日本の金相場は今後も上昇トレンドに?基礎情報も分かりやすく紹介
金相場は、様々な要因から上下するもの。金投資に慣れていないときには、相場情報を見ても「不規則に動いているようにしか思えない」なんてこともあるかもしれません。
しかし実際には、金相場は世の中のお金の動きと連動して動くもの。上昇・下降それぞれのトレンドを把握することができれば、「今が売り時なのか、それとも買い時なのか」を判断できるようになるでしょう。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金取引では、まずはチャートをチェックしてそのときのトレンドをチェックするようにしましょう。
金のトレンドはチャートからチェック
金に限らず、その値段が変動する物の場合、一定方向に値段が動きやすくなることがあります。
価格が安定しているときには、毎日微妙に上がったり下がったりする金の価格。
しかしある状況においては、「少しずつ価格が上昇していく」というケースもあるでしょう。
こうした一方向に向けた動きをトレンドと言い、価格が上昇していく場合は「上昇トレンド」、価格が下落していく場合は「下降トレンド」と言います。
もちろん「現在上昇トレンドにある」からといって、その流れが永遠に続くわけではありません。いつかは頭打ちの状態となり、その後高値をキープするケースもあれば、反対に下降トレンドに乗ってしまうようなケースもあります。
とはいえ、価格が乱高下しているときと比較しますと、今後の価格の流れをチェックしやすい時期とも言えます。
金投資を検討するのであれば、「トレンドをつかむ」という作業が非常に重要なポイントとなります。
日本における金相場は、長い上昇トレンドにある
とはいえ金相場におけるトレンドは、2000年代以降緩やかな上昇を継続しています。時期によって多少の下落はありますものの、それが継続することはありません。
2011年以降は、海外での金相場が下がったものの、ドル円為替相場が円安へと傾いたことで、日本における金価格にはそれほど大きな影響を与えませんでした。
このため、現在も高い水準での金取引が行われています。大きな下降トレンドがないということは、投資初心者にとってもハードルが低いということ。
そのほかの投資対象と比較しますと、値動きの幅が小さい分、「安い時期に金を購入し、高い時期に売却する」という方法で、大きなもうけを出すことは難しいかもしれません。
しかし、様々な経済的リスクにも強いと言われている金。
資産の一定割合を「金」で所有するという方法には、様々なメリットがあります。
気になる今後のトレンドは?
これまで、様々な要因が重なって、長い上昇トレンドにあった金相場。
ここで気になるのが、「今後一気に下降トレンドへと移行することはないの?」という点です。
金のトレンドを予測するためには、様々な経済的要因だけではなく、世界情勢やドル円為替相場の影響も考慮する必要があります。完全にトレンドを読み切ることは難しいでしょう。
とはいえ金は、
・世界で採掘できる量には限界があること
・すでにある程度の金が掘り尽くされていると考えられること
・中国やインドで、多くの人が金を求めており、今後もこの流れは続くと予測されること
これらの理由から一気に下降する可能性は低いのではないかと言われています。
もちろん、ドル円為替相場が円高へと傾けば、それだけで金の価格は下落することになりますから、一時的に金の相場が押し下げられることはあるでしょう。
しかしそうした事象は長く継続するものではなく、長期的に見れば、金の価格は緩やかに上昇を続け、いずれ「1グラムあたり7,000円~9,000円」という時代を迎えるのでは…なんて予測する方も少なくありません。
短期的な保有を意識して金を購入しますと、トレンドによっては損をすることもあるでしょう。しかし長期的な保有を前提に金を購入すれば、そうしたリスクは低くなります。
もちろん金は、「守りの資産」とも言われるとおり、「保有しているからといって、具体的なメリット」があるわけではありません。そのほかの投資対象とのバランスを意識しながらも、少しずつ買い増ししていくのが良いでしょう。
まとめ
金の相場からトレンドを把握することは、金投資でもうけを出すために非常に重要なポイントとなります。
自身の投資の目的を考えた上で、今後の相場がどうなりそうか、予測してみてください。
とはいえ金相場を長期的に見れば、今後も緩やかな上昇トレンドを継続するのでは、という見方も多くあります。
上昇する可能性が高いのであれば、「今が買い時」と考えることもできます。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。