金とプラチナ~希少価値の高い2つの金属の魅力とは?
金とプラチナはどちらも希少価値の高い金属です。長い間人々から愛されてきた2つの金属の魅力はなんなのでしょうか。今回は宝飾品以外の分野でも活躍し、資産としても人気の高い金とプラチナの魅力をご紹介します。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金とプラチナ 紀元前から珍重されてきた
金と人類の付き合いは紀元前までさかのぼります。現存する最古の金の装飾品は紀元前6000年代のシュメール文明のものであり、人々ははるか昔から金を精錬してきたようです。
装飾品や美術品、通貨、はては食用としても使われてきた金は、人類の歴史と関わりの深い金属と言えます。
プラチナの歴史も古く、紀元前の頃に作られたと思われる装飾品が出土しています。プラチナは金よりも採取できる量が少なく、原鉱石1トンの中からおよそ3gしか取ることができません。その希少価値の高さは「プラチナカード」や「プラチナチケット」のような比喩にも表れています。
現在、アクセサリーとしてのプラチナは中国や日本で人気が高く、ハイクラスなジュエリーの地金として金と双璧をなす存在です。 関連記事【更新:2024年11月】プラチナの見分け方は?刻印や磁石を使った鑑定方法をご紹介
プラチナは貴金属のなかでも価値が高い分、偽物などが出回ることも少なくありません。そこで今回は、プラチナが本物かどうかを見分ける方法について解説を…
2024.11.06
金とプラチナ あらゆる分野で使われている
金とプラチナにはどちらも展性があって加工がしやすい上、安定性が高くさびにくいという特徴があります。
他の金属と混ぜて合金にするのも簡単な2つの金属は、工業・医療の分野でも使用されています。
金は電子部品の基盤やICチップに用いられることが多い金属です。電気抵抗が小さいため伝導性が高く、電気信号の伝達に適しているのです。
また、金の耐蝕性の高さや人体へ悪影響を及ぼす可能性の低さから、歯の治療にも使われています。金歯であれば常に濡れている口の中でもさびたり溶けだしたりする心配がありません。
プラチナは世界的に見て、宝飾品よりも工業用部品として使われることが多い金属です。
特に自動車の排ガスに含まれる有害物質を取り除くための触媒、燃料電池の電極など、自動車産業での需要が多いことが特徴です。
医療分野においては、体内に埋め込まれるペースメーカーの部品にも使われています。
プラチナはその耐蝕性と強度の高さから、1kgの重さをはかる国際基準となる「国際キログラム原器」の素材となりました。プラチナ90%とイリジウム10%からなる1kgの分銅は、フランスの国際度量衡局にて真空状態で保管されています。
金・プラチナの買取価値を確認したいときは、目利きのバリューデザイナーによる「なんぼや」の無料査定をご利用ください。
駅から近い便利な全国144店舗の一覧はこちら
金とプラチナ 資産価値の高さに定評がある
金もプラチナも資産としての価値が高い金属です。日本ではほとんどの場合、ドル建ての値段で取り引きされています。
金はいつの時代でもどの国でも安定して高い価値のある資産です。通貨のように価値がなくなってしまう心配がないため、金融危機や情勢不安の際に人気が高まると言われています。近年は金の相場が上昇傾向にあり、金投資の人気はますます高まっているようです。
プラチナは金より産出量が少なくグラムあたりの値段も高価でしたが、2012年以降は金の相場がプラチナ相場を上回る逆転現象が起こっています。
また、プラチナは値動きが起こりやすい金属です。理由のひとつには産出国が南アフリカとロシアに偏っていることがあります。世界の総需要量の9割を南アフリカとロシアが産出しているため、両国の情勢によってプラチナ価格は左右されやすいのです。
また、プラチナ需要が工業製品メインになっていることから、景気悪化の際には需要が減って相場が下がりやすくなってしまいます。
ただ、逆転現象が起きているといってもプラチナが希少価値の高い金属であることに変わりはなく、今後の状況次第ではまた値上がりしていくこともあり得ます。
長期保有を前提に、価格が下がっているうちに購入しておく投資家の方もいるようです。
金とプラチナ どちらも魅力的
金とプラチナは
- 紀元前から珍重されてきた
- 工業、医療などさまざまな分野で使われている
- 資産として人気が高い
と、どちらも同じように魅力があります。周りをよく探してみると、意外な場所で2つの金属との関わりが見つかるかもしれません。
現在金・貴金属製品の買取相場が上がっています
売却前の相談や店舗に行く前に買取金額の目安を知りたい方はコチラ