2024年
5月13日週
プラチナ相場の過去推移

2024年 5月 13日週 プラチナ相場の価格推移グラフ

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2024年 5月 13日週 プラチナ相場の価格推移

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2024年 5月 13日週 プラチナ相場の価格推移表

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2024年 5月13日週 プラチナ相場に対する考察

2024年5月13日〜5月17日週のプラチナは上昇一辺倒の一週間だった。また上昇幅も大きく、売買のタイミングが難しい時期といえる。売却後にインゴットの値が上昇したという方も多いだろう。 前週金曜日の5月10日の上昇基調を引き継ぎ、13日(月)にはインゴットで69円のプラス、14日(火)には50円のプラスを見せる。そろそろ過熱感からの反発かという見方もあった15日(水)にはなんと264円の大型上昇。インゴットで5,700円台を超えるのは、2008年8月以来となった。 翌16日(木)も53円続伸と、5営業日連続の大幅上昇となった。背景としてはいくつかの理由が指定できるだろう。 1つは米国株の影響だ。従来の株価上昇が天井感を見せるなかで、15日発表のアメリカ消費者物価指数(CPI:4月)でインフレの鈍化が確認され、早期利下げの期待が増したことからプラチナも上昇した。CPIは発表される週のはじめから数字が織り込まれ、株式やプラチナを含むコモディティに影響が生じる。現在の米株はFRB(米連邦準備制度理事会)からの金利政策に一喜一憂する傾向が強い。 2つ目はプラチナと同じコモディティである金の上昇だ。基本的に金が上昇すれば、プラチナ(および銀)も比例して上昇することが多い。対株式相場を見て、同じコモディティで評価されているためだろう。ただ先週14日の火曜日は、金が大幅下落(△95円)する一方でプラチナが上昇しているなど、珍しい動きの1日があった。この日はハイテク株が上昇していることと、プラチナの一大採掘国であるロシアの対外的な動きが活発化していることの2点が考えられる。 17日(金)には17円下落。およそ1週間振りの反発となったものの、下落幅は抑えられた。NYダウが一時4万ドルを超えるも失速したことで、先週からの大幅上昇の調整局面も兼ね、プラチナの確定売りが進んだと見られる。アメリカを中心に上昇期待の半導体各社の決算が続くため、次週も上昇予測が高いことには変わりないだろう。

専門家コメント・考察コメント作成

工藤崇
工藤崇
(AFP/証券外務員Ⅱ種)

北海学園大学法学部卒業後上京。不動産会社・建築会社を経てFP事務所を設立し、代表に就任。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得しながら、Fintech関連業務に参画。

2024年 5月 週別 プラチナ相場の価格推移

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