喜平ネックレスの留め具は2種類!それぞれの特徴について
喜平ネックレスに欠かせないパーツの一つが留め具です。こちらでは、喜平ネックレスの留め具の種類や特徴、修理について紹介します。喜平ネックレスの留め具が壊れた際の対処法も紹介するため、すぐに対処が必要な場合は参考にしてみてください。
喜平ネックレスの留め具種類1:引輪
引輪は、細~中型のネックレスに使われる機会が多いタイプです。最も伝統的な留め具で、バネを内蔵した円筒形の構造をしています。開口幅が狭く、ネックレスのバネが開いたままになりにくい設計になっており、ペンダントによく使われるタイプです。
引輪をネックレスなどの片端に取り付け、もう片方の金具に引っ掛けて固定する仕組みになっています。専門的には、持つ側を「引き輪」、受ける側を「板ダルマ」と呼びます。出っ張ったつまみを指で引っ掛けると、内部のバネの働きを利用してプル・リングが開閉し、チェーンをつなぐことができます。
既製品には直径5mm~9mmまでのものがあり、最近では引輪のつまみを使いやすく改良した製品も多く販売されています。所有しているものが使いにくければ、摘みやすいものに変えてもよいでしょう。
喜平ネックレスの留め具種類2:中留め
中留めは金具を受け側に通し、折り返して留めるタイプです。ネックレスの留め具には、ネジ式と中折れ式があります。ネジ式は、留める時にネジを締め、外す時にネジを緩めれば、留め具を外すことが可能です。中折れ式の留め具は、一方の折りたたみ金具をもう一方の金具に通してパチンと留めます。
中留めは張力がかかってもはまるように設計されており、厚みがあり丈夫なため、重量のあるネックレスに最適です。修理が必要な場合、受け棒は修理できますが、引っ掛ける側に問題がある場合は通常は金具を交換する必要があり、費用がかかります。留め具には、シングルストッパー、ダブルストッパー、ストッパーなしの3種類があります。
喜平ネックレスの留め具が壊れた時
ネックレスのセーフティーが緩んでしまった場合、以下の方法で直すことが可能です。
- ヤットコを準備する
- セーフティーを閉じる
- ヤットコで①のくぼみの部分をつまむ
- 締めすぎて硬くなった場合は、②の部分に爪楊枝を差し込み調整する
折りたたみ金具のセーフティーは、使用中に緩みます。丸いボールがセーフティーを閉じた時に中心にない状態で力を入れてロックすると、数回使用するだけでも緩んでいきます。
クラスプがうまくはらない場合は、カーブが伸びている可能性があります。通常、爪の部分が内側の金具にピタッとはまりますが、カーブが伸びているとはまらないことがあります。
爪の角度が原因ではと考え、自分で調整する方がいますが、実は蓋のカーブに原因があるケースは少なくありません。留め具が経年劣化して脱着を繰り返すうちに、曲面が徐々に伸びたり真っ直ぐになったりなど、爪と留め具の距離が微妙に変化し、きれいに合わなくなることがあります。
カーブが伸びている場合、自分で調整するのは難しいため、専門店に相談しましょう。調整しようと試みて、自分の爪を折ってしまうケースもあります。
自分で修理することが難しい場合は、迷わず専門店にお願いしましょう。留め具が壊れた場合、一般的には交換しなければならず、既存の留め具は再利用できません。
なお、喜平の留め具は18金、純金、プラチナ製であり、修理にはお金がかかります。修理や交換には費用がかかるため、正しい留め方、外し方を覚え、留め具に余計な負担をかけないように注意しましょう。定期的に喜平ネックレスの留め具の緩みやフィット感をチェックすることがおすすめです。
喜平ネックレスの価値は留め具の種類で変わる?
中留めと呼ばれる種類は、金具が太く、チェーンと一体化したような重量感が特徴です。高級感があり、買取価格も高いといわれています。また、喜平ネックレスのホールマークの有無もポイントです。ホールマークとは、金の純度を証明するために各国の造幣局が刻印するため、「本物の証」として認識されています。18Kの喜平ネックレスの場合、クラスプに刻印されています。
日本ではホールマークの刻印は義務ではないため、ホールマークがないからといって偽物の喜平ネックレスというわけではありません。ただし、ホールマークがあるものは買取価格が高くなる傾向があります。また、喜平ネックレスにはカット(面)があり、カットの数が多いほど光を反射して華やかに輝きます。カットの数は加工の手間に直結するため、カットが多いほど買取価格は高いです。
「まずは自分の持っている喜平ネックレスがどれくらいの価値があるのか知りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。価値を知ったうえで、売るか売らないかを決めたいと考える方もいます。
まず価値を知りたいという方は、喜平ネックレスの鑑定だけを依頼できるお店を利用しましょう。喜平ネックレスを鑑定してもらうことで、アイテムを手放すことなく価値を知ることが可能です。喜平ネックレスの状態を良く保ち、必要な書類を揃え、複数のお店で相見積もりを取れば、高値で買取ってもらえる可能性があります。
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喜平ネックレスの留め具が外れてしまった場合、簡単な修理は自分でもできますが、基本的にはプロに修理を依頼する方法がおすすめです。購入したお店に問い合わせができない時やインターネットで購入した商品、修理方法がわからない場合などは、専門のアドバイザーやプロの職方がいる「なんぼや」にお任せください。
なんぼやでは、留め具の種類に関わらず、喜平ネックレスを正確に鑑定いたします。留め具が壊れていても、金相場と重さで査定が可能です。喜平ネックレスの価値を知りたいとお考えの方は、是非当店をご利用ください。