラチナはPt999と表記されます。Pt999は主に投資用のインゴットやコイン、工業用に使われています。純プラチナは柔らかく傷つきやすい上、少し黒みがかった色をしているため、加工が必要なジュエリーには不向きだと考えられています。

Pt950

Pt950は「プラチナ95%+割金5%」の比率で、純プラチナより硬度と輝きがあり、ジュエリー加工も可能です。Pt950以上のみがPGI(プラチナ•ギルド•インターナショナル)国際基準でプラチナと認定されているため、海外ブランドのプラチナ製品はPt950が主流となっています。
資産価値が高い反面、傷つきやすいのがデメリットで、日本では海外ブランド品の修理を受け付けていない場合があります。

Pt900

プラチナ含有率90%のPt900は日本での取り扱いが多く、手頃な価格のためブライダルリングとして一番人気です。傷つきにくいだけでなく、装飾加工やサイズ直し、修理も可能です。ただし割金率が増えると金属アレルギーの恐れがあるので注意が必要です。

Pt850

日本規格(ISO国際標準化機構など)では、プラチナ純度85%であるPt850までをプラチナとして認定しています。Pt900と比べて、安価で強度が高く加工しやすくなりますが、割金が多くなる分、金属アレルギーのリスクが高まります。パッチテストで金属アレルギーの有無を事前チェックしましょう。

プラチナとホワイトゴールドは別物

プラチナとホワイトゴールドは白い輝きの見た目が似ている上、「白金」と記載されることから混同されがちですが、物質自体が違います。
白金属の元素Ptであるプラチナは、同属のパラジウムやルテニウム等を混合し、割金率5〜10%にして純度を少し下げると硬度が高まって加工しやすく、結婚指輪などに適しています。純度が高いほど価値も高く、金属アレルギーも発症しにくいと言われます。変色や錆もなく、洗剤や汗にも強いのが特徴です。逆に、純度が高いと変形や傷つきの原因になります。

一方、ホワイトゴールドの元素はAu(金)です。黄金色の金に、パラジウムや銀など配合して合金化して、ロジウム(Rh)で表面コーティングを施して輝く銀白色にしたものがホワイトゴールドです。プラチナよりも割金率が高いので、ホワイトゴールドのほうが強度が増します。ただし、長期使用でコーティングが劣化した場合は、再仕上げが必要です。18金の場合は割金率が25%になり、変色やアレルギー反応の恐れがあります。

まとめ

プラチナ価格の相場は5年前の2019年から上下動していますが、2020年は新型コロナウイルス流行の影響で過去最低となりました。2022年以降、工業面でプラチナ需要が増して4,000円台に戻り、2024年は世界情勢に不安材料はあるものの、景気回復すれば、プラチナ相場も多少の値上がりが見込めると予想されます。
「なんぼや」では、プラチナの買取実績が豊富で査定眼に優れたバリューデザイナーが多数在籍中です。どんなプラチナでも、その価値をしっかりと見極め、その時々で可能な限り高額買取をいたしております。また、現在「なんぼや」ではプラチナの買取強化中です。お手持ちのプラチナの状態に関わらず、まずは一度「なんぼや」にご相談ください。

今日の買取相場価格 ※1gあたり

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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