金買取でのトラブルを避けるために「怪しい業者」を見極めるコツ
金の価格が上がっている今、残念ながら「金の買取に関するトラブル」も急増しています。被害にあって悔しい思いをしないためには、「怪しいな」と思ったときに適切に対処できるよう、準備を整えておく必要があるでしょう。
金の買取業者の中で怪しい業者には、いったいどんな特徴があるのでしょうか。またトラブルを避けるためにはどう行動するのがベストなのでしょうか。金の取引を考え始めたときに、ぜひ知っておいていただきたい知識を紹介します。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金買取でのトラブル 金価格高騰……安く買いたい業者は多数
2000年代に入り、急激に上昇した金の取引価格。当時のことを思いますと、ここ最近は落ち着いた動きを見せていると言って良いでしょう。
とはいえ、それ以前のことを考えますと、まだまだ「高値安定」とも言える今、「金を買取したい」と考えている業者も少なくありません。
金の取引価格の指標は、世界的な市場で決定されています。もしも、自分自身の顧客から安く金を買いたたくことができれば、正規のルートで売り抜けるだけで「もうけ」を生み出すことができるでしょう。
このため、顧客に対して適切な情報を開示せず、半ば強引に金の取引をすすめようとする業者も存在しています。
どんな業者が怪しいのか知るためには、まずはその特徴を頭に入れておきましょう。
金買取の買取方法と手順について
金の買取方法には、店頭買取、訪問買取、宅配買取があります。
店頭買取では鑑定士がその場で貴金属を査定します。直接現金を受け取ることができますが、予約なしでは混雑時に待つことがあります。
訪問買取は、鑑定士が自宅まで来て直接査定を行います。その場で現金化可能ですが、自宅に訪問者を招くことへの抵抗感があるかもしれません。
宅配買取は、宅配キットに貴金属を入れて送ることで査定します。銀行振り込みで買取代金が支払われますが、配送中のリスクや買取店のスタッフと対面でやり取りできないことがデメリットです。
さらに、メールやLINEを利用した査定方法もあります。商品の写真や情報を送るだけで簡単に買取金額が提示されますが、鑑定士が実物を見ていない段階での暫定的な金額です。そのため、最終的な買取価格と初期の見積もりに差が生じる可能性があります。
どの方法を選択するにしても、事前に買取業者の信頼性を確認し、適切な取引を心がけましょう。
金買取の手順は以下のとおりです。
1.査定
2.見積りの提示
3.契約
4.正確な測定
5.買取金額の確定とお支払い
まずはじめに、買取を希望する金製品を専門の鑑定士が丁寧に査定し、製品の純度や重量、市場価値を総合的に判断して買取価格の見積りが行われます。
見積もりが提示された後、依頼側に買取を進める意志があれば、身分を証明する書類の提示と買取申込書の記入を行い、契約成立です。
その後、正確な重量の測定のため、製品から宝石や付属品を取り外し、金の部分のみの重量が精密に測定されます。ここで最終的な買取価格が算出され、依頼側は現金または銀行振込による支払いが行われます。
この一連の手続きは、国の古物営業法に基づく正当性を担保するためのものです。
特に、本人確認は法律によって厳格に義務付けられており、宅配買取やオンライン買取を利用する場合も例外ではありません。
買取業者によっては細かな手順に違いが見られることがありますが、基本的な流れは上記のとおりです。
また、現金での支払いを希望しない場合には、事前にその旨を業者に伝え、支払い方法について相談しておきましょう。
金買取でのトラブル 悪質な訪問買取業者に注意して
訪問買取は、わざわざ自分から店舗に出向かなくても良い分、近年人気を高めている買取サービスです。担当者が自宅までやってきて、あらゆる品物を買取してくれます。
訪問買取を行う際の流れは以下のとおりです。
- 自分でお店を選び、サービス利用も申し込みをする
- 査定するスタッフが自宅にやってくる
- 品物をチェックしてもらう
- 査定金額を伝え、納得できれば商談成立
- 品物を引き取ってもらい、現金をもらう
しかし中には、「怪しいな」と感じさせる業者も存在しています。
このような危険な業者の特徴は以下のとおりです。
- 自分で依頼したわけではなく、勝手に自宅に訪問される
- 最初は「何でも買い取る」と言ったのに、徐々に「もっと貴重なものを」と催促する
- 見積書を出さない
- 買取が成立するまで帰らない
自分で依頼していないにも関わらず、向こうから電話でアポを取ってきたり突然訪問してきたりする業者は怪しいですから、十分に注意してください。
このような業者は「どんな物でも買取しますから」という言葉で、古い品物の処分に困っている方に近づいてきます。
本当に不必要なものを出しても満足せず、「これでは査定できませんので、もっと高い物を」と催促してきます。
買取が成立するまで長く居座ることで相手にプレッシャーを与え、強引に品物を持って行ってしまうケースも少なくありません。
見積書を出さず、あとに証拠を残さないことも特徴の1つ。出したとしても、そこにはざっくりとした情報しか記載されていないことから、後々のトラブルにつながりやすいのです。
金買取に関わる悪徳業者の手口
金買取業界には、正直で信頼できる業者が多く存在しますが、一方で、不当に低い価格での買取を強要するなどの悪徳業者が絶えません。だまされないための有効な手段は業者の手口を知ることですが、どのようなものがあるのでしょうか?以下はよくある手口の一つです。
●市場価格よりも遥かに低い価格での買取
●商品受け取りの後、連絡が途絶える
●強引な買取
●断ってもなかなか帰らない
●買取のキャンセルや返金に関するトラブル
ここでは、よくある悪徳業者の手口について解説します。
市場価格よりも遥かに低い価格での買取
最も一般的な手口は、市場価格よりも遥かに低い価格での買取です。悪徳業者は、買取相場を大幅に下回る金額を提示して利益を得ようとします。相場が1グラムあたり5,000円の金を1,500円で買取るなど、買取金額の異常な安さにはご注意ください。
特に知識が乏しい方や急いで現金が必要な方が狙われやすい傾向にあり、業者はさまざまな理由を挙げて低価格を正当化してきます。買取前には複数の業者から見積もりを取り、インターネットでの口コミや評判、相場情報をチェックし、適正価格での取引を心がけましょう。
商品受け取りの後、連絡が途絶える
宅配買取を利用する際に起こりうるトラブルの一つに、商品を送った後に業者からの連絡が途絶えてしまうケースがあります。
トラブルを避けるためには、事前に業者の信頼性を確認し、実際に利用した人の口コミや評判、業者の対応速度などをチェックしておきましょう。また、買取申込時には連絡先や取引の記録をしっかりと保管し、万が一の事態に備えておくと安心です。
強引な買取
強引な買取も一般的なトラブルの一つです。訪問買取では、自宅に業者を招き入れるため、断りづらい状況を作られ、望まない買取を強要されることがあります。特に高齢者は、押し売りに弱いとされ、不利な取引を強いられるケースが少なくありません。
強引な買取を避けるためには、訪問買取の際には必ず信頼できる第三者を立ち会わせる、不審に思ったら直ちに取引を中止するなどの対策が有効です。
訪問買取では、高齢者宅を狙った「押し買い」が問題となっているため、事前に業者の評判や実績を調べるようにしてください。
断ってもなかなか帰らない
訪問買取の際に発生するもう一つの問題は、断ってもなかなか帰らない業者です。このような場合、業者は長時間居座ることで、顧客に心理的な圧力をかけ、買取を迫ることがあります。
断固とした態度で拒否することが重要ですが、それでも帰らない場合は、警察に相談することも検討しましょう。訪問買取を利用する際は、事前に業者の情報をしっかりと調べ、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。
買取のキャンセルや返金に関するトラブル
買取後に価格に納得がいかず、キャンセルや返金を求めるも、業者が応じない場合があります。特に、買取契約を結んだ後には、クーリングオフ制度が適用されないケースもあるため、契約前には条項をよく確認し、納得できる価格かどうか慎重な判断が必要です。
これらの手口を踏まえ、金を買取に出す際には、業者選びに十分注意を払ってください。
金買取でのトラブル 怪しい業者を避けるためのコツを知ろう
家から自由に出かけられない方にとって、訪問買取は非常に便利です。もちろんすべての業者が怪しいというわけではなく、誠実な商売を行っている業者の方が大多数です。
訪問買取の利用を検討するなら、このような良心的な業者を探してみてください。
具体的なポイントは以下のとおりです。
- 主体的に決める
- 店舗を持っていて、そこから訪問買取担当スタッフが派遣されてくること
- 身元が確かなこと
- 金の見積もりに対して、きちんとした見積書を作成してくれること
- 商談が成立しなかった場合について、最初に説明してくれること
まず、最低限頭に入れておきたいのは、「利用する店舗は自分で探し、自分で決める」ということです。
相手から言われるままに行動しているだけでは、損をする可能性も高いです。
訪問買取に対応してくれるお店は、近年非常に増えています。
それぞれの具体的な情報を比較した上で、「自宅に招く業者」を決定してみてください。
たったこれだけでも、怪しい業者を避けるためのコツとなるはずです。
また信頼できる店舗であれば、自分の身分を証明した上で、「なぜこの買取金額になるのか」をわかりやすく提示してくれます。
納得して商談が成立すれば良いのですが、そうならなかった場合でも気持ち良く対応してくれるかどうかも、事前に確認しておきましょう。
店舗から派遣されている
実店舗から派遣されている鑑定士や査定士は、その企業の信頼性の証です。実店舗を持つ買取業者は、顧客との直接対話を重視し、アフターサービスやクレーム対応にも迅速に対応できる体制を整えています。
実際に店舗を訪問すれば、業者の営業態度や店内の雰囲気を直接確認できるため、安心して貴金属を査定に出せます。
また、店舗があることで、トラブル発生時の対応がスムーズに行える点も大きなメリットです。
身元が確かである
業者の身元が明確であるかを確認するためには、まず業者が提供する名刺や連絡先、実店舗の有無をチェックしましょう。
信頼できる業者であれば、店舗の住所や連絡先、運営会社の情報がはっきりと記載されています。
また、インターネットでの業者の評判や口コミ、事業者登録がされているかどうかも調査するとよいでしょう。
事業者登録番号や公安委員会による古物商許可番号がある場合は、その業者が法律に基づいた適正な運営をしている証拠です。
きちんとした見積書を作成してくれる
金の買取を行う際、正確で詳細な見積書を作成してくれる業者を選びましょう。見積書は、買取価格の透明性を保証し、後からトラブルが起こった際には重要な資料となります。
見積書には、貴金属の種類、重量、純度、買取価格など、買取に関する詳細な情報が含まれているかチェックしてください。また、会社名や連絡先、日付が明記されているかも確認しましょう。
信頼できる業者は、査定結果を正確に記載した見積書を提供し、その内容を丁寧に説明してくれます。
説明が丁寧である
貴金属買取を行う際、業者からの説明が丁寧であるかどうかも重要な判断基準です。
信頼できる業者は、査定の基準や買取価格の算出方法、取引の流れなど、質問にも正直かつ丁寧に答えてくれるはずです。また、契約に関する詳細やキャンセルポリシーについてもしっかりと確認してください。
説明が不十分な業者や、質問に対して曖昧な回答しかしない業者は、避けたほうが無難です。
金買取でのトラブル もしも怪しい業者に当たってしまったら?
業者選びに気を付けていても、残念ながら「怪しい業者に当たってしまった!」ということもあるでしょう。
こんなときには、き然とした態度で対応することが大切です。
売らないものは売らない、帰ってくれないのであれば相応の対応をする、とハッキリと伝えてください。
どのような品物であれ、「売る」「売らない」の判断は本人の自由です。少しでも「怪しいな」と思うことがあれば、いったんお引き取りいただいた上で、じっくりと検討してみてください。
「やっぱり売りたい」ということであれば、再度その業者に対して、自分から連絡すればOKです。
金買取でのトラブルまとめ
ほとんどの業者が誠実に金の買取を行っているとはいえ、悪質なトラブルが後を絶たないのも現実です。「怪しい」と思う業者は利用しないなど、自分で自分の身を守ることが大切だと言えるでしょう。
金の取引について検討し始めたら、信頼できる業者の情報を、まずは自分の手で集めてみてくださいね。
現在金製品の買取相場が上がっています
写真を撮って送るだけ、店舗に行く前に買取金額が無料で分かります。