金先物取引とは?金相場との関係も解説

金先物取引とは?金相場との関係も解説

金先物取引は、投資家からも注目を集める収益性の高い投資方法です。ここでは、金先物取引の概要やメリット・デメリット、金相場との関係などについて解説します。

金先物取引とは?

相場
金先物取引は、将来のある決められた日付に、事前に定められた価格で金を買う、または売る契約を結ぶ取引を指します。この取引は、先物取引所で行われ、その価格は常に市場の需要と供給によって変動します。つまり、売却のタイミングにおける金相場が売価に反映されるわけです。金が安いときに仕入れ、価値が高騰するタイミングを見極めることで、多くの利益が手に入ります。
なお、この取引では物理的な金を実際に交換するわけではありません。大部分は紙上での取引であり、実際に金を手にすることは稀です。契約期限が来たとき、現金の清算か、物理的な金の納入が行われますが、多くの投資家は契約の期限前に別の投資家に契約を売却して、取引を終了します。

金先物取引の目的

金先物取引にはヘッジと投機という2つの目的があります。
まずはヘッジ目的です。企業や投資家は、金価格の将来的な変動リスクから身を守るために先物取引を行うことがあります。たとえば、金鉱山を運営する企業は、将来の金価格の下落リスクを回避するために、金先物契約を売ることができます。
投機としての目的もあります。投資家は、金価格の将来的な上昇または下落を予測し、利益を得るために先物取引を行います。

金先物取引の条件

先物取引での金の取引には特定の条件が存在します。理解すれば、個人でも金の先物取引は可能です。以下で、金先物取引の条件を簡単に説明します。

取引単位・証拠金

金は1キログラム単位で取引され、1キログラムを1枚として数えます。金1グラムが5000円の場合、1枚の金の価格は500万円です。先物取引では、将来の金の価格を予め決めておき、その時期に取引を実行します。全額をすぐに支払う必要はなく、証拠金のみで取引が可能です。この証拠金は「SPAN」方式で算出され、週に1回更新されます。

金の先物取引の場所・時間

日本で金の先物取引がスタートしたのは1982年3月23日、当初は東京商品取引所(TOCOM)で行われていましたが、2020年7月27日には大阪取引所(OSE)へ移管されました。日本の取引時間は、日中が午前8時45分から午後3時15分、夜間が午後4時30分から翌日の午前5時30分までとなっており、長い時間帯にわたり取引が行われるため、様々な職種の人々も取引のタイミングを選ぶことができます。

金先物取引のメリット

メリット
金先物取引にはいくつかのメリットが挙げられます。
まずは証拠金制度を利用したレバレッジ効果です。証拠金とは、先物取引を行うために必要な最低限の資金のことを指します。金先物取引では、この証拠金があれば、それよりもはるかに大きな金額の金を運用することが可能となります。
たとえば、金の価値が少しでも値上がりすると、その差額分の利益が生まれるわけですが、実際に運用している金額が大きいため、得られる利益も大きくなります。これにより、少ない投資額で大きなリターンを狙うことができ、高い資金効率を示します。
また、価格下落を予想しても利益を狙うことも可能です。通常の株式投資や物件投資などでは、価格が上昇することを期待して購入します。しかし、金先物取引では、金の価格が下落することを予想して「売り」から取引をスタートすることも可能です。この「売り」のポジションをとることで、金の価格が実際に下がった場合には利益を得られます。つまり、市場が上昇局面であっても下落局面であっても、適切な予測と戦略を持って取引に臨めば、利益のチャンスが常に存在することになります。

金先物取引で大損?デメリットとは?

金相場
金先物取引は、その特性上、多くの投資家から注目される取引方法ではありますが、ハイリスク性というデメリットもあります。
先ほどのメリット部分で触れたレバレッジ効果は、資金効率が良いという利点を持ちながらも、その裏返しとして大きなリスクを伴います。資金効率が良いということは、投資家が利益を得る可能性が高まる一方、金の価格の変動が想定外に進行した場合、大きな損失を被る可能性も増大します。このようなハイリスク・ハイリターンの性格を理解し、リスク管理を考えなくてはなりません。

まとめ

金先物取引には専門的が必要であるほか、高いリスクも考えられます。チャレンジする際には、事前の勉強などが必要です。なお、現物の金をお持ちで、かつ売却による利益をお考えの方は、ぜひ「なんぼや」までご相談ください。当店では、日々の金相場を更新し、適切な価格での買い取りを行います。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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