2024年
2月26日週
金相場の過去推移

2024年 2月 26日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 2月 26日週 金相場の価格推移

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2024年 2月 26日週 金相場の価格推移表

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2024年 2月26日週 金相場に対する考察

2024年2月26日〜3月1日週のNY金相場は、2095.47ドルと前週比で上昇して週間の取引を終了しました。1日(金)に発表された米ISM製造業景気指数や米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)の弱い指標結果を受けて、外国為替市場ではドルが売られ金相場を大きく押し上げる展開となりました。国内金価格も過去最高値を再び更新する勢いとなっています。 NYダウ平均株価は、前週比で下落となる39,087.38ドルで金曜日の取引を終了しました。今週はS&P500指数やナスダック指数が共に史上最高値を更新する場面があり、引き続き米株式市場は好調です。1日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が40,000円にあと10円に迫る39,990円の高値をつけました。週末の海外市場では、日経225先物価格がすでに40,000円を突破しており、4日(月)の東京株式市場で日経平均株価が40,000円の大台乗せとなるのは確実な状況です。経済指数と生活実感との乖離が指摘されていますが、国内でも今後はデフレ脱却の議論が加速することになりそうです。 ドル円相場は、週初150円台中盤でスタートし小幅な値動きが続く中、金曜日に発表された複数の経済指標が市場予想を下回り、米国経済への先行き不透明感からドルが売られ一時149円台前半をつける場面がありました。150円台前半で取引を終了しています。FRBの早期利下げ観測の後退に伴い、2月中旬以降のドル円相場は150円を挟む149円〜151円の値幅内で推移、円安ドル高の基調は継続しています。国内では日銀が3月もしくは4月の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除に踏み切るのではといった市場観測が広がっており、金融政策の正常化に向けた植田日銀総裁の発言に注目が集まっています。 3月4日〜3月8日週に予定されているイベントでは、6日(水)に地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表が、8日(金)には米雇用統計の発表があります。また今週はパウエルFRB議長の議会証言も予定されており、金曜日の雇用統計が弱い結果であった場合には、6月の利下げ観測への期待が市場で高まりそうです。国内金価格が2023年12月4日の最高値10,819円に迫っています。再び最高値を更新すれば、金価格の高値更新のニュースを目にする機会が増えるのではないでしょうか。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 2月 週別 金相場の価格推移

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