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本物の証!銀製品の刻印について解説

本物の証!銀製品の刻印について解説

高品位の貴金属は、本物であることを証明するために「刻印」をするのが一般的です。それは銀や銀メッキも例に漏れず、ハイブランドの銀製品は、本体のどこかに刻印があるものです。

今回は、銀製品の刻印における歴史や特徴についてご紹介します。刻印の有無が買取価格に与える影響にも触れますので、ぜひ参考にしてください。

銀製品の刻印とは?

銀 刻印
銀製品や金製品などの貴金属に打たれている「刻印」は、購入者が品質を知る目安にできるよう、世界各国で導入されました。

たとえば、ヨーロッパの銀製品には純度や製造情報を明確にするため、「ホールマーク」が刻印されています。これは14世紀のエドワード1世の時代から使われている証明記号で、純度92.5%のスターリングシルバーには、その刻印が義務づけられています。

スターリングシルバーの発祥であるイギリスは、刻印を打つための品質基準が厳しいとされます。純度のみならず、検査した年代や場所・メーカー情報まで詳細にわかるため、高い信頼性が確保されているのです。また、刻印は種類が多く、イギリスやスコットランド・アイルランドでは独自のマークを採用しているケースが見られます。

日本の場合、ホールマークは金や銀・プラチナといった貴金属の材質や純度を証明する刻印として、造幣局が認定し刻印します。ホールマークは国によって刻印が異なり、日本は日本国旗がついたデザインです。

ただし、ホールマークの刻印は任意のため、ないからといって偽物とは限りません。1784〜1890年に制作された銀製品には、税金の支払いを示すために刻印が押されたこともありました。そのため、「刻印=本物」と定義するのは困難です。あくまでも刻印は、本物の貴金属であることを証明する一つの要素と考えてください。

お手持ちの貴金属に刻印が見つからない場合、比重を測定したり、鑑定に出したりするのがおすすめです。プロの専門家に鑑定を依頼すれば、純度や品質、真贋を正確にチェックできます。

銀の刻印の種類

銀 刻印
銀製品におけるポピュラーな刻印は、「SILVER(SV)」と刻まれた文字です。「SILVER」の刻印がある製品は、文字通り、銀で作られていることを示しています。また日本語で「銀製品」と刻印された製品も、同様に銀だと考えてよいでしょう。

ほかにも「925」や「970」といった刻印もありますが、いずれも銀製品を証明する刻印です。数字は製品内に「銀が何%含まれているか」を示すもので、925〜999と幅があります。また、有名なものに「SILVER925」がありますが、これは92.5%の銀と7.5%の銅で作られたスターリングシルバーの製品であることを意味します。

スターリングシルバーは金属アレルギーを起こしにくい銀として知られ、多くのアクセサリーや食器に利用されています。ただし、「925」のみの刻印の場合、銅のほかにアレルギーの原因となるニッケルが含まれている可能性もあるため注意してください。

シルバーであっても、その含有成分は製品によって異なります。金属アレルギーを持つ人は購入時に含有成分の確認が必要です。このほか、銀を示す刻印は以下の通りです。

銀が含まれる割合 刻印
ほぼ100% SV1000・SV999・SILVER1000・SILVER999・Ag999・Ag1000・純銀 (Nearly 100%)
95% SV950・SILVER950・Ag950
92.5% SV925・SILVER925・STERLING・STERLING SILVER・Ag925
90% SV900・SILVER900・Ag900
80% SV800・SILVER800・Ag800
92.5%または95.0% SV・SILVER

刻印がないからといって「100%偽物」とは断言できません。たとえば、ハンドメイドアクセサリーなどは、銀製品であっても刻印がないケースがあります。素材がわからなくて悩んだら、専門家への鑑定依頼が確実です。目視だけでなく、分析装置などを使って鑑定します。

銀メッキ製品の刻印

銀 刻印
銀製品に似たものに、「メッキ製品」や「張り製品」と呼ばれるものがあります。メッキとは、安価な原料で土台を作成し、表面のみ貴金属でコーティングした製品の総称です。メッキ製品は低コストで大量生産できますが、長い間使っていると表面が剥がれます。

メッキ製品は一見銀のように見えますが、銀が使われているのは表面だけです。中の金属は真鍮や洋白などの素材が使われています。そのため、少しの衝撃でも傷ついたり剥がれたりします。ベースに使われた金属の性質によっては、黒ずみやサビなども出てきます。

一方、張り製品は薄い貴金属の膜を何重にも癒着させたもので、メッキよりも強度があり、剥がれにくいのが特徴です。表面の検査をした場合、貴金属との区別がつきにくく、見極めるのが難しいとされます。

銀メッキと張り製品は、刻印の有無で判断できます。それぞれの刻印を見てみましょう。

メッキの刻印 名称 製法
SP SILVER PLATED(シルバー プレーテッド) 銀メッキ
SILVER G SILVER GILT(シルバー ギルド) 銀メッキ
Sheffield Silver SHEFFIELD SILVER(シェフィールド シルバー) 銀メッキ
SILVER F SILVER FILLED(シルバー フィルド) 銀張り

なお、メッキ製品は買取を行っていない店舗があるため、買取店に持ち込む際は刻印を確認してみましょう。

刻印のない銀製品は買取不可?

刻印のない製品も、素材が銀であると証明されれば、買取は可能です。大抵の銀製品には刻印が打たれていますが、銀板や銀線などの素材にはほぼありません。

また、刻印は義務ではないため、刻印のない銀製品も存在すると考えられます。刻印のない製品は必要に応じて分析装置で詳細を確認し、銀であれば買取可能です。

心配な人は、磁石を使って本物の銀製品であるかを確認してみてください。方法は簡単で、銀製品に磁石を近づけてみるだけです。本物のシルバーは非磁性であるため、磁石にくっつきません。しかし、鉄などの成分が混じった製品は、磁石に強く引き寄せられます。

磁石に近づけてみて、引き寄せられれば銀メッキ製品だと考えられるでしょう。ただし真鍮や銅・鉛なども非磁性のため、一概にはいえません。自身で判断が難しいと感じたら、専門家に相談するのがオススメです。

刻印つきの銀アイテムは「なんぼや」にお持ち込みを

ブランド買取専門店の「なんぼや」では金製品・銀製品の買取に力を入れています。「本物の銀ではないかも」と不安がある方も、ぜひ一度無料査定をご依頼ください。「なんぼや」には、鑑定経験豊富なコンシェルジュが多数在籍。刻印の初無に関わらず、プロの正確な目で鑑定させていただきます。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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