22金が錆びることはある?お手入れ方法や高価買取のコツ
エレガントな黄金の輝きが魅力の22金ジュエリー。合金ですが、他の金属が少ないため耐蝕性に優れ、錆びにくいという大きなメリットを持っています。金の含有量が多いため、純金に近い黄金色をしており、柔らかく傷がつきやすいのが特徴です。この記事では、22金ジュエリーの魅力や、その美しさを長く保つためのお手入れ方法、そして高価買取を引き出すためのノウハウについてご紹介します。大切な22金のアクセサリーを長く愛用したい方や、売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
22金の基礎知識
22金はその高い純度と特性から、特別な価値を持つ合金です。まずは、22金の主な特徴について解説します。
純度約91.7%の合金で資産価値が高い
22金は金の純度が約91.7%の金製品を指し、非常に高い純金含有率を誇ります。ほぼ純金に近いため美しい黄金色をしており、やわらかく加工がしやすいのが特徴です。日本ではあまり22金の製品は制作されていませんが、海外では身につけられる資産として高い人気を誇ります。「有事の金」といわれることもあるように非常に資産価値が高いため、価値の変わらない資産として紙幣よりも好まれる国もあるほどです。資産価値の高い上質なジュエリーや、投資用の金貨などに加工されています。
純金に近い輝きを堪能できる
22金は、金製品のなかで最も純金に近い純度であるため、純金に近い輝きと黄金の色合いが特徴です。純度が高ければ高いほど、魅力的な黄金色が堪能できます。22金のジュエリーは、ほかの金属の影響が少ないため、高貴な輝きとエレガントな美しさを備えているのです。
18金などと比較すると強度は低いため傷に注意が必要
一方で22金は、ほかの金製品に比べて強度にはやや劣ることがあります。純度が高ければ高いほど、純金のように柔らかい性質があるためです。通常ゴールドのジュエリーを製作するときは、強度を高めるために割金としてほかの金属を混ぜます。22金はほかの金属が約8.3%しか混ぜられていないため非常にやわらかく、細かいデザインのジュエリーなどには向きません。また、18金などに比べて柔らかい性質があり、傷つきやすい特徴があります。22金のジュエリーを長く美しく保つためには、慎重な取り扱いと注意が必要です。
22金が錆びるのを防ぐお手入れのコツ
22金は金の純度が高いため、酸やアルカリに強く、錆びにくい素材ではあります。しかし、含まれている割金が錆びて変色してしまう可能性があるため、適切なメンテナンスが重要です。22金が錆びるのを防ぐためには、以下のお手入れのコツが役立ちます。
汚れはすぐに拭き取る
22金のジュエリーが汚れてしまった場合、素早く拭き取ることが大切です。柔らかい布やジュエリー専用の拭き取りクロスを使用して、汚れや脂分をこまめに取り除くことで、錆びや変色のリスクを軽減できます。とくに、化粧品や汗、皮脂がついた場合は早めの対処が重要です。
1つずつ保管する
ジュエリーを保管する際には、一つひとつ丁寧に保管することが大切です。ジュエリー同士がこすれることで傷がつき、美しい輝きが損なわれやすくなります。ジュエリーボックスや袋などを使用して、1つずつしっかりと保管することで、相互の擦れを最小限に抑えられます。お手入れを定期的に行い、丁寧な取り扱いを続ければ、美しさの維持につながるでしょう。
錆びて変色した22金は買取価値が下がる?
錆びて変色した22金であっても、基本的には買取可能とされます。しかし、より高く売却するなら、いくつかのポイントに注意しましょう。
22金は金の含有率が非常に高いため、金としての価値も高いといえます。金相場が高騰しているため、変色があっても金の価値がしっかりと評価されるでしょう。また、買取価格にも大きな影響はないと考えられます。
ただし、買取店によって基準は異なり、どの店でも高価買取されるとは限りません。錆びや変色がある場合の買取価格にどの程度影響が出るかは、買取店によって基準が異なります。一部の店舗では、外観の美しさに厳格な基準を設けているといいます。錆びたり変色したりしている22金を買取してくれるかどうか、また、買取額への影響はどの程度かは買取店により異なるため、事前に確認が必要です。錆びや変色がある22金製品を売却する場合は、複数の買取店で査定を受け、それぞれの査定結果を比較することをおすすめします。査定結果や提示される価格には、大きな差が生じる可能性があります。それぞれの店で評価を聞き、納得いく価格を提示してくれた店を選ぶと良いでしょう。
錆びて変色した22金の高価買取を実現するポイント
錆びて変色した22金を高価買取してもらうためには、いくつかコツがあります。ここでは、変色した22金を、より高く売却するためのポイントをご紹介します。
できる範囲できれいにしておく
錆びて変色してしまった22金でも、査定前にできる限りきれいにしておくことがポイントです。汚れや脂分がついている場合、それを拭き取るなどして外観を整えると、買取価格に良い影響を与えることがあります。柔らかい布やジュエリー専用の拭き取りクロスを使用して、慎重に汚れを取り除くよう心がけましょう。
付属品がある場合は一緒に査定に出す
ジュエリーには、購入したときに付属品がついてくることがあります。たとえば、箱やケース、証明書などがそれに当たります。これらの付属品も一緒に査定に出すことで、状態やブランドなどの付加価値が確認され、査定額アップが期待できるでしょう。
相場を調べて高いタイミングで売る
金の相場は、常に変動しています。相場が高騰している時期に売却することで、買取価格がアップする可能性があります。22金のアイテムをより高く売却するなら、相場の変動を把握し、高値で売却できるタイミングを見極めることが重要です。売却することを決めたら、金の相場に関する情報を常にチェックする習慣を持つと良いでしょう。
22金は錆びる可能性があるため注意が必要
22金の特徴や錆び・変色を防ぐコツ、高価買取してもらうための注意点などをご紹介しました。純金は、酸やアルカリに強く耐蝕性に優れているため、錆びたり変色したりすることは滅多にありません。しかし、ほかの金属が含まれる22金は、錆びや変色の可能性が少なからずあります。錆びで変色したとしても、買取を断られることはほぼないと考えられますが、店舗によっては買取額に影響が出る可能性があります。
「なんぼや」では、現在金製品の買取強化中です。変色してしまった22金でも、金製品としての価値をしっかり見極め高価買取いたします。処分してしまう前に、ぜひ「なんぼや」の無料査定にて、買取価格をお確かめください。