2024年
6月24日週
金相場の過去推移

2024年 6月 24日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 6月 24日週 金相場の価格推移

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2024年 6月 24日週 金相場の価格推移表

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2024年 6月24日週 金相場に対する考察

2024年6月24日〜6月28日週のNY金相場は、2339.6ドル(前週比0.4%上昇)で週間の取引を終えました。経済指標がまちまちの結果であったことから、1ドル=160円の大台を突破した外国為替市場以外の売買材料に乏しく、金相場は前週までと同様に限定値幅内で方向感のない展開でした。FRBの利下げ見通しは引き続き9月開始が有力視され、市場の期待を支える指標結果が待たれます。ドル建て金価格をテクニカルでみると、依然としてレンジ相場が継続し、高値を切り下げるレジスタンスラインと下値のサポートラインが接近しています。現在まで続く三角持ち合いから、上下いずれかへの大きな値動きが予想されるでしょう。7月の第1週は複数の重要な経済指標発表が予定されていることから、イベント通過後には値幅を伴ったレンジブレイクの動きが期待されます。株式市場は米長期金利の上昇が警戒され上値を買う動きが見られず、週間の値動きは小動きとなりました。ドル円相場は週後半にかけて円安ドル高が加速し、6月26日(水)に160円台を超え、6月28日(金)には一時1ドル=161円20銭台をつけました。4月に実施された円買い介入時の為替レートを超える円安水準に位置しており、7月の日銀利上げを控え当局関係者による円安けん制発言と為替介入が警戒されています。7月1日〜7月5日週の主な経済指標では、1日(月)の米ISM製造業景気指数、3日(水)の米ISM非製造業景気指数、ADP雇用者数と続き、5日(金)には米雇用統計が予定されています。いずれの指標も雇用に関わる数字が注目され、特に前回強めの数字がサプライズとなった米雇用統計が事前予想通りに落ち着けば、雇用市場の好調さが一服したとの印象を与え、米利下げ期待の支援材料です。国内金価格は、ドル円相場が約38年ぶりの円安水準となる1ドル=161円台に乗せたことで、価格上昇を後押ししました。円安ドル高の進行によって13,000円台が定着していますが、ドル建て金価格のレンジブレイク後にはもう一段の価格上昇が期待できるでしょう。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 6月 週別 金相場の価格推移

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