2024年
9月16日週
金相場の過去推移

2024年 9月 16日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 9月 16日週 金相場の価格推移

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2024年 9月 16日週 金相場の価格推移表

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2024年 9月16日週 金相場に対する考察

2024年9月16日〜9月20日週のNY金相場は、2646.2ドル(前週終値比1.4%上昇)で週間の取引を終了しました。前週に続いての上昇です。9月17日(火)〜18日(水)に開催された米FOMCでは、2020年3月以来となる4年半ぶりの政策金利0.50%引き下げが決定されました。市場で注目を集めていた利下げ幅は従来の2倍に拡大し、今回のFOMCで米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策は、金融引き締めから金融緩和に転換されました。金相場は、週前半はFOMCを控え様子見姿勢が強まっていたものの、大幅利下げが決定されたことを受けて、木曜日以降のマーケットはポジティブに反応。金利の付かない金にとって利下げは価格上昇要因であることから、19日(木)のドル建て金価格は4営業日ぶりに過去最高値を更新、20日(金)も大幅上昇するなど明確な上昇トレンドを継続しています。重要イベント通過の安心感から、リスク資産には資金流入が続き株式市場も大きく上昇、19日(木)のNYダウ平均株価とS&P500指数が揃って過去最高値を更新しました。また、外国為替市場では、FOMCを控えた16日(月)にはドル円が2023年7月以来となる1ドル=139円台をつけ、円を買ってドルを売る動きが見られました。18日(水)のFRBの利下げ決定直後に乱高下する場面がありましたが、その後はドル買い円売りの流れが強まり、20日(金)には144円台前半まで戻りを見せ、足元では円安ドル方向で推移しています。国内では、20日(金)に開催された日銀金融政策決定会合で、政策金利0.25%の据え置きが決まりました。会合後の植田日銀総裁の発言も特段材料視されず、ほぼ無風の展開に終始。日米で重要指標が目白押しとなった週でしたが、終わってみれば想定範囲内の結果に落ち着き、主だった波乱など無く終了しています。国内金価格に関しては、堅調なドル建て金価格と円安方向で推移する円相場を受けて、週間では全営業日で上昇しました。13,000円台を回復していることから、国内金価格のもう一段の上昇にも期待が持てますが、当面は為替レート次第といった展開が見込まれます。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 9月 週別 金相場の価格推移

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