東京オリンピックに向けた金相場の動きは?金の買い増しもおすすめ
2020年に開催される東京オリンピックに向けて、各所で様々な準備が進められています。建設ラッシュや観光客の増加、グッズ販売収益などで、経済も上向きになる!なんて言われていますよね。
オリンピックで各国の選手たちが活躍するのを楽しみにしつつ、もう1つ気になるのが「金相場の行方」についてです。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
オリンピック開催に向けて金相場も上昇する!と言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。気になる予測について、オリンピックや各国を巡る事情などから解説していきます。
オリンピックで使われる「金メダル」は、実は純銀製
オリンピックで注目される「金」といえば、やはり金メダルです。種目や競技別に用意される金メダルを、「誰がとるのか」で非常に盛り上がることでしょう。
貴金属という対象で見れば、以下のようなポイントも気になるところです。
・1個あたり何グラムの金が使われているの?
・金メダルを用意するために、金の価格は高騰しないの?
東京オリンピックにために、大量の金を必要としている!というのであれば、金の価格に影響が出ても良さそうですよね。
とはいえ実際には、金メダルは「純銀に金メッキを施す」ことで作られています。1つのメダルに使われている「金」は、「最低6グラム」と決められており、「純銀製のメダル」に金メッキとして使われています。
メダルの重さは、オリンピックによって様々ですが、全てを純金で用意しようとすれば、非常に大変なこと。日本の金相場にも影響が出るかもしれません。
しかしそういうことはなく、しかも東京オリンピックの金メダルは、「リサイクル金属だけで作る」という取り組みが行われています。
金メダルの製造が、金相場に多大な影響を及ぼすとは考えづらいです。
2020年には「1グラム7,000円代」という予測もアリ
金メダルによる影響は非常に限定的ですが、実際のところ、東京オリンピックが開催される2020年までに、金の相場は緩やかに上昇していくのではと考えられています。
これは、中国やインドの成長が継続しており、より多くの金を求めるようになると言われているためです。
中国やインドの人々にとって、金は特別な意味を持つ金属。「ジュエリー」や「投資対象」としてだけではなく、生活のあらゆる場所に密接に関わっています。
順調に経済成長を遂げてきて、金を求める人口が爆発的に増えているというわけですね。
もともと、中国やインドは、アジア屈指の産金国として知られており、南アフリカの減産の後は世界の中心産金国と言っても過言ではありません。
自身の国で産出される金だけでは足りず、海外からも積極的に輸入するような状態が続いています。
この流れが続くことにより、2020年ごろには「金1グラムあたり7,000円突破」なんて予測を立てる方も少なくありません。
「オリンピック前だから」というだけではなく、海外も含めて様々な事情を考慮した上で、「今は金の買い時だ」と判断する方も多くいます。
東京オリンピック後は円安傾向に?
金を購入するのであれば、「東京オリンピックまで」の相場だけではなく、「東京オリンピック後」の相場についても気になるところです。
東京オリンピックまでは、様々な特需にわく日本経済。
しかし残念ながら、それはずっと続いていくわけではありません。
東京オリンピックが終了すれば、建築ラッシュや海外からの観光客増加も一段落するでしょう。この段階で日本経済は失速し、円安が進むのでは?と予測する専門家も少なくありません。
もし実際に円安が進行したとすれば、その分金の相場は上がることになります。
「円」の力が弱まる一方で、「金」が持つ力が強まるというわけですね。
オリンピック後の経済変化について検討した際の「リスクヘッジ」としても、金は有効に働いてくれることでしょう。
2018年の金の価格は、まだまだ「低い」と言われていますから、積極的に買い増しを検討するのもオススメです。
まとめ
東京オリンピックが開催されるからといって、それがそのまま、金相場にダイレクトに反映されるわけではありません。
しかし2020年に向けた日本の経済状況や、諸外国の影響によって、金相場は少しずつ上昇していくのでは?と考える方も多くいます。
こちらの考えに賛同できると思えば、まだまだ金の相場が低い今の時期に、無理のない範囲で「買い増し」を検討してみると良いでしょう。
自身の資金を守るための手段としても有効な「金」。
東京オリンピック後の様々な経済変化に対応するためにも、「まずは一から金購入を開始してみる!」というのもオススメの方法です。