金価格は2倍になる?売り時を見極めるポイント
金価格が高騰しているというニュースを見かけたことのある方も多いでしょう。実際、ここ数年で金の価格はどの程度変動したのでしょうか。今回は、売り時を見極めるポイントと併せてご紹介します。
金価格が2倍になった?2023年現在の金相場
2023年10月現在の金相場は、1gあたり10,200円ほどとなっています。2023年8月末に、史上初めて1gあたりの金価格が10,000円を超え、大きな話題となりました。この金額は10年前と比較すると約2倍の価格です。
金価格の上昇にはいくつかの要因が影響していると考えられますが、特に直近の値上がりは新型コロナウイルスの流行が大きく影響しているとされます。新型コロナウイルスの流行により世界的に経済が停滞し、社会不安が蔓延したことで、安全資産である金を購入する方が増えました。
また、ウクライナショックによる影響も金価格上昇の一因となっています。ロシアによる黒海封鎖などにより、世界中の物流が滞った結果、急激なインフレを招きました。そのため、金をはじめとした安全資産への投資が進んでいます。
金価格が高騰する要因には、このほかにも以下のようなものがあります。
・新しい使い道が発見されて需要が高まった
・地政学的なリスクが高まった
・米ドルの価値が高まり円安が進んだ
今後の金価格を予測する場合は、上記のような出来事やリスクがあるかどうかをチェックすることが大切です。
将来的に金価格は2倍になる?
金価格が現在の2倍になるかどうか、正確に予想することは難しいとされます。先に説明した通り、金価格の変動は多くの要因に影響を受ける可能性があるためです。この10年間で金価格は2倍近くになったことを考えると、将来的に金価格が上がり続け、2倍になる可能性がある一方、何らかの原因で下落することも否定できません。
ただ、今のところ金の埋蔵量が減少しているのも事実です。今後新しい金鉱が見つかったり、技術の進歩によってより採掘コストが下がったりしない限りは、金の価値が極端に下がることはないと考えられます。
また、世界中での金の需要は依然として高いままです。先進国はもちろん、新興国では経済成長とともに金の需要が拡大しています。金は、宝飾品や工業製品など、使い道が幅広いのが特徴です。近年は、医療器具にも金が使用されています。このような事情を考慮すると、正確な予測は難しいものの、数十年単位の長期的なスパンでは金価格が2倍になる可能性もあるといえるでしょう。金価格の動向を予測するためにも、世界経済の動きや各国の経済政策などのニュースを意識的にチェックし、情報を取得する必要があります。
金の売り時を決めるポイントは?
金価格がいつ最高値に達するのかを正確に予測することは、専門家でも難しいのが現状です。そのため、資産として長期的に保有するか、売却するかの判断に悩む方も多いでしょう。直近の相場動向を見て、現在の金価格が高い場合は売却することも選択肢の一つです。
また、どの買取店で売るかによっても得られる金額が変わるため、しっかりと比較検討することが大切です。以下では、金の買取店を選ぶ際のポイントをご紹介します。
買取実績が豊富
金の売却は買取実績が豊富なお店に依頼しましょう。買取実績の多いお店は、多くのお客様が来店し、査定金額に納得していることを意味します。ホームページやSNSに多くの情報が掲載されている店舗は、それだけ信用できると考えて良いでしょう。
実店舗の有無
金買取では、実店舗のあるお店に依頼することをおすすめします。郵送買取や訪問買取のみ対応しているお店もありますが、配送や入金に関するトラブルが発生しやすいため、実店舗の有無を必ず確認しましょう。
買取時の対応
金を査定してもらう際は、スタッフの対応もチェックしましょう。金額の理由や手数料の内訳についてしっかりと説明してくれるお店を選ぶと安心です。「相場だから」の一点張りで丁寧な説明がないお店は利用しないように注意しましょう。
まとめ
「なんぼや」は金買取に力を入れており、最新相場をもとにした高価買取価格をご提示いたします。金の売却を検討中の場合は、ぜひ一度無料査定をお試しください。