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金価格相場が過去最高金額をつけたのはいつ?

金価格相場が過去最高金額をつけたのはいつ?

毎日少しずつ動く金相場は、金の売買を検討している方にとって非常に気になる情報です。
金が持つ性質上、その価格が急激に高騰したり下落したりすることは、あまり考えられません。
しかし金相場の過去情報をチェックしてみますと、「高いとき」と「安いとき」の差は、大きいことがわかります。

今回は金相場に興味を抱き始めた方に向けて、「過去最高値」と「過去最低値」について解説していきます。
金の価格は過去どのように推移してきて、最高と最低ではどの程度の価格差があるのでしょうか。チェックしてみましょう。

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10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!!

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金買取相場価格 推移グラフ

基準指数(円)

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から

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※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。

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金価格相場 気になる過去最低価格

金の購入を考えるなら、「なるべく安い時期を狙うのが有利」というのは当然のことです。その後に金相場が上昇すれば、より多くのもうけを手にすることができます。

ここで難しいのは、「どれぐらいの相場だと、価格が安いと言えるのか」という点です。金投資の初心者にとっては、見極めが難しいポイントでもあります。

金相場の過去の流れを見てみますと、世界の金相場で最低価格をつけたのは1973年でした。
1トロイオンスあたり63.90ドルというのが、そのときの価格です。

トロイオンスは貴金属や宝石の原石に対して使われる単位で、1トロイオンスは31.103 4768グラムとなります。

1973年の最低価格のときを狙えば、金1グラムは2ドルちょっとで購入できた計算となりますから、「非常に安い」と言えるでしょう。

日本円での最低取引価格は?

日本における金取引は、日本円を用いて行われます。
世界的な金価格の変動が影響を与えるのはもちろんのこと、ドル円為替相場も非常に強い影響を与えます。

日本の金相場で、金に過去最も低い価格がついたのは、世界相場と同じく1973年のことです。
1グラム690円で購入できました。
現在の取引価格を考えますと、信じられないほど安い値段だと言えるでしょう。

とはいえ1973年といえば、昭和48年。現在のシニア層が働きざかりであった時期です。この当時に購入した金製品は、現在にかけて大幅に値を上げていることになります。

もしも手元にこうした金製品が眠っているのであれば、積極的に売却を検討してみるのも良いかもしれませんね。

金価格相場で「過去最高価格」が記録されたのは?

金相場で「過去最高価格」が記録されたのは?

所有している金の売却を検討するなら、「できるだけ相場が高い時期」を狙った方が得となります。
1グラムあたりの差はわずかでも、まとめて取引すればその分差額は大きくなるでしょう。

海外ドル建て金相場で、価格が過去最も高くなったのは2011年(平成23年)のこと。
このときの金の価格は、1トロイオンスあたり1,896.50ドルでした。

1グラムあたりで計算すると約61ドルとなり、最も価格が安かった時期と比較しますと、その差は30倍以上となっています。

日本円での最高取引金額は?

さて、気になるのは日本国内における金相場です。
日本の過去相場の中で最も高い価格がついたのは1980年(昭和55年)のことでした。

このときの金の価格は、1グラムあたり6,495円です。
2000年代以降、金の価格の上昇が話題になることも多かったのですが、このときの最高価格は、2011年の5,084円(税抜き)です。

1980年当時の価格がいかに高かったのか、おわかりいただけることでしょう。

とはいえ、1980年は金の価格が非常に上下した1年でもあります。
「1グラムあたり6,495円」という高値をつけたのは1月のことでしたが、わずかその4か月後には「1グラムあたり3,645円」を記録しています。

短期間の間で1グラムあたり約3,000円もの値動きがあったということで、金取引の難しさを露呈しています。

金相場の歴史を学びますと、現在の取引に活用できます。ただ、もちろん現在進行形で金価格は変動しています。
日々変化する金価格を把握し、相場変動の流れをつかみましょう。

「なんぼや」ではホームページにて毎日の金相場を更新しています。純金の投資や合金アクセサリーの買取など、様々な金取引の場面で役立ちます。ぜひご覧ください。

日本の金相場は高い位置で安定しているものの、いざ売ろうとすると、
最適なタイミングを計りかねる方も多いのではないでしょうか。
お困りの際は、金買取のプロがそろう「なんぼや」へご相談ください。
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金価格相場は本当に安定しているの?

金相場の過去最低価格と過去最高価格には、意外にも大きな差があることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
最低価格と最高価格を比較しますと、金相場が本当に安定しているのかどうか、気になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも、金が安定しているといわれる理由は、地球上に存在する金の量が決まっているからです。
現在、世界中には約17万トンの金があるとされています。このほかに、現在まだ採掘されておらず市場に出回っていない金が、6万トンあるとされています。
しかし、仮にこれらの金がすべて採掘されたとしても、採掘のために高いコストがかかるため、金相場が大きく変わることはないといわれているのです。

また、金はそのものに価値がある「現物資産」であることから、価値が0円になることがなく、その点でも安定していると考えられています。
だからこそ、金は数ある投資商品の中でも歴史があり、現在においても取引が続けられているのです。

このような性質から、昨今では大切な財産を守るという目的から金に投資する方も増えているようです。この傾向は、一部の資産家に限らず庶民のあいだでも広がりつつあります。
投資によってもうけを狙うだけでなく、リスクヘッジの目的から金を長期保有するニーズが高まっています。

金価格相場 現代の金投資で重要な2000年代以降の流れとは?

現代の金投資で重要な2000年代以降の流れとは?

金投資のヒントを得るために、過去の相場情報にまで目を向けることは大切なことです。

金相場の過去を見ながら、金の価格が動いた「背景」を知ることで、どのような状況の中で金相場がどのように動いていくのか、確認することができるでしょう。

とはいえ、あまり遠い過去の情報ばかりを目にしていても、わからないポイントも多くあります。
例えば1970年代と2010年以降では、金取引の手段も目的も、そして金投資市場を取り巻く環境も大きく変わってきているからです。

現代において、金の売買を検討するのであれば、過去の相場の中でも2000年代以降に注目してみると良いでしょう。

2000年代以降、10年かけて金の相場は大きく上昇しました。
しかし2011年を境に、上昇傾向はいったん落ち着きます。

世界的には金の価格が下がっていく中で、日本ではドル円為替市場の影響を受けて、依然として高い価格水準で取引されているという現状があります。

金価格相場 最新はどこで確認できる?

急激な変化がないといわれるものの、刻一刻と変わっていく金相場。
過去数年のデータを参照して大まかな相場の移り変わりを確認することも大切ですが、売買をするなら数か月前から本日までの最新のデータも欠かせません。

昨今では、インターネットを利用すれば誰でもリアルタイムに金相場を確認できるようになりました。
貴金属を取り扱う大手企業のサイトでは、過去数年から数か月単位で、本日までの金相場が確認できるようになっています。

ほかに、毎日ご自宅へ届く新聞紙にも、金相場が掲載されています。新聞を取っている方は、各紙の経済面や証券面を確認してみましょう。
東京マーケットの欄に、1グラムあたりの小売価格と買取価格が記載されています。

また、スマートフォンなどのアプリから、金相場を確認する方法もあります。

これから金の売買を始める方は、いつでもどこでも金相場をチェックできるよう、最新の金相場の情報を手に入れられる環境を整えておくことをおすすめします。

金価格相場の過去まとめ

金の価格の「過去最高額」と「過去最低額」を見てみますと、大きな差があることがわかります。
比較的安定した資産と言われる金ですが、実際には相場価格が上下していますから、取引する際には、安全性を過信しすぎないことも大切です。
数年単位での金相場を確認しつつも、現状の金相場の情報も取り入れておきましょう。

また、リスクヘッジの観点から長期保有を前提として金を購入するのであれば、一時の数字に一喜一憂する必要はありません。
ご自身の目的に合わせて金投資を検討してみてください。

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水野崇

水野様

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

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