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加工方法・用途は?幅広い銀の可能性

加工方法・用途は?幅広い銀の可能性

銀は、プラチナや金と並ぶ貴金属の一種です。延性や展性があるため加工性に優れ、化学的に安定性もあります。ジュエリーの美しさを引き立てるだけではなく、デザインや装飾を加えやすく、腐食などの化学変化にも強いことが特徴です。この記事では、銀の具体的な加工方法や用途について解説しながら、日常的に行いたい銀のお手入れ方法をご紹介します。

銀の加工性

銀 加工
銀は展延性が高く、加工時に薄く延ばしても折れたり割れたりしません。0.2ミクロンの銀箔に加工でき、細かな装飾や複雑な形状に加工しやすいため、宝飾品や工芸品を作るのに適しています。銀の柔軟性と加工性は、金属工芸家やデザイナーにとって非常に価値のある特性だといえるでしょう。
反面、常温老化という性質があります。加工硬化によって強度を増した銀を常温で放置すると、再結晶が起こり、強度が低下するためです。銀と他の金属を組み合わせて合金を作ることで、常温老化の欠点を補うことができます。

銀の加工品の用途

銀 加工
銀は、汎用性の高い金属として知られています。ここでは、具体的にどのように加工されているのか、銀の主な用途をご紹介します。

宝飾品・ジュエリー

銀は輝きが美しく、宝飾品の素材として人気が高いです。光を反射しやすい銀を使うことで、ジュエリーに高級感と独特の魅力を与えます。また、銀は加工しやすい金属であり、細かいデザインや複雑な形のジュエリーを作るのに適している素材です。

さらに、ほかの金属との合金やメッキ加工など、多様な加工にも対応できます。純度によっても価格が異なりますが、比較的手ごろなジュエリーが多いのも特徴です。近年では、ハンドメイドのシルバーアクセサリーも人気があります。

感光剤・フィルム材料

銀は光に反応する特性があり、感光剤やフィルム材料として使用されています。フィルムに当たった光がハロゲン化銀を化学変化させ、フィルムの上に潜像と呼ばれる画像パターンを形成する仕組みです。露光されたフィルムを現像液に入れると、感光核の周辺が銀粒子に変化し、光が当たった部分が黒くなります。こうすることで画像が現れる過程が「現像」で、写真フィルムや印刷業界で使用されています。

食器・食器製品

銀には抗菌作用があるため、古くから食器やカトラリーとして使われてきました。銀食器から銀イオンが少しずつ発生し、有害な細菌を除去する効果が期待できます。また、銀は熱伝導率が高く、食事中に温かさや冷たさを感じることが可能です。銀食器は抗菌性があり見た目が美しいため、西洋では上質な食卓を彩る基本的な食器として重宝されてきました。

医療器具

銀は生体適合性が高く、バクテリアに強い性質があるため、医療業界でも使われている金属です。たとえば、傷口の消毒や医療機器の製造に使用されます。延性が高く、形状記憶デバイスや高精度機器にも適していることが特徴です。さらに、銀イオン(Ag+)は細菌の繁殖を防ぐため、細菌による腐敗臭を抑えます。

銀の風合いを変化させる「燻し加工」

銀 加工
銀製アクセサリーには、燻し加工が施されているものが多くあります。燻し加工とは、銀を加工して黒く燻したような質感にすることです。銀製品は酸化によって錆が発生し、硫化によって黒くなる特性があります。燻し加工は、この化学反応を利用して人工的に黒色に変化させる加工です。硫化現象を起こす薬品を銀製品に塗布して黒くし、研磨することで黒と銀のグラデーションとコントラストを作り出します。
中古品の風合いを出すには時間がかかるため、新品を燻すケースがほとんどです。磨き方次第でユーズド感を演出できるため、燻し加工を施したシルバーアクセサリーを好む方も増えています。

さらに、最近では和装にシルバーアクセサリーを合わせるコーディネートも人気です。なお、もともと空気中には微量の硫化水素が含まれています。燻し加工を施した銀製品も、空気に触れ続けると自然に黒くなり、グラデーションが消えてしまうため定期的にお手入れをしましょう。

日常的に行いたい!シルバーアクセサリーのお手入れ

銀 加工
シルバーアクセサリーは適切にお手入れをすれば、10年、20年と使えます。しかし、アクセサリーは肌に触れる機会が多く、汗や皮脂汚れで変色してしまうことは避けられません。

変色して着けられなくなってしまったシルバーアクセサリーが、ジュエリーボックスの中に眠っているという方も多いのではないでしょうか。ここでは、シルバーアクセサリー使用後のデイリーケアについて解説します。

柔らかい布で拭く

アクセサリーを使用した後は、柔らかい布で表面の汚れや汗を優しく拭き取りましょう。汗や皮脂には硫黄成分が含まれており、シルバーと反応して変色の原因になります。シルバーアクセサリーの黒ずみや変色を予防するためには、日々のお手入れが大切です。メガネ拭きなどの柔らかい素材の乾いた布で、指紋や皮脂など表面の汚れを拭き取ります。傷がつかないよう、拭く際は力を入れすぎないようにしましょう。

なお、シルバー表面のコーティングにより、使用できる布の種類が限られる場合があるため注意が必要です。拭いた後は、可能な限り空気に触れないように密閉容器やビニール袋に入れて保管すると黒ずみを防ぐことができます。

洗浄

水またはぬるま湯で薄めた中性洗剤で洗い、汚れを落とします。中性洗剤で洗った後、柔らかい布で水分を拭き取りましょう。石付きのジュエリーの場合は、石の裏側の汚れを丁寧に取り除くことも大切です。シルバーアクセサリーのなかでも、酸化加工やメッキ加工が施されているものは、上記のお手入れ方法では剥がれやすくなってしまいます。

また、パールやターコイズなど、水に弱い宝石が使われているジュエリーの場合は、より慎重なお手入れが必要です。素材や形状に合ったお手入れ方法を選択しましょう。シルバーアクセサリーの表面を拭くだけで黒ずみを落とせる研磨布や、浸すだけで簡単に黒ずみを落とせる液体クリーナーなど、美しい状態で保つための専用グッズもあります。

銀の加工品をお持ちならぜひ「なんぼや」に査定依頼を

銀は加工がしやすいため、宝飾品から実用品まで幅広い製品の素材として使われています。また、銀製品は長年使用することで、小さな傷や変色が独特の風合いへと変化し、より深みのある表情へと変化することも魅力です。
「なんぼや」では、銀の地金やジュエリー、コインなど幅広い買取実績があります。使用していない銀製品をお持ちの方は、ぜひ「なんぼや」の無料査定をご利用ください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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