金の買取価格も最高値に？金が最高額に達したタイミングと時代背景
資産価値の高さから世界中の投資家から投資対象としても選ばれている金。その価値は、金融、経済、ひいては政治など様々な要素の影響を受け変動してきました。 2024年金買取相場急上昇中！！ 10月31日（木）現在1gの相場が15,025円を超えました！！ 金を売るなら今がチャンス、金買取なら｢なんぼや｣にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間（日単位）： 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金の価値が最高額に達したタイミングにおける、世界の状況を分析しますと、起きるべくして起きた結果であることがわかります。
こちらでは、金の価格が最高値に達したタイミングでの時代背景やそれまでの経緯についてご紹介します。
金が最高値達したタイミング
1990年代、金の市場価格は緩やかな下降を続けていました。グローバルな展開を行う世界的企業の台頭により、株式や債券が投資対象として人気を集めていたのがその理由です。
金への投資と違い、配当、利子による利益が得られる点もメリットでもあるこうした投資対象には、多くの投資家が自己資金を投入していました。
転機となったのは2001年9月11日にアメリカで起きた、同時多発テロです。「先進国」という安心感が崩壊すると同時に、当時のブッシュ大統領はテロと徹底的に戦う姿勢を打ち出しました。
テロを境に顕在化した世界的な混乱は、「有事の投資対象」としての金の人気が再浮上する結果を招きます。
21世紀への突入と同時に上昇を続けた金の価格は、2011年9月6日にひとまずのピークを迎えます。このタイミングに到達した、1トロイオンスあたり1,923.7ドルという価格が歴代の最高値です。
これ以降、金の価格は下落に転じていますが、依然としてトレンドと言える状況は続いています。
金の価格を上昇させた要素
21世紀への突入後に起きた金価格の上昇。
以下では、この状況が招かれた代表的な理由についてピックアップしてご紹介します。
有事の金
当時多発テロを機に起きた世界的な混乱により、投資家たちは安全な投資対象を探し始めました。
「価値が失われることのない投資対象」として、重要が急激に高まったのが金だったのです。需要の増加により金の希少価値が高まり、価格が上昇していくことになります。
新興国の台頭によるインフレ
21世紀に入って相次いだ、新興国の台頭による穀物や金属の需要拡大、そこに経済危機に困窮した先進国が行った通貨の流通量増加が重なりインフレが起きました。
このタイミングで金は、インフレヘッジとしても多くの投資家に選ばれています。
新たな買い手の登場
従来の年金基金や一部ファンドに加え、2003年頃からは急激な経済成長を遂げたインドや中国が金を買い始めています。
両国は現在でも、金の二大需要国として知られています。
金ETFにより投資が簡単に
2003年に台頭した金ETF（金価格に連動した投資信託）により、金への投資ハードルが一気に下がりました。
金ETFを分散投資のひとつとして選ぶ投資家が急増し、金の需要が高騰しました。
国内での買取相場は現在も高騰中
2011年の9月にピークを迎え、それ以降は安定した水準を維持している金の価格ですが、日本の国内での金買取相場は独立した上昇の動きを見せています。これは、日本での買取市場での相場が為替の影響を受けるためです。
原則として円安の状態では、日本国内の金買取相場は上昇傾向にあります。
国内の買取市場における金の価格のみを分析しますと、30年にわたる高騰状態が続いています。自宅に長らく眠らせている金を高価で売却するならば、絶好のタイミングと言えるでしょう。
売却のタイミングを世界の経済状況を分析しながら見計らっている、投資志向の強いオーナーの方であれば別ですが、単純に「金や貴金属を高く売りたい」と考えている方であれば、このタイミングで現金化してしまうのもおすすめです。
中長期的に保持している金があるなら、購入時よりも高い買取額が期待できます。
お手持ちの金の、現在の相場における価値を知っておきたい方は、ぜひ｢なんぼや｣へ。
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今後も金の価値変動に注目
金の価格は世界的な経済状況や為替、ひいては政治の動きを反映しています。
今後は、そうした事実を踏まえて金の価格変動に注目してみるもの面白いかもしれません。
また、金や貴金属製品を所持している方は、国内の買取価格の影響にも注目してみましょう。
金の売却によって大きな利益を獲得できる「売り時」が見えてくるかもしれません。
