2024年
10月7日週
金相場の過去推移

2024年 10月 7日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 10月 7日週 金相場の価格推移

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2024年 10月 7日週 金相場の価格推移表

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2024年 10月7日週 金相場に対する考察

2024年10月7日〜10月11日週のNY金相場は、2676.3ドル(前週終値比0.3%上昇)で週間の取引を終了しました。前週の米雇用統計はマーケットにポジティブサプライズをもたらしましたが、10日(木)の米消費者物価指数(CPI)、11日(金)の米生産者物価指数(PPI)といった重要なインフレ指標の発表後には主だった反応が見られず、金相場への影響は限定的でした。11日(金)にはイスラエルがイランの核関連施設や石油インフラを標的として報復攻撃を実施する見通しであることが伝えられ、地政学リスクの高まりから安全資産として金は大きく買われました。ドル建て金価格をテクニカルで見ると、綺麗な右肩上がりの上昇トレンドを継続しているものの、9月26日(木)に最高値2708.7ドルをつけた以降は上値重く推移しています。下値については底堅さが顕著で、8月5日(月)安値と10月10日(木)安値とを結ぶサポートライン付近では、押し目買い優勢で反発しやすい状況が見て取れます。11月6日(水)~7日(木)の次回FOMCでは、FRBの0.25%追加利下げについて市場の織り込みが進み、政策金利据え置きの可能性も浮上するなど大幅利下げへの期待感は後退しています。FRBの金融緩和政策が進展する見通しであることから株式市場は資金流入が続いています。11日(金)には、NYダウ平均株価とS&P500指数が共に過去最高値を更新し、週間の取引を終了しました。11月FOMC直前の11月5日(火)は、米大統領選の投開票日です。スケジュール的に重要イベントが重なる週でもあり、マーケット急変にも注意が必要になるでしょう。外国為替市場では足元の円相場で円安ドル高が進行しています。日米金利差縮小は円高ドル安要因であるものの、想定よりも緩やかなペースで進む見通しであることから、ドル円は節目である150円目前の水準に位置しています。金をはじめとする貴金属の国内価格は、ドル建てで取引される国際価格をドル円レートで換算して算出されます。そのため、国内金価格は円安進行が追い風となって、7日(月)には13,842円をつけ7月17日(水)以来となる約2ヶ月半ぶりに過去最高値を更新しました。このまま円安ドル高が進めば、早期の14,000円台乗せも視野に入ります。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 10月 週別 金相場の価格推移

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