18金の変色を戻す方法は？黒ずみの落とし方を解説
指輪やネックレスなど、18金で作られたアクセサリーには特別な輝きがあります。しかし、大切に使っていたはずなのに、経年による黒ずみが変色ができてしまいがっかり、という経験をした方も多いでしょう。そこで今回は、18金に変色が起こる原因や、黒ずみの落とし方などをご紹介します。本日の18金（K18）買取相場価格はこちら ＞ 関連記事【更新：2024年11月】「18金」とは？素材の特徴や相場、お手入れ方法などを徹底解説
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18金に変色が起こる原因
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金自体は非常に安定性が高く、変色が起こることは稀です。一方、18金などの合金には変色が発生する可能性があります。
これは、金に含まれている割金が原因です。18金には約75%の金が含まれています。残りの25%には、銀や銅が割金として含有されています。これは、金以外の金属を混合することで硬度を高めたり、イエローゴールド（YG）やピンクゴールド（PG）など色づけを行ったりする目的があります。しかし、銀や銅は金に比べて安定性が低く、化学反応などによって変色する場合があります。
黒ずみは硫化・塩化が原因
18金のジュエリーなどが赤黒く変色している場合は、硫化や塩化が原因である可能性があります。
まずは硫化について。化学反応を起こしているのは、18金に含まれる銀の成分です。皮膚や汗などに含まれている硫黄成分が銀に触れることで引き起こされます。
次に塩化ですが、こちらは塩素系漂白剤が銅に付着することで発生します。硫化に比べてがんこな黒ずみとなりやすいため、漂白剤を使う際には18金のアイテムを外すようにしましょう。
酸化による変色
赤錆びなど、酸化による変色は、18金のなかに銅が含まれている場合に起こりえます。皮膚や汗、空気に銅が増えると錆びが発生し、変色につながる可能性があります。 関連記事金とプラチナは酸化しない？アクセサリーの変色の理由と対処法
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赤や黒に変色した18金を戻す方法
18金の黒ずみや変色は気になるもの。そこで以下からは、原因別の改善方法についてご紹介します。ご自宅でも簡単にできる黒ずみの落とし方なので、ぜひ参考にしてください。
硫化による黒ずみには重曹×アルミホイル
硫化した18金の黒ずみには、重曹の成分がよく効きます。まずは3:1の割合で溶かしたお湯と重曹を用意します。次に、容器の上にアルミホイル敷き、18金製品を置いてください。最後に、容器ごと溶液に浸けることで黒ずみを落とせます。
酸化による変色には酢・レモンが効果的
酸化による変色を落とすには、お酢やレモン汁が効果的です。変色したアクセサリーをこれらに浸すと酸化還元反応が起こります。なお、お酢に塩を加えると、さらに高い効果が得られます。
塩化による黒ずみは専門業者へ
すでにお伝えした通り、塩化によってできてしまった黒ずみは、自宅で落とすのが難しい部類の変色です。無理に磨いてきれいにしようとすると、18金に傷をつけてしまう可能性も。ご自身は無理だと感じたなら、専門業者でのクリーニングをおすすめします。
宝石が付いている場合は？
18金アクセサリーの中には、宝石があしらわれているものがあります。こうした品の変色を元に戻そうとする場合には、注意が必要です。
宝石はとてもデリケート。洗浄液などがダメージを受けたり、接着成分が落ちてしまったりするおそれがあります。自宅で行う場合は専用のジュエリークロスで優しく磨くようにしましょう。
黒ずみ・変色の原因に適した方法で対処して、美しい状態を長く維持させましょう。
銀や銅などが含まれた18金は変色する可能性があります。黒ずみなどが気になるようになったのなら、今回ご紹介した落とし方をぜひお試しください。 関連記事【更新：2024年11月】金の見分け方 調べる方法6選
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