10金は価値がないのか?1gあたりの相場【K10】
2024年6月現在、金の価値は上がり続けており、実物資産として金を購入している方も多くいらっしゃいます。
金は金地金(インゴット)だけでなく、貴金属やジュエリーとして所有する方もおり、そういう方は純金よりも20金・18金などでお持ちになっています。
今回はその中でも純度の低い10金についてご紹介していきます。10金の価値と相場についても話していきますのでぜひ参考にしてみてください。
10金とは??
10金や18金とは金の純度を表し、24金が100%の純金となることから、18金は金の含有率が75%。
10金は金の含有率が42%の金を指します。
- 24金:金100%
- 22金:金91.6%
- 18金:金75%
- 14金:金58.5%
- 10金:金41.6%
- 9金:金37.5%
では、残りの54%はどうなっているのかというと、金以外の銅や銀などの金属を織り交ぜて形成しています。
指輪やネックレスなどの地金によく利用されるのは18金ですが、10金も幅広い貴金属やジュエリーに使われています。
10金と18金の違い
10金と18金の違いはそのまま金の純度の違いになるのですが、見た目的にはほとんど変わりません。10金の方が金の含有率が低い分、安っぽく感じるという意見もありますが、見た目は普通の人だったらどちらが10金でどちらが18金かわからないでしょう。見た目でいえば、18金の方がより金の含有率が高いため、黄味が強く、10金の方が他の金属の色味を入れることができるので、よりピンクだったり、シルバーの色味を出すことができるといわれています。
価格は金の含有率が高い18金が高いです。18金と10金では価格差はモノによっては倍近く変わるともいわれています。
10金のジュエリーが増えている
これまで日本国内でも海外でも金の地金を使うジュエリーのほとんどは18金が主流でした。18金の下になると14金までで10金が市場に出ることはほとんどなかったといわれています。
しかし、2012年以降、世界情勢の影響もあり、地金の価格が高くなり、よりコストが低い10金のジュエリーを各社が導入し始めました。現在もイギリスなどでは10金よりさらに下の9金をアクセサリーなどに使って販売しています。
10金は価値がないのか?
10金は18金に比べると金の含有率が低いので価値という面では下になります。
しかし、ジュエリーの地金という面でいえば、18金に比べて強度が強く、繊細なデザインに対応し、また色味をはっきりさせることができ、輝きを失いにくいといわれています。よりカジュアルにジュエリーを普段使いする現代の流行にはぴったりなのが10金といえるでしょう。
10金 | 18金 | 24金 |
---|---|---|
5,050円 | 9,610円 | 12,570円 |
※価格相場は6月時点での価格になります
10金の買取相場を見てみると、たしかに18金との差はあるものの、やはり金の価格が軒並み上がっていることもあり、思った以上に価値が高いことがわかります。
ここ数年で買取業者の多くも10金のジュエリーや貴金属の買取も承っているところも多くなりました。
10金の1gあたりの相場
グラム数 | 相場価格 |
---|---|
3グラム | 15,150円 |
5グラム | 25,250 円 |
10グラム | 50,500 円 |
15グラム | 75,750 円 |
30グラム | 151,500 円 |
100グラム | 505,000 円 |
500グラム | 2,525,000 円 |
1000グラム | 5,050,000 円 |
※価格相場は6月時点での価格になります
不要な10金ジュエリーはぜひ買取へ
ここ数年で金の価格は上昇しており、たとえ10金でも1gあたりの価格は10年前に比べると高くなっていることがわかります。また、10金のジュエリーや貴金属自体の需要も中古市場で高まっているため、買取業者も10金ジュエリーの買取を強化しています。
金は資産としてだれでも買えるものではありません。ですので、比較的手に入りやすく、またファッションとしても楽しめる10金ジュエリーや貴金属を所有するのは今後の金相場としても有効な手段といえるでしょう。
不要の10金ジュエリーをお持ちの方は買取を検討しましょう。
「なんぼや」では10金アイテムの高価買取を実施しています。LINEでの査定も行っていますのでぜひ一度ご利用くださいませ。