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円安が金・プラチナの相場に与える影響とは?

円安が金・プラチナの相場に与える影響とは?

円・プラチナの価値変動と金の価値変動には密接な関係があります。円・プラチナの変動は、価格の決定要因となり得るのです。
ここでは、特に円安が金・プラチナの相場に与える影響とその原因について紹介します。

ここでは、特に円安が金の相場に与える影響とその原因について紹介します。

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円安とは?

円安とは、ドルやユーロなどの諸外国通貨に対して円の価値が下がることです。例えば、1ドル100円だった状態から1ドル130円になると、ドルの価値は高まったと言え、相対的に円の価値が安くなったことになります。
これまで100円で購入できたものが130円必要になったとも考えられるでしょう。
反対に、1ドル100円から1ドル80円の変化のように、相対的に円の価値が高まる変化を円高と呼びます。

なぜ円安になる?

円安になる原因は多く、ひとつをピックアップして述べることはできません。最もたる原因として挙げられることが多い要素が「金利」です。日本の金利が下がること、またドルの金利が上がることでも円安が招かれます。アメリカの景気が良くなれば、ドルの価値も高まるので、円安になるというわけです。

メリットとデメリット

日本の商品全般が安くなるとも言い換えられる円安は、輸出する側にとってはメリットになります。輸出した商品の値段が安くなれば購買力が高まり、以前よりもたくさんの方が商品を購入するためです。
また、外貨を中心とする投資家にとっても利益が増えるため円安は喜ばれる出来事です。

反対に輸入する側にとって円安は大きな痛手となります。海外から購入するためには、以前よりも多くのお金を支払わなければならなくなり、それだけ出費も多くなってしまうためです。
また、円安になってしまうと円を外貨に換金する際のレートが低くなってしまうため、海外旅行をする方にとっても好ましくありません。
ガソリン価格の高騰、輸入商品の値上げなどが円安のデメリットとしてあげられます。

円安になると金・プラチナの買取価格は上昇する

金のグラフ
基本的に円の価値が下がる円安・ドル高になると金・プラチナの価格は上昇します。
まずは金の価格動向に注目してみましょう。例えば2012年12月に開始された「アベノミクス」では円安が促進され、2015年にはドルが一時期の1ドル80円台から123円台にまでに急上昇しています。そして、この急激な円安にともない国内の金価格も1gあたり4000円弱だった2012年頃の価格から、2015年には5000円近くまで上昇。その後は少し落ち着いて、4000円台後半あたりを上下していました。

世界の金価格は2012年を境に下降の一途をたどっていましたが、日本における金相場の状況とは全く別です。世界市場ではドル/トロイオンスで取引されていますが、2012年には1700ドル台だった相場が、2015年になると1200ドル台へと一気に落ち込んでいます。

つまり、日本の場合だと円安は世界市場よりもはるかに金に及ぼす影響は大きいということです。日本で金の売買をするのであれば、現在の円安状況を十分に把握しておかなければなりません。なお、その後2022年頃から進行した円安ドル高の影響もあり、さらに金の価格は現在高騰中。2023年6月には、最高で8979円という高値を記録しています。

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プラチナの価格動向は?

続いてプラチナの価格動向と円安との関係についても見てみましょう。先ほどご紹介した2012年12月に開始された「アベノミクス」では円安促進は、プラチナの価格にも影響を与えています。当時、1g当たりの平均価格は4355円でした。しかし、2013年2月には価格が高騰。最高で5305円を記録しています。これはここ10年のなかでは最高値です。

また、2022年からもプラチナは価値を徐々に高めています。2022年前半は4000円付近を上下していた平均価格は、2023年5月に4756円を記録。なお、当時の最高額は4884円です。2013年の最高価格である5305円から比べれると下がってはいるものの、全体としては上昇トレンドにあると言えるでしょう。

円安がなぜ金・プラチナ価格に影響を及ぼすのか?

計算している男性
基本的に日本の金・プラチナ取引も世界市場の状況と連動していますが、それ以上に円安が金価格に大きな影響を及ぼします。これは日本の金の取引状況が少し特殊であるためです。

世界の市場だとドル建ての取引が基本となりますが、日本だと金・プラチナの売買はドルを円にかえてからの取引となるので、為替も金価格変動に大きく関係してくるのです。そのため、世界市場とは別に、ドル円相場も日本の金・プラチナ価格に影響を及ぼして、価格が決定されるというわけです。

つまり、世界市場の金・プラチナ価格が下降ぎみにもかからず、円安で日本の金・プラチナ価格が上昇するのは、ドルを円にかえてからの取引するという日本の特殊な金取引も起因しています。

円安以外で金・プラチナ価格に与える要因

上記のとおり、為替は金・プラチナの価格に大きな影響を与えます。ただし、価格動向はさまざまな事象に影響を受けます。円安以外で金・プラチナ価格に影響を与える要因について考えてみましょう。
需要・供給バランス変化

金・プラチナに限らず、貴金属は世界的な需要・供給のバランスが価格に大きな影響を与えます。とくに、金・プラチナのような採掘量に上限がある貴金属は、需要・供給バランスに影響を受けやすい商品と言えるでしょう。
たとえば金の場合、2000年代以降にはじまった中国やインドの成長に伴い、金の需要が高まりました。その結果、価格が上昇を続けているという傾向が見て取れます。

なお、今後は南アフリカの採掘事情により供給が減少するとみられており、さらなる高騰が起こるとも予測されています。
一方、プラチナに関しては事情が異なります。金と異なり、プラチナの主な使用目的は工業用途。とくに、自動車産業のクリーンエネルギーと深い関わりを持っています。脱炭素化社会の推進が進む現代においては、プラチナの需要が高まっており、高騰が続いていると考えられます。

社会不安や地学的リスクの高まり

新型コロナウイルスの流行やロシアによるウクライナ侵攻といった社会不安・地学的リスクの高まりは、現物資産としての金・プラチナの価値を高める要因のひとつです。2020年頃からの価値上昇は、円安だけでなくこれらの事象が関わっているとも言えるでしょう。
とくに金は「有事の金」と呼ばれるほど、これらのリスクに対するヘッジとして投資家の間で高い信頼度を持ちます。一時的かつ限定的な上昇ではありますが、トレンドを把握するには重要な要素と言えるでしょう。

インフレと投機

上記のとおり、金やプラチナを保有するひとつの利点は、各種リスク、特にインフレから自己の資産を保護できるという点です。インフレが生じると、全般的に物価が上昇し、現金の価値が相対的に低下します。しかし、金の価格も物価と同様に上昇するため、資産を保護できます。これが金保有の「守りの姿勢」となり、多くの人々がインフレ予測時に金を購入する動機付けとなります。

要約すると、金の保有はインフレ等のリスクから資産を保護することが可能であり、とくに物価上昇予測時には資産保全手段として求められることが多い、ということです。

金・プラチナを売却するのは円安時がおすすめ

円安になると日本では金・プラチナの価格は上昇傾向にあります。そのため、金・プラチナを高く売りたいのであれば円安の時期が良いと言えます。逆に円安のときに金・プラチナを購入するのはあまりおすすめできません。

ただ、破綻リスクを考えて、金・プラチナを資産として残しておきたいとのであれば、ある程度の出費は仕方がないと割り切って購入するのもひとつの選択肢です。破綻してしまえば、元も子もありません。「有事の金」と言われるように、金をある程度持っておくといざという時にも困りません。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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