ホワイトゴールドの変色の原因とは?劣化を防ぐコツや注意点
ホワイトゴールドはプラチナに似た白銀色の金属です。高級感があり、結婚指輪や婚約指輪の地金としても人気があります。ただ、ホワイトゴールドのアクセサリーは、使っているうちに変色してしまうこともあります。劣化を防ぐには、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。今回は、ホワイトゴールドが変色する原因や、変色を防ぐためのポイントなどをご紹介します。
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ホワイトゴールドの特徴とは?
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2024.06.19
ホワイトゴールドは、純金に白銀色の金属を混ぜてつくられた合金です。配合は製品によって異なります。たとえば、K18のホワイトゴールドは純金が75%含まれていますが、K22なら純金の割合は91.7%になります。金の配合比率が高くなるほど価値は高くなることが特徴です。純金に混ぜられている金属は「割金」と呼ばれます。純金に割金を加えることで強度が高まり、アクセサリーとして実用的な硬さになります。
ホワイトゴールドの指輪が変色する原因や戻し方とは?
ホワイトゴールドが変色する理由はさまざまです。代表的な原因や、色を戻す方法をご紹介します。
割金の酸化
純金は色が変化しにくいことで知られています。ホワイトゴールドが変色してしまうのは、割金として混ぜられた銀やパラジウムなどが酸化することが原因と考えられています。
割金の酸化による変色は、酸化還元反応を利用して元に戻せることがあります。レモン汁やお酢などにつけたあと、水洗いしてみると良いでしょう。ただし、この方法は宝石のついた指輪には向いていません。宝石の接着部分が劣化するほか、宝石自体にダメージが生じる可能性があります。
コーティングの劣化
純金の配合比率が低いホワイトゴールドは、白い輝きを出すためにロジウムコーティングなどを施している場合があります。コーティングがはがれることで地金の色が現れ、変色したように見えることがあります。
コーティングのはがれが原因の場合は、もう一度コーティングを行えば元に戻せることがあります。購入した店舗やジュエリー修理専門店などに問い合わせてみましょう。
汚れの付着
使用するうちに付着した汗や汚れなどが原因で表面がくすんでしまい、色が変わってしまうことがあります。汚れが原因の場合は、しっかりとお手入れすることで、元のような色へ戻せるでしょう可能性があります。アクセサリー用の柔らかいクロスで丁寧に拭いてみましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かした水で洗うこともおすすめです。
ただし、宝石がついている場合は洗剤の使用を避けたほうが良い場合があります。宝石によっては、洗剤を使うことで劣化してしまうことがあるためです。また、水に弱い宝石もあるため注意が必要です。
ホワイトゴールドはどのくらいで劣化する?
ホワイトゴールドの変色は、さまざまなことが原因になって生じます。どの程度の年数で劣化するのかは、製品によって異なります。たとえば、ロジウムコーティングの指輪なら数年ではげてしまうこともありますが、丁寧にメッキが施されている場合は十数年劣化しないケースもあります。
また、指輪の使い方によっても劣化のスピードは変化します。適切にお手入れしながら着用すれば、その分、綺麗な輝きを保てるでしょう。
ホワイトゴールドの指輪はつけっぱなしにできる?
ホワイトゴールドの指輪は、基本的につけっぱなしにしても問題ないといわれています。ただし、お風呂に入る際は入浴剤やシャンプーなどの成分に気をつけましょう。成分によってはホワイトゴールドと相性が悪く、変色の原因になることがあります。温泉に入るときも、指輪は確実に外しておくことがおすすめです。
また、つけっぱなしにする際に注意したいのが金属アレルギーです。割金として使われることの多いパラジウムやニッケルなどは、金属アレルギーを起こしやすいといわれています。汗をかきやすい夏の時期は、とくに気をつけましょう。
ホワイトゴールドの変色を防ぐコツは?
ホワイトゴールドの変色を予防するためには、着用後にお手入れすることがおすすめです。汗や皮脂汚れなどはこまめに拭き取りましょう。定期的に中性洗剤で洗うのも有効です。ただし、宝石がついたアクセサリーの場合は洗剤の使用が適さない可能性もあるため、購入した店舗にお手入れ方法を確認したほうが良いでしょう。
ホワイトゴールド上品な白い輝きを長く保ちましょう
美しい輝きを持ちながら、ジュエリーのなかでは安価で購入しやすいホワイトゴールド。変色を防ぐためには、適切な方法でお手入れすることがポイントです。ホワイトゴールドのアクセサリーを長持ちさせるため、変色の原因や対策方法を確かめておくことが重要です。 関連記事買取を検討し始めたら、金やプラチナの密度とその特徴を知ろう
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