2024年
3月18日週
金相場の過去推移

2024年 3月 18日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 3月 18日週 金相場の価格推移

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2024年 3月 18日週 金相場の価格推移表

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2024年 3月18日週 金相場に対する考察

2024年3月18日〜3月22日週のNY金相場は、2160.0ドルと前週終値ではほぼ変わらずの水準で週間の取引を終了しました。19日(火)〜20日(水)に実施されたFOMCは市場予想通り金利据え置きとなりましたが、年3回の利下げ見通しが示されたことを受けて金利の付かない金への押し目買いが続き、ドル建て金価格は過去最高値を更新しました。国内金価格はドル円が151円台に突入している円安後押しによって、21日(木)には過去最高値を大幅に更新する11,643円を記録し堅調な展開で推移しています。 NYダウ平均株価は、週間ベースで4週ぶりに上昇し39,475.90ドルで金曜日の取引を終了しました。月曜日からの4連騰で合計1,000ドル超の上昇を見せるも、22日(金)には利益確定の売りに押されました。また、S&P500指数は今年に入って週間ベースで最大の上昇率となり、FRBの6月利下げ観測を背景とした株式市場への買い意欲は引き続き旺盛です。国内では、18日(月)〜19日(火)に実施された日銀の金融政策決定会合で2007年以来17年ぶりの利上げが決まりました。今後の利上げペースも緩やかな見通しであったことから一部で懸念されていた下押し圧力はなく、投資家の買い安心感を誘いながら日経平均株価は力強い上昇を見せています。FOMCと日銀決定会合を波乱無く通過したことで、日米の株式市場がともに史上最高値を更新する展開となりました。 ドル円相場は、週初149円ちょうど近辺でスタートし、その後は円安ドル高方向で推移しました。日銀の金融政策決定会合を経てドル円相場は円安が大幅に進行、一時151円台後半をつける場面がありましたが、週間の取引は151円台中盤で終了しています。22日(金)には、市場予想に反してスイス中央銀行の利下げが発表されました。他の主要中央銀行も利下げを行うか注目されています。 3月25日〜3月29日週の主な経済指標は、29日(金)に米個人消費支出(PCE)デフレータが発表されます。同指標はFRBがインフレ動向を判断するため注視しており、結果によっては物価への警戒感が広がることで米利下げ見通しにも影響を与えそうです。外国為替市場では、ドル円が34年ぶりの円安となる152円を試す展開が想定されます。その場合は、介入への警戒感も一層高まることになるでしょう。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 3月 週別 金相場の価格推移

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