2024年
7月1日週
金相場の過去推移

2024年 7月 1日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 7月 1日週 金相場の価格推移

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2024年 7月 1日週 金相場の価格推移表

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2024年 7月1日週 金相場に対する考察

2024年7月1日〜7月5日週のNY金相場は、2397.7ドル(前週比2.5%上昇)で週間の取引を終えました。前週までの方向感のない展開と打って変わって木曜日と金曜日には大幅上昇に転じ、テクニカルでみるドル建て金価格は三角保ち合いからの上放れを示唆、今後も上昇継続の可能性が高まっています。7月5日(金)につけた高値2401.5ドルは6月7日(金)の高値2406.7ドル以来の水準に回復、これまでのレンジ相場を明確に上抜けたことで日足チャートの移動平均線(5日線、20日線)がゴールデンクロスを形成し、5月20日(月)の高値2454.2ドルが次の節目として意識されます。注目されていた6月雇用統計が7月5日(金)に発表され、米労働市場の軟調さを示す結果であったことを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ開始の見方が市場で一段と強まっています。雇用統計後の米国株式市場では主要株価指数が軒並み上昇、S&P500指数とナスダック指数が揃って過去最高値を更新しました。株価上昇の流れは国内にも波及しており、日経平均株価が取引時間中に最高値41,100.13円を記録、東証株価指数(TOPIX)も約34年半ぶりに史上最高値を更新しました。株式市場の過熱感は乏しく、更なる上値追いが予想されます。また、7月3日(水)の外国為替市場ではドル円が1ドル=161円96銭をつけるなど、歴史的な円安ドル高の進行が止まりません。7月8日〜7月12日週の主な経済指標では、11日(木)発表の米消費者物価指数(CPI)と12日(金)発表の米生産者物価指数(PPI)が注目されます。どちらもFRBの利下げ判断に影響を与える重要なインフレ指標であり、前回同様に予想を下回る結果であった際には、年内複数回利下げへの期待感につながりそうです。国内金価格は、円安進行とドル建て金価格のレンジブレイクといった価格上昇を後押しする好材料が相次いでいます。7月4日(木)には過去最高値を更新する13,379円をつけました。世界的にリスクオン地合いが広がる中で、国内金価格も更なる上昇加速に期待です。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 7月 週別 金相場の価格推移

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