金の買取で返品はあり?知っておきたい注意点とクーリングオフ

金製品の買取を依頼する方は、非常に多くなってきています。購入時よりも高い価格で売却できれば、「もうけ」を出すこともできるでしょう。どんなタイミングで、どこで手放すのが有利なのか、見極めようとしている方も多いのかもしれませんね。
最初からベストな選択ができれば良いのですが、買取成立後に「しまった!」と思うケースもあるでしょう。 2023年金買取相場急上昇中!! 9月21日(木)1gの相場が10,063円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取価格相場 推移グラフ 相場価格(円/g) ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
このような場合、一度買取してもらった金製品を「返品」してもらうことはできるのでしょうか。
買取成立前に知っておきたいポイントをまとめます。
年月日
相場価格(円/g)
{{formatDate(row.date)}}
{{formatPrice(row.price)}}
店頭買取…一度買取が成立したら返品は「不可」
所有している金製品を買取店の店頭へと持ち込み、査定を受けて、買取成立。
買取サービスを利用する際には、このような流れが一般的です。
しかしあまり深く考えずに買取契約を結んでしまいますと、「あぁあのとき売るんじゃなかった……」なんて後悔してしまうこともあります。
- 売却しようか悩んでいたが、やっぱり手放したくない
- 買取OKのサインをしたが、他店舗でもっと高い査定がつきそう
- 買取成立後に急激に金相場が上がり、売却タイミングを間違えた
これらの理由により、「一度買取が成立したものの、金製品を返品してもらいたい!」と思うケースもあるでしょう。
しかし残念ながら、店頭買取において、一度成立した契約を「なかったこと」にするのは難しいです。
多くの店舗では、買取前に「返品不可」と記した書面を用意しており、それに消費者側がサインをすることで、買取契約を成立させています。
事前に説明し、消費者側が納得した上で契約が成立しているわけですから、「やっぱり返品してほしい」というのは無理な話。残念ながら取り合ってもらえないでしょう。
クーリングオフも適用外
消費者を守る制度として有名なのが、「クーリングオフ」です。
こちらは契約後一定期間であれば、契約そのものを「なかったこと」にできる制度。
買取利用で適用されれば、もちろん商品は返品されます。
しかし残念ながら、店頭での買取利用にクーリングオフは適用されません。
クーリングオフとは、消費者にとって不利な状況のもとで交わされた契約に対し、それを無効にできる制度です。
自分自身でお店を選び、来店し、査定を受けて契約が成立した場合、「消費者にとって不利な状況」とは言えません。
店頭買取の場合には、基本的には返品不可で、さらにクーリングオフの適用外であることも、しっかりと頭に入れておきましょう。
訪問買取ではクーリングオフも可能
さて金の買取を検討する際には、「訪問買取でお願いしたい」という方もいるでしょう。
この場合、業者は消費者の自宅へとやってきて、買取に関する手続きを進めていくことになります。
実は訪問買取の場合は、クーリングオフが可能です。
一時期急激に増加した「貴金属・貴重品の押し買い」トラブルから消費者を守るために、8日間のクーリングオフ期間が用意されています。
クーリングオフに関する説明は、業者側の義務となっています。
しっかりと査定を行い、取引に関する重要事項をきちんと告知し、書面にして発行することが求められています。
もし買取サービス利用に関して不安な点があれば、クーリングオフ制度を正しく活用し、大切な品物を返品してもらいましょう。
ただし適用外アイテムもあり
店頭買取とは違い、クーリングオフが適用される訪問買取。
しかし買取してもらう品物によっては、対象とならないケースもあるので注意しましょう。
- 家具類
- 家電製品
- 自動車
- 有価証券
- CDやDVD
これらのアイテムは、クーリングオフ制度の適用外です。
金と合わせて買取を依頼するときには、注意してください。
査定金額が出たら、慎重な決断を
訪問買取の場合にはクーリングオフが残されているとはいえ、一度成立した買取契約を破棄し、商品を返品してもらうことは難しいことです。店頭買取では、ほぼ不可能と言っても良いでしょう。
だからこそ重要なのは、査定金額が出た段階で「本当に売却しても良いのかどうか、慎重に判断する」ということです。
金の買取を行う際には、いくつかの店舗で査定を受け、最も良い条件を提示してくれるお店と契約をするという手法も一般的です。
少し面倒に思えるかもしれませんが、そのほかの店舗も含めてしっかりと比較検討することで、先々の後悔を失くすことができます。
また査定金額だけではなく、「本当に買取で手放しても良いのかどうか」という点についても、考える必要があるでしょう。
特にジュエリーをはじめとする金製品は、特別な思い出が詰まった品物であるケースも多いもの。
査定結果が出た段階で、冷静に判断してみてください。
現在金製品の買取相場が上がっています
写真を撮って送るだけ、店舗に行く前に買取金額が無料で分かります。