【2023年版】タイの金相場の動向|日本で売却する際のポイント

【2023年版】タイの金相場の動向|日本で売却する際のポイント

タイは、金取引が盛んな地域として知られています。そこで今回は、タイの金相場の動向や、タイで購入した金製品を日本で売却する際の注意点をお伝えします。

近年のタイにおける金相場の推移

金の取引はタイでも活発に行われています。タイにおける金相場の推移を確認するために、2019年から2023年までの過去5年間について、毎年1月時点での金価格の平均を以下の表にまとめました。

年月 金価格の平均値(1gあたり)
2019年1月 1,321.00バーツ
2020年1月 1,527.82バーツ
2021年1月 1,801.56バーツ
2022年1月 1,939.68バーツ
2023年1月 2,027.18バーツ

バーツはタイで使用されている通貨の単位です。こちらの表を確認すると、タイにおける金の取引価格は毎年上昇していることがわかります。

タイの金取引の特徴

金相場
タイはかつて金産出国であり、日本と比べて金が身近な存在であったことから、取引においても独特な特徴があります。こちらでは、タイの金取引の特徴を解説します。

金行の存在

タイにおける金取引の最大の特徴は、「金行」の存在です。金行とは、デパートやショッピングモールなど、国内のさまざまな場所にある金の販売店のことです。壁や天井などが赤く塗装されているのが特徴で、金を使ったネックレスや指輪などのアクセサリーはもちろん、金貨・インゴットなども購入できます。

流通している金の純度

タイでは、金行の存在によって日本よりも気軽に金の売買が行われています。そのため、タイを訪れた際に金製品を購入しようと考える方もいるでしょう。その場合に気をつけなければならないのが金の純度です。
日本では金の純度が約100%の24金や、75%の18金が主流です。一方、タイの場合は金の含有量が96.5%の23金が多く出回っています。中には24金と表記されている製品でも、測定すると23金の場合もあるため、「基本的には23金」と覚えておくのがおすすめです。

タイの金相場に影響を与える要因

タイの金相場は、どのような要因によって変動するのでしょうか。こちらでは2つの例をご紹介します。

国内経済の状況

タイ国内の経済状況は、金相場に大きく影響します。具体的には、タイ国内の経済状況が悪化すると、現金に対する信頼が低下し、金を購入する方が増えて価格も上昇します。反対に、国内の経済状況が好転すると、金を現金に替える方が増えるため価格は下落します。この原理は、日本の金相場の場合でも同様です。

政治的要因

金の価格は、政治的な要因によって変動する場合もあります。例えば、中央銀行が政策金利を引き上げると、インカムゲインのない金の価格は下落します。インカムゲインとは、株式における配当金や不動産における家賃など、資産を保有していることで得られる収益のことです。タイの金相場を理解するには、タイの政府がどのような政策を行うのかを定期的にチェックする必要があります。

タイで金を買って日本で売ることはできる?

タイで金を購入し、それを日本で売却すること自体は可能です。タイは日本よりも金が身近な存在であるため、金行や商店などで気軽に金を購入できます。ただし、金の取引価格は世界で統一されているため、タイと日本の金価格の差額で利益を出すことは基本的にできません。
以下では、タイで金を購入する際や日本に持ち込む場合の注意点を解説します。

偽物も出回っている

タイでは日々多くの金が取引されているものの、偽物も一定数出回っています。「本物だと思って購入したが、日本に帰ってきて査定に出したら偽物だった」という事態も起こり得るため注意が必要です。金行協会に加盟している店舗であれば基本的に問題ありませんが、個人商店を利用する場合には気をつけましょう。

持ち込みに関するルールを把握する

タイから日本へ金を持ち込む場合には、日本の法律に従う必要があります。国内への金の持ち込みに関するルールは以下の2点です。
・純度90%以上の金の重量が1kgを超える場合には、税関に事前申告を行う
・20万円を超える物品を国内に持ち込む場合には、申告したうえで税金を支払う
上記のルールを把握し、適切に対応することが大切です。

まとめ

買取専門店の「なんぼや」では、タイで購入した金製品の買取も実施しています。金の純度はもちろん、宝石の有無やデザイン性なども加味して査定額をご提示いたしますので、金の売却をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

今日の買取相場価格 ※1gあたり

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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