金取引を検討したら相場をつかもう。金1キロあたりの相場とは?
世界的にも需要が高まっている金は、売買することでもうけを出すことも可能な投資商品の1つです。
安い時期にできるだけ多くの金を購入し、価格が高騰している時期に売ることができれば、その差額は自分のもうけとなります。
このもうけを大きくし、損をしないためには「金の取引価格の相場」をつかんでおく必要があるでしょう。
1キロあたりの金の相場はこれまでどう動いてきて、今後どう動いていくと予想されているのでしょうか。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金の取引相場に影響を与える要因とともにお伝えします。
金1キロあたりの価格、まずは2018年の相場を知ろう
金の売買でもうけを出したいと思ったときには、まず「今現在、金はどの程度の価格で取引されているのか」を知る必要があります。
2018年の3月から4月の数字をチェックしてみますと、1トロイオンスあたりの金の国際取引価格は1,310ドルから1,350ドル程度でした。
日本での取引価格に換算しますと、1グラム当たりの価格が4,900円~5,000円となっています。
例えば1キログラムの金を購入しようと思ったときには、490万円~500万円が必要となります。売却しようとしたときには、業者の手数料やもうけ分が発生するため、もう少し安い価格になってしまいます。
過去の金相場の流れとは?
金の価格は、そのほかの投資商品と比較して「安定していて値崩れが起きにくい」ことが魅力の1つです。このため、様々な金融リスクを回避するため、長期的な保有を見越して購入する方も多いことでしょう。
よりリスクを少なくするためには、まずは過去の金相場の流れから勉強しましょう。
金の価格の高騰が注目を集めるようになったのは、2000年代に入ってからのこと。きっかけとなったのは2001年に起きた米国同時多発テロ事件でした。
それまでの世界は、米国の経済を中心として発展してきたもの。しかしこのテロをきっかけにして、「それはリスクが高いのでは」と考える投資家が多く現れました。
よりリスクの高い投資商品から手を引き、安全性が高いと言われる金を多く購入するようになったのです。
2001年から2011年までの10年に、金の価格は4~5倍にまで高騰しました。金価格上昇の流れを受けて、過去に購入した金製品を、この時期に売却した、という方も多いことでしょう。
とはいえ、この高騰の流れは永遠に続くものではありません。
2013、2014年ごろからニューヨーク市場における金の価格は、1トロイオンスあたり1,200ドルから1,300ドル代まで下落しています。
日本の東京における金の取引価格はそこまで大幅に下がっているわけではありませんが、もちろん常に安定しているわけではありません。
様々な要因が複雑に絡み合い、1グラムあたり4,000円から5,000円の間を行ったりきたりしています。
金への投資と聞きますと、
・安定性が高い分、もうかりやすい
・誰でも気軽に、少額からスタートできる
などのイメージを抱きがちです。
しかし実際には、「高い時期に金を購入し、安い時期に手放す」ことになれば、金投資で損をすることもあります。
金の売買を検討する際には、今後の相場がどうなっていくのか、ある程度の予想を立てて取り組むことが大切だと言えます。
「なんぼや」は全国各地にて貴金属製品の買取を行っています。
査定はすべて無料のため、いつでもお気軽にお越しください。
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気になる今後について
最後に紹介するのは、金の取引価格の今後の相場についてです。もし相場が今よりも「上がる」のであれば、「今が買い時」ということになります。
反対に相場が「下がる」と予想されるのであれば、金の買取について積極的に検討する方が良いでしょう。
今後の流れを知るためには、まずは金の取引価格に影響を与える要因について頭に入れておくのがオススメです。
金の取引価格に影響を与える5つの要因
金の取引価格は、様々な要因が複雑に絡み合って決定されます。それぞれをある程度見通すことで、今後の相場がどうなっていくのか、予測することもできるでしょう。
・需要と供給のバランス
・アメリカの景気
・紛争、テロなどで地政学的リスク
・インフレ
・各国の公的機関による金の売買
一般的に金もそのほかの商品と同じように、需要と供給のバランスによって、その価格が決定されます。求める人が多ければ多いほど、その価格は上昇していくでしょう。
また金はしばしば、「安全資産」として米ドルと比較されます。景気が安定していて紛争やテロの不安が少ないのであれば、金よりもドルが選ばれやすいのですが、不安や緊張が高まりますと、安全性を求めて金を購入する方が増えます。
さらにインフレが起きたときには、金を所有しておくとリスク低減につながります。
最後は各国の公的機関による金の売買ですが、量が多い分、価格に影響を与えやすいもの。事前に予測するのは難しいかもしれませんが、最新のニュースには気を配っておきましょう。
実際には、わからないことも多いからこそ
これらの要因を踏まえた上で、金の価格が今後上がるのか、それとも下がるのか。この問題への答えは、専門家の間でも意見がわかれるところです。
実際にはわからないことも多いからこそ、自分自身の軸を持って取引を行うことが重要です。
特に「買取」については、良いタイミングを逃してしまいがちですから、業者の選定だけでも事前に済ませておくと良いでしょう。
まとめ
2018年、金は1キロあたり490万円から500万円もする高級品です。
株などと違い、「所有しているだけで何かを生み出してくれる」というわけではありませんから、購入をためらうこともあるかもしれません。
とはいえ時期を見極めて売買すれば、もうけを出すことも可能です。
相場価格がどう決まるのか、過去や現在の流れを知った上で、取引を検討してみてはいかがでしょうか。