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銀の重さと純度の関係性とは?銀の種類や純度の調べ方、純度による違いも解説!

銀の重さと純度の関係性とは?銀の種類や純度の調べ方、純度による違いも解説!

貴金属の中古市場でよく取引されている銀は、重さと純度の関係を知っておくことで、相場の把握に役立ちます。

今回は、銀の重さと純度の関係について解説します。また、銀の種類や純度の調べ方にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

銀の重さを表す「比重」とは?

銀などの貴金属の重さは、「比重(g/cm²)」で表されます。比重とは物質の重さを示す尺度で、比重が1g/cm²である水を基準として計測する方法が一般的です。

比重を計りたい物質を水に入れた場合、水よりも比重が大きい物質は沈み、水よりも比重が小さい物質は浮きます。この際に増えた水の量を計測することで、比重の算出が可能です。

銀の純度と比重の関係

銀の純度は、比重によって異なるといった特徴があります。また、アクセサリーなどに使用されている銀は、銀以外の金属を混ぜた合金が使用されている点に注意が必要です。

銀の純度ごとの比重は、次のとおりです。

銀の純度 比重(g/cm²)
99.9%以上 10.49
95% 10.41
90% 10.15
80% 10.07
75% 9.99
65% 9.90
60% 9.82
55% 9.75
50% 9.67

銀の純度が低いものほど、他の金属が混ぜられた合金であるということになります。

純度の調べ方

銀をはじめとする貴金属の価値は、純度によって異なるのが一般的です。自身が持っている貴金属の価値を知りたい場合は、純度を調べてみましょう。

純度を調べる方法は、次の3つです。

比重を計測する

比重を計測すれば、純度の目安を把握することが可能です。

比重の計測方法は、次のとおりです。

  1. 比重を計りたい貴金属の重量を量る
  2. 水を入れた容器を重量計にセットし、表示をリセットしておく
  3. 貴金属を糸につるし、水の中に入れる
  4. ①(貴金属の重さ)÷③(水に入れた状態での重さ)から比重を求める

糸につるした状態で水に入れる際は、容器の側面や底面に触れないように注意しましょう。また、宝石が付いている場合は、正確な比重が算出できません。

刻印をチェックする

金や銀などの貴金属の純度を知るには、純度を示す刻印をチェックしましょう。純度の刻印は、本物であることを証明するために施されています。

純度の刻印は、アクセサリーの種類によって異なります。

アクセサリーの種類 刻印の場所
ブレスレット・ネックレス プレートや留め金の裏面
ピアス キャッチやポスト部分
ブローチ 背面の針
リング リングの内側
インゴット 表面

買取査定を依頼する

刻印がない場合や宝石が付いていて比重を計れない場合には、買取査定に出すことで、正しい純度を調べてもらえます。

貴金属を取り扱っている買取業者であれば、専用の機器を使用して正確な純度の測定が可能です。また、専門知識を持つスタッフが在籍している業者なら、相場や貴金属の価値をしっかりと見極めてくれます。

銀の種類と刻印

銀は、純度や混ぜられている金属によって見た目や呼び方が異なります。また、純度は貴金属によって表記が異なり、銀は「SV950」「SV800」などといった刻印が施されています。

ここでは、銀の純度ごとの呼び方や特徴、刻印について見ていきましょう。

ピュアシルバー(純銀)

ピュアシルバーとは他の金属が混ざっていない純銀のことで、純度99.8%以上のものを指します。純銀、ピュアシルバーのほか、ファインシルバーと呼ばれることもあり、「SV1000」と刻印されています。

純度が高いものほど柔らかく、加工がしやすいのが特徴です。しかし耐久性が低く、重量もあるため、アクセサリー向きではありません。

一方で、銀には金属アレルギー反応が出にくいといわれており、食器や歯科治療などで活躍しています。また、純度が高い銀ほど変色しにくいです。

ブリタニアシルバー

ブリタニアシルバーとは純度95%の銀を指し、「SV950」と刻印されています。

銅をはじめとした他の金属が混ぜられており、純銀よりも耐久性に優れているのが特徴です。また、たたく・曲げる・伸ばすといった工程で硬度が高くなる「加工硬化」という銀の性質を利用することで、耐久性をより高められます。

純銀に近い輝きを持っており、純銀よりも耐久性が高いことから、多くのアクセサリーに使用されています。

スターリングシルバー

一般的なシルバーアクセサリーに多く使用されているのが、純度92.5%のスターリングシルバーです。

ブリタニアシルバーよりも多く銅が配合されており、輝きを損なうことなく、耐久性が高められています。また、鋳造に適しており、加工しやすいのも特徴の一つです。ただし、銅の配分が多い分、金属アレルギー反応が出てしまう恐れがあります。

スターリングシルバーには、「925」「SV925」「Silver925」「Silver」「Sterling」などの刻印が存在します。

コインシルバー

銀の純度が90%のものを、コインシルバーと呼びます。「SV900」と刻印のあるものが該当し、銅をはじめとした他の金属の割合が多くて強度が高いことから、雑貨や装飾品に適しています。

混ぜられている金属が多いため、硫化によって黒や茶色などに変色しやすいことと、スターリングシルバーよりも金属アレルギー反応が起こりやすいことも特徴の一つです。

比重・純度と銀の価値の関係性

銀は、純度が高いものほど価値が高くなるとされていますが、実際の銀の価値はさまざまな要素によって決定されます。

銀を使用する場合、純度が高いものほど柔らかいため、用途に適した純度の選択が重要です。また、耐久性を高めると、輝きが少なくなる、金属アレルギー反応が起きる、変色するなどデメリットがあります。

さらに、アクセサリーの場合には、デザインやブランド、製作された年代なども銀の価値に影響し、純度が高いものほど価値が高くなるとは限らない点に注意しましょう。

まとめ

銀は、比重を知ることで、純度を見極めることが可能です。また純度を調べれば、偽物かどうかの判断にも役立ちます。

銀が使用されているアクセサリーやインゴットなどは、銀の純度によって価値が異なります。また、純度だけでなく、ブランドやデザインによっても価値が変わるため、正しく見極めるためには専門的な知識が必要です。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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