砂金の価値は金より高い?日本最大の重さ769gの砂金の採掘場所を紹介

砂金の価値は金より高い?日本最大の重さ769gの砂金の採掘場所を紹介

日本には、各地に砂金を採る場所があります。巨大な「ナゲット」を見つけることができれば、かなりの金額で売却できる可能性も。ただし、砂金採りは多大な労力が必要です。砂金採りで手間に見合う利益を得ることはできるのでしょうか。今回は、海外や日本で発見されたナゲットの情報や、砂金体験スポット、砂金の値段などをご紹介します。


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砂金の価値は金より高い?

まずは、砂金の価値について考えてみましょう。砂金は、純金100%ではなく、銀や銅など他の金属が混ざっています。このため、純金の価値で評価する場合、砂金の価値の方が劣る可能性が高いといえます。
しかし、金と砂金では、砂金の方が価値が高くなることがあるのです。 砂金は、形状や産出地によって異なる特性を持っています。そのため、砂金を収集しているコレクターにとっては、純金よりも価値があるものなのです。特に、1グラムを超える「ナゲット」と呼ばれる珍しい砂金は、金価格よりも高い価値があり、1g数万円で取引されることもあります。
なお、砂金を採取する施設には、純金を故意にまぜている場合もあれば、天然の砂金を提供している場合もあります。数百粒の砂金を収集すれば、指輪などのアクセサリーを制作することができるかもしれません。なかには、収集した砂金を使用して、アクセサリーを作ることを目的とした施設もあるようです。

砂金 世界一のナゲット

砂金といえば、砂のように小さな金を思い浮かべる方も多いことでしょう。そうしたイメージは、おおむね間違っていません。
しかし、時折り、砂金とは思えないほど大きな塊が見つかるケースがあります。こういった大きな砂金は「ナゲット」と呼ばれます。

これまでに発見されたナゲットの中で、世界で一番大きいといわれているものは、重さ27.7キロにも及びます。1980年に、オーストラリアのイングルウッド、ビクトリアという小さな都市で発見されました。発見者はケビン・ヒリアー氏で、発見したナゲットを売却。当時の価格で100万ドルほどの値が付いたそうです。

現代の金取引価格に置き換えると、なんとその価格は1億数千万円ほど。金塊を見つけられれば、億万長者になれる可能性があります。

ちなみにこのナゲットは、現在アメリカ・ラスベガスのホテルに飾られていて、訪れれば見学できます。
金塊の名前は「HAND OF FAITH」です。興味がある方は、アメリカ・ラスベガスの「ゴールデン・ナゲット」というホテルを訪れてみてください。

砂金 日本最大のナゲット

では、日本で発見された最大のナゲットはどのようなものなのでしょうか。

日本でよく知られているのは、1900年(明治33年)に発見された769グラムの金塊です。
発見された地は北海道の枝幸町(えさしちょう)。「北見枝幸(きたみえさし)砂金地」と呼ばれる地域の、ナイ川にて発見されました。
非常に大きなナゲットが発見されたことで、「北見枝幸のゴールドラッシュ」がスタート。多くの人が、一獲千金を夢見て砂金を採取していました。

実は北見枝幸では、過去に1125gもの大きな金塊が見つかったといわれています。しかし発見者が4人いたため、内緒で等分。換金しようとしたのですが、結局バレてしまったというエピソードも残っています。

残念ながら現在では、このように大きな金塊が発見されることはありません。ウソタンナイ砂金採掘公園に残る名残を感じてみてはいかがでしょうか。

砂金で稼ぐことは可能?

砂金を自分で採取して販売し、稼ぐことは可能なのでしょうか?砂金の値段や歴史などを見ていきましょう。

砂金1gの値段

砂金を売る場合、基本的には金相場が参考になります。2023年10月時点での金相場は1gあたり10,000円程度です。もちろん、これは不純物を除いた場合の価格となります。砂金にはほかの金属も含まれているため、単純に重さだけで換算することはできません。
ただし、砂金の値段は重量だけではなく、見た目や産地などにも左右されることがあります。特に、見た目が美しい結晶の場合は高値が付く可能性も。その他、さまざまな付加価値で1gあたりの値段が上がることがあるため、まずは査定に出すことがおすすめです。

日本の砂金に関する歴史

砂金は、日本各地の川で採ることができます。日本で初めて金が採取されたといわれているのは700年代のこと。東大寺の大仏を建てている時代です。それから現代にいたるまで、さまざまな場所で砂金採りが行われてきました。上述の北海道をはじめ、宮城県、新潟県、静岡県などに有名な産地があります。

砂金採りは儲かる?

現在でも砂金を採るのは可能ですが、出てくるのは小粒のものがほとんどです。そういったものは売値も低く、たくさん集めてもそれほど高くは売れないことが考えられます。砂金採りにかかる時間や手間を考えると、確実に儲けられるとはいえないでしょう。

砂金採掘のマナーと注意点

砂金を採取する際、適切なマナーを守ることが大切です。北海道のような一部の公園では、有料で採金が許可されている場所もありますし、自由に掘ることができる地域も存在します。

しかしながら、砂金採取には川の環境を守る責任が伴います。川を乱用する人々がいるため、近隣住民との問題が発生するケースもあります。川沿いの私有地に無断で侵入してはいけません。そのため、砂金採取を地域振興の一環として行う場合、観光協会に問い合わせて許可を得ることが望ましいでしょう。一方で、それ以外の場所では法的な規制が曖昧な場合もあるため、慎重に行動することが重要です。

砂金採掘をする際は、川を汚染せず、後片付けをしっかり行い、近隣住民と良好な関係を築くことが大切です。また、砂金採取を合法的かつマナーを守って楽しむために、河川事務所や観光協会などから許可を取得することを検討することをおすすめします。まずは、全国各地の砂金採取体験施設を訪れ、金の歴史を学びつつ採取の技術を磨くと良いでしょう。

砂金の採掘方法

日本には多くの金鉱山が存在するため、雨風や自然現象によって金が川に流入することがあります。金鉱山近くの河川では、砂金が採れるかもしれません。ここでは、砂金の採掘方法についてご紹介します。

砂金が採れやすい場所

砂金は比重が重く小さいため、主に川底に沈んでいます。上層部の川砂から採掘されることは稀です。砂金を採掘するときは、まず川底にたまっている大きな石を除去し、その下の砂利をすくいあげます。川のカーブしている部分や木の根が突き出している部分など、川の流れがぶつかり淀んでいる部分は、砂金がたまりやすいとされています。岩の割れ目や草の根に隠れている可能性も高いためチェックしてみましょう。

砂金を採掘する道具

砂金は一般的に「パンニング」と呼ばれる方法で採取します。砂金の比重を利用して、土砂の中から砂金だけを選別する方法です。
パンニングは、パンニング皿に土砂を入れて川の水のなかで振り、土砂のみを洗い流して砂金を採取する方法です。川の砂利は比重が3程度ですが、砂金は約18もあります。この比重の違いを利用して取り出すため、比重選鉱とも呼ばれます。

砂金採りを国内で楽しめるところ

昔は、金の採取法の一つとして注目されていた砂金採り。現代においては、何百グラムもある大きな砂金を見つけるのは、非常に難しくなっています。砂金採取といえば、「金で儲けるため」というよりは、「趣味のため」「レジャーを楽しむため」という目的で楽しむケースが一般的です。

砂金採りを体験してみたい方におすすめなのが、観光スポットになっている体験施設です。
砂金採りを楽しめる施設では、自分で採った砂金を持ち帰ることができるシステムが一般的です。砂金採りをする際には、ベテランスタッフによる指導を受けられるほか、専用の道具を貸し出してもらえる場合がほとんどのため、心配ありません。
休日は、家族みんなで砂金採り体験を楽しんでみるのもおすすめです。以下では、おすすめ体験スポットをご紹介します。

日本の砂金採り体験スポット:関東以東

  • 佐渡西三川(にしみかわ)ゴールドパーク
  • 土肥金山のアミューズメントパーク

佐渡西三川ゴールドパークは、金で有名な佐渡島にある施設です。江戸時代に、大量の金が掘られた西三川砂金山を活用しています。ここで掘られた金は、上杉謙信の軍資金として使われたと伝わっています。砂金採りと同時に、歴史の息吹も感じられるでしょう。

土肥金山は伊豆にある金山で、過去には全国第2位の金の産出量を誇っていました。足利幕府が金を掘ったことで金山としての歴史がスタート。その後採掘量の減少によって昭和40年に閉山しています。閉山後はアミューズメントパークとして、新たな楽しみを提供してくれています。

日本の砂金採り体験スポット:関西以西

  • 地底王国美川ムーバレー
  • 生野銀山

地底王国美川ムーバレーは山口県にあるテーマパークです。地下にある坑道にアトラクションがあり、さまざまな体験ができます。敷地内の散策だけでも楽しい時間を過ごせるでしょう。
生野銀山は、兵庫県にある銀山です。銀山の坑道内外を散策できる、見ごたえのあるスポットとなっています。
ご紹介した以外にも、日本の砂金採り体験スポットはいくつも存在します。ぜひお近くのスポットを探して出かけてみましょう。

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まとめ

砂金の価値や採掘方法、砂金採掘が楽しめる場所などをご紹介しました。砂金は場合によっては金よりも価値がつくこともある、非常に希少価値の高い金属といえます。しかし採掘には手間も時間もかかり、必ずしも価値の高い砂金が採れるわけではありません。砂金採掘を楽しむなら、しっかりマナーを守りましょう。まずは全国各地の採取体験施設を訪れ、採取の技術を磨くことをおすすめします。
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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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