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2022年の金相場を振り返る

2022年の金相場を振り返る

ここ数年、金の相場価格は上昇する傾向にあります。いつまで金相場の上昇傾向が続くかは定かでありませんが、最近の動きを把握しておくと金の売却時期を検討するとき参考になるでしょう。そこで今回は、最初に2022年の金相場を振り返り、同年の相場動向に大きく関係した要素や今後の見通しをご紹介します。

2022年における金の最高値小売価格・最安値小売価格・平均小売価格まとめ

金
2022年における金の最高値小売価格と最安値小売価格は、それぞれ4月と1月に記録されました。
同年の買取相場によれば、金の最高値小売価格は4月20日に記録された8,860円です。同じく最安値小売価格については、1月31日に7,244円が記録されています。また、年間の平均小売価格は8,300円でした。
2018年からの動きを見ると、同年10月9日は4,721円でした。2019年5月27日には4,929円に上昇し、同年10月7日は5,732円と5,000円台に達しています。2020年1月6日に5,927円まで上がると、2021年6月3日には7,444円を記録しました。
さらに、2022年3月8,299円・同年12月23日8,468円と、ここ約4年間にわたり多少は上下しながらも全体的に上昇傾向が続いています。
なお、2022年1月~12月の各月の平均小売価格は次の通りです。
1月:7,326円
2月:7,500円
3月:8,107円
4月:8,582円
5月:8,325円
6月:8,639円
7月:8,360円
8月:8,382円
9月:8,464円
10月:8,591円
11月:8,618円
12月:8,524円
以上の一覧を見る限り、金の平均小売価格は2022年のうちに1,000円ほど上昇したと理解できます。

2022年の金相場に関係した要素とは?

2022年の金相場に大きく影響したと見られる要素は、ロシアのウクライナ侵攻・新型コロナウイルスの流行・円安の3つです。
世界でテロや紛争が起こると、国内外では株や通貨の信頼が揺らぎやすくなります。それに対して金は腐食しにくい金属であり、これまで有事には安定感のある資産として価値を高めるケースが多く見られました。
今回のウクライナ情勢は先行きが見通せず、世界情勢が不安定になり金相場の上昇を招いたと見られています。
2019年末頃から発生した新型コロナウイルスの流行は、世界経済に大きな打撃を与えました。国内外で経済活動が低迷するなか金に対する信頼感が増し、取引価格も上がったと指摘されています。
円安は、国内相場での影響が大きいといわれる要素です。金はドルによる取引が一般的であり、円高のとき購入したものを円安の進んだ状況で売ると利益が生まれやすいため、最近は金の人気が高まり価格上昇につながったと考えられています。
コロナ禍は沈静化しつつありますが、ウクライナ情勢と円安は大きく変わらず、現在も金相場の上昇傾向に強く影響していると認識されています。

2023年以降の金相場の見通し

ポイント紹介する女性
2023年以降の金相場については、長期的な視点に立てば上昇傾向が続くとの見通しが主流です。
金の価格上昇が予想される主な要素としては、ウクライナ情勢の見通しの悪さが挙げられます。まだロシアとウクライナが歩み寄る気配はなく、世界的な不安が消えないなか金への信頼感は増しています。
不測の事態に対する警戒感も、金相場の上昇につながると見られる要素です。ウクライナ情勢以外にも国際関係には不安要素があり、今後も金の人気は大幅に下がらず多くの投資家は急に手放さないと予測されています。
短期的な視点で見た場合、2023年は米国の利上げ政策により無利息の金価格が下落に転じました。日本も、日銀の金融政策で円安の動きが緩和されれば、金の価格上昇は鈍る可能性があります。
ただし、現在の金相場は多くの要素に影響を受けているため、短期的な予測は専門家でも難しいといわれています。また、長期の予測も、過去のデータや専門的な見解をふまえた一般論に過ぎません。
いずれの予測も全面的に信頼するのは問題であり、金の相場動向や経済情勢をこまめにチェックする姿勢は不可欠と考えられます。

金は価格相場が上昇しているうちに売却

2022年における金の相場価格は、1年を通じて上昇傾向を示しました。今後も上昇傾向が続くとの意見は多く聞かれますが、いつ下落に転じるか的確に予測するのは困難です。そのため、金の売却を検討中であれば、価格が上昇しているうちに売りに出すことをおすすめします。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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