14金と18金はどのように見分けたら良い?色の違いについて解説!
14金や18金は強度があり、アクセサリーなどによく使われます。金の含有量が異なるため、価値に差がありますが、どのように見分けたら良いかご存知でしょうか。ここでは、14金と18金の見分け方として、色の違いについて解説いたしますので、良ければ参考にしてみてください。
14金・18金とは?
はじめに、14金・18金とはどのようなものなのかを解説いたします。
24分率を基準とした金の種類の分け方
金はさまざまな種類があり、太陽歴の24分率を基準として、金の純度を表記したものが14金や18金となります。
14金は金の含有率が58.5%
まず、14金は金の含有率が58.5%のもので、半分弱は他の金属が占めています。
18金は金の含有率が75%
一方、18金は金の含有率が75%のもので、残りの25%が他の金属となります。
金以外に配合される金属を割金と呼ぶ
金以外に配合される金属のことは割金(わりがね)と呼びます。割金の種類としては銀や銅、パラジウム、ニッケルなどで、それらの性質により14金や18金は硬くて傷がつきにくいため、アクセサリーなどに使用されています。
14金と18金の色の違いは?
それでは、14金と18金で色の違いはあるのかどうか、解説いたします。
純度が高い金は金色が強く、純度が下がるほど色調は薄らぐ
14金や18金は割金の影響を受け、純度が高い金は金色が強く、純度が下がるほど色調が薄らぎます。
よく見ると14金より18金のほうが金色は強い
顕著な違いではないですが、よく見ると14金より純度の高い18金のほうが金色は強いです。
割金の種類によって色の違いがある
14金や18金は割金の影響を受けるため、割金の種類によって色が異なります。よくあるイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドにはどのような種類の割金が含まれているのか、14金と18金でどう色みが異なるのかを下記でご説明いたします。
イエローゴールドの14金と18金の色の違い
まず、もっとも黄色みが強いイエローゴールドの14金と18金の色の違いをご説明いたします。
黄色が強い華やかな色合い
イエローゴールドは、割金の割合が銀と銅で同じくらいの金です。黄色が強い華やかな色合いの色です。
18金は鮮やかなイエロー
金の割合が多いほど、イエローゴールドは黄金色に近い色みになるため、18金は鮮やかなイエローです。
14金は18金より淡いイエロー
一方、14金は18金より金の割合が少なくなるため、18金よりも淡いイエローとなります。
ホワイトゴールドの14金と18金の色の違い
次に、銀白色をしたホワイトゴールドの14金と18金の色の違いをご説明いたします。
銀白色
ホワイトゴールドは、純金に銀とパラジウムを配合しています。価値の高いプラチナに近い白色に、独特な銀色が混ざった銀白色の色です。
14金も18金も同じ色合い
ホワイトゴールドの場合、パラジウムで白くしていますが、ロジウムでコーティングしてさらに白くしているため、金の含有度により色合いの違いはなく、14金も18金も同じ色合いをしています。
ピンクゴールドの14金と18金の色の違い
最後に可愛らしい印象を与える、赤みかがかったピンクゴールドの14金と18金の色の違いをご説明いたします。
赤みがかった色合い
ピンクゴールドは、割金の割合として銀より赤みを出す銅を多く配合した金です。白くするパラジウムを含むと、赤みが薄まり、ピンクの色に近くなります。
18金はやわらかいピンク
金の割合が多いほど、ピンクゴールドは赤みを出す銅の割合が減るため、落ち着いたやわらかいピンクになります。
14金は18金より赤が強いピンク
14金は18金よりも銅の割合が増えるため、はっきりとした赤が強いピンクになります。
まとめ
ここでは、14金と18金の見分け方として、色の違いについて解説いたしました。顕著な色の違いはありませんが、よく見ると14金より純度の高い18金のほうが金色は強いでしょう。また、割金の種類によって色自体が異なり、よくあるイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドでの14金と18金の色みの違いを解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。もし、14金や18金の買取を検討しているのであれば、ぜひお気軽に実績多数の「なんぼや」にご相談ください。