選べる買取方法

買取強化中の金・貴金属

買取強化中のブランド

買取対応ジャンル一覧

「なんぼや」について

  • 公式X(ツイッター)
  • 公式Facebook
オンラインで手軽に査定完了。 オンライン買取
全国の経営者様へ 「なんぼや」の法人買取 査定・キャンセル無料 高額翌日振込可能 大量買取 高額買取

【更新:2024年4月】プラチナの見分け方は?刻印や磁石を使った鑑定方法をご紹介

【更新:2024年4月】プラチナの見分け方は?刻印や磁石を使った鑑定方法をご紹介

プラチナは貴金属のなかでも価値が高い分、偽物などが出回ることも少なくありません。そこで今回は、プラチナが本物かどうかを見分ける方法について解説をします。

刻印によるプラチナの鑑定方法

pt950
プラチナを見分ける方法として、刻印があります。この刻印は、製品の純度や品質を示す指標で、指輪なら内部、ネックレスならば留め金付近など、目立たない部分に彫り込まるのが一般的です。
多くのプラチナ製品には、その純度を示すために「Pt950」や「Pt900」などが記載されています。これは、それぞれプラチナ含有量が95%、90%であることを意味します。ちなみに、プラチナの純度については、pt850以上が公式の基準となっており、これ以下の含有率では正式なプラチナ製品と認定されません。
また、古い製品では「Pm」が用いられていることもあり、とくに「Pm850」と表記されているものは、現代の「Pt850」(含有量85%のプラチナ)に相当します。一方、「Pm」のみと記載されている製品は、プラチナの含有量が低い可能性があります。
なお、日本製のプラチナ製品の場合、金種刻印と数字に加えて日本国旗が刻印されているものは、日本の造幣局が品質を保証した製品となります。これらの製品は、本物のプラチナ製品と考えてよいでしょう。

磁石を使ったプラチナの鑑定方法

プラチナは磁石に反応しない性質を持っています。つまり、磁石を近づけて反応がなければ、そのアイテムはプラチナである可能性があります。たとえば、プラチナの偽物としてよく使われるニッケルは、磁石に反応します。疑わしい金属に対して磁石を近づけて反応があれば、それはプラチナ製品ではないと考えられます。
ただし、磁石に反応しない金属が他にも存在する点には注意が必要です。たとえば、シルバーやプラチナメッキが施された他の金属も磁石に反応しないため、これだけを基に真贋を判断するのは困難です。
また、プラチナ製品でも一部、たとえばネックレスの留め具だけがプラチナで、残りが他の金属で作られている場合もあります。そのため、磁石による検証はあくまで見分ける方法のひとつと考えましょう。

比重計を使ったプラチナの鑑定方法

比重とは、物質の密度のことで、その値を確認することで、プラチナと他の素材とを区別できます。プラチナの純度に応じて比重は次のようになります。

プラチナの純度 比重の範囲
PT1000 21.24~21.66
PT950 19.84~20.85
PT900 18.61~20.08
PT850 17.53~19.38
PT800 16.56~18.72
PT750 15.70~18.10

比重を求めるには、物質の比重=空気中の重量÷(空気中の重量-水中の重量)という計算式を使います。これは、空気中と水中でのプラチナの重さの差を求め、その差を空気中の重さで割ることにより算出できます。ちなみに、家庭でも料理用の計りを使って調べることは可能ですが、精度の高さは期待できませんし、手間もかかります。そのため、もっとも確実な方法は、プラチナの比重を専門的に測定できる貴金属買取店や専門店へ持ち込むことです。

試金石を使ったプラチナの鑑定方法

プラチナ製品を試金石で削り、その後で硝酸を塗布する方法です。プラチナの場合、硝酸を塗布しても削った跡が消えない特性があります。それに対して、プラチナ以外の物質であれば硝酸を塗布すると削った跡が消えるケースが多くなります。
ただし、この方法には注意点があります。具体的には、試金石でプラチナ製品を削ると、製品に傷が付いてしまう可能性があります。そのため、大切なネックレスや指輪、ピアスなどを確認する場合は、このデメリットを十分理解した上で行うべきです。
さらに、もう一つの注意点として、タングステンは試金石で削れないという特性があります。これはタングステンが非常に硬い物質であるためです。したがって、試金石で削れない場合は、その製品がタングステンである可能性も考慮しなければなりません。

蛍光X線分析を使ったプラチナの鑑定方法

X線を使い、対象の金属の種類を調査する方法です。ただし、蛍光X線は数百万円するため、自宅への導入は難しいでしょう。一部の貴金属買取の専門業者などは、店舗等に用意している場合があります。
X線分析を使う場面として、試金石では見分けることができないケースやプラチナのインゴットなど外側は本物のプラチナを使い、中は「タングステン」が埋め込まれている場合などが考えられます。貴金属を専門の買取業者では、そういった怪しい商品を鑑定する方法として、蛍光X線分析を使うことが多いです。
お持ちのジュエリーがプラチナかどうか知りたい場合は専門の業者へ調査を依頼するか、買取専門店へ査定依頼をすることで蛍光X線分析をしてもらえる可能性があります。

まとめ

プラチナインゴット
今回は、お手持ちのプラチナが本物かどうかを見分ける方法について解説しました。ただし、ご自身でその価値を判断するのは難しいでしょう。「なんぼや」であれば、お客様からお預かりしたプラチナ製品に対し、その価値に見合った買取価格のご提示が可能です。売却をお考えであれば、ぜひ一度当店にお持ち込みください。

今日の買取相場価格 ※1gあたり

円(

プラチナ

円(

シルバー

円(

パラジウム

円(

水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

お電話LINEで無料査定
ご質問・ご相談もお気軽にお問い合わせください