喜平ネックレスのつけっぱなしはNG？リスクと心構えについて

喜平ネックレスは、おしゃれなコーディネートに活用できるアイテムのひとつです。デコルテを明るく見せてくれるネックレスは、ファッションの幅を広げてくれます。しかし、頻繁に着けたり外したりすると紛失の危険もあるため、常に身に着けていたいという方もいるでしょう。

こちらでは、喜平ネックレスを着けたままにしておくことによる影響や、長時間着けたままにした場合に起こりうるトラブルを紹介します。また、お手入れ方法についても紹介するため、参考にしてください。

喜平ネックレスのつけっぱなしによるトラブル1：変色

喜平ネックレスは純金75%、合金金（銀や銅などの合金）25%でできています。ゴールド自体はとても安定していて変色しにくいものですが、ゴールドに含まれる銀や銅が変色の原因になることがあるため注意が必要です。

例えば、お風呂で入浴剤を使わなければ、喜平ネックレスが変色することはほとんどありません。ただし、シャンプーや石鹸が付着したままにしておくと変色する可能性があります。入浴後は、ネックレスをよく洗い、乾拭きすることが大切です。

また、K18金は温泉の硫黄成分やシャンプーに含まれる硫化ナトリウムと反応して変色することがあります。温泉に入る際は湯質を確認し、不安な場合はネックレスを外すと良いでしょう。なお、海水による変色の心配はありませんが、ネックレスに付着した海水が蒸発して塩分だけが残るとシミの原因になります。加えて、砂粒が金属表面を傷つけ、ネックレスの輝きを失う可能性が高いです。長く使いたいジュエリーは、外出先では外しましょう。

日常生活において喜平ネックレスが変色する大きな原因は、汗や皮脂です。汗や皮脂はネックレスに付着すると空気に触れて酸化し、変色します。定期的に柔らかい布で汗や汚れを拭き取り、必要に応じて中性洗剤で洗うことが重要です。

喜平ネックレスのつけっぱなしによるトラブル2：肌へのダメージ

喜平ネックレスを長時間つけっぱなしにしておくと、人によっては肌荒れや金属アレルギーを起こすことがあります。また、適切なお手入れをせずに長く身に着けていると、肌荒れのリスクが高まるため注意が必要です。

ここでは、喜平ネックレスをつけっぱなしにする際に気をつけたいポイントを解説します。

肌荒れ

喜平ネックレスを1日中つけていると、金属と肌の間に水分が溜まります。結果、細かい部分やチェーンの隙間に皮脂などの汚れが蓄積し、汚れが肌に触れて肌荒れを起こすのです。また、入浴時に石鹸などがネックレスに付着したままにしておくことも、肌に悪影響を及ぼします。

喜平ネックレスの汚れは、意外と気づきにくいものです。汚れていないように見えても、使い終わったら拭き取りましょう。喜平ネックレスの拭き取りを習慣づけることで、肌荒れ防止効果も期待できます。

金属アレルギー

喜平ネックレスを着けたまま汗をかくと、微量の金属成分が溶け出します。金属のイオン化と呼ばれる状態になり、皮膚に触れると炎症やかぶれなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。特に汗をかきやすい夏場は金属がイオン化しやすいため、ネックレスを使用する時間を短くするなど、清潔な状態を保つように心がけましょう。

また、今まで金属アレルギーがなかった方でも、体質の変化やストレス、妊娠・出産などで、突然アレルギー反応が出ることもあります。なお、金属アレルギーが起こるかどうかには個人差があるものの、一般的に喜平ネックレスは金属アレルギーを起こしにくいといわれています。

喜平ネックレスで金属アレルギーが起こりにくい理由は、そもそも純金の金属アレルギーのリスクが低いからです。そのため、比較的純度の高い喜平ネックレスは金属アレルギーを起こしにくいと考えられています。ただし、体質によっては純度の高い喜平ネックレスでも金属アレルギーを起こす場合があるため注意しましょう。

さらに、喜平ネックレスの場合、割金の種類によって金属アレルギーのリスクが異なります。例えば、喜平ネックレスホワイトゴールドにはプラチナ、ニッケル、パラジウムなどが使われています。なかでも、プラチナは金属アレルギーのリスクが低く、純金同様、純プラチナも金属アレルギーのリスクが低い金属です。

喜平ネックレスのつけっぱなしによるトラブル3：紛失・破損リスク

寝ている間に指や寝具にひっかけてしまい、喜平ネックレスが切れてしまうケースがあります。小さなパーツは紛失しやすいため、寝る前に外す習慣をつけましょう。デリケートなチェーンではなくても、強く引っ張ると切れてしまうことがあるため、寝るときは外しておくことをおすすめします。

旅行中に喜平ネックレスをつけっぱなしにしたい場合は、寝るときのみジュエリーポーチや専用ケースに入れておくと安心です。

喜平ネックレスをつけっぱなしにする場合は適切な管理を！

喜平ネックレスは、つけっぱなしにしていると変色や肌トラブル、破損などのリスクがあります。適宜外して、お手入れを含めた管理をしましょう。例えば、喜平ネックレスをつけっぱなしにしていると表面がくすむことがあります。化粧品やヘアケア用品、香水、汗、皮脂など、様々なものが気づかないうちに金属の表面に付着し、蓄積してしまうためです。

水分は汚れを吸着しやすいため、金の輝きが失われるのを防ぐためにも水分が蓄積しないような管理が大切です。汗をたくさんかく夏場は特に変色しやすいため、大切なネックレスを守るためにもこまめなお手入れを心がけましょう。

また、日常生活で喜平ネックレスが変色する原因のひとつに、汗や皮脂汚れが挙げられます。汗や皮脂はネックレスに付着すると空気に触れて酸化し、変色します。変色を防ぐために、定期的に柔らかい布で汗などの汚れを拭き取りましょう。汚れが目立つ場合は、中性洗剤で洗うことをおすすめします。

喜平ネックレスの査定は「なんぼや」まで

喜平ネックレスは、温泉成分や汗にさえ気をつければつけっぱなしでも問題ありません。ただし、汚れがたまらないようにこまめに拭くことが大切です。喜平ネックレスのコンディションを保ち、肌を傷めないためにも、正しいお手入れをしましょう。

なんぼやでは、身に着けていて劣化してしまった喜平ネックレスでも鑑定可能です。様々なジュエリー・アクセサリーを取り扱っており、金属の価値を丁寧にお調べします。他店で納得のいく鑑定ができなかった場合にも、ぜひご相談ください。