2024年
1月15日週
金相場の過去推移

2024年 1月 15日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 1月 15日週 金相場の価格推移

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2024年 1月 15日週 金相場の価格推移表

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2024年 1月15日週 金相場に対する考察

2024年1月15日〜1月19日週のNY金相場は、週中には地政学リスクが意識され安全資産として買われる場面もありましたが、週間の終値は2029.3ドルとなり先週比で下落して取引を終了しました。市場が期待するFRBの早期利下げ観測が後退する中、米国債利回りは上昇しドルが買われ、金は売られやすい相場地合いが続きました。円安ドル高が進行しており、為替要因から国内金価格は先週比で上昇となっています。今月末30日(火)〜31日(水)開催の次回FOMCに向けて、FRB高官の金融政策に関する発言を禁じるブラックアウト期間入りとなります。 NYダウ平均株価は、金曜日の終値は37,863.80ドルで取引を終了し、史上最高値を更新しました。人工知能(AI)関連需要への拡大期待から半導体関連株やハイテク株が連日買われ相場上昇の牽引役となり、S&P500指数も終値ベースで2年ぶりに史上最高値を更新しています。引き続き主要企業の決算見通しが注目されます。 ドル円相場は、週初144円台後半で始まり週末にかけてドル買いが優勢の展開となりました。金曜日には一時149円台をうかがう動きを見せるなど、週間では約4円幅の円安ドル高水準で推移し、148円台前半で取引を終了しています。米金融当局者から早期利下げ開始観測へのけん制発言が相次ぎ、利下げ期待の後退に伴うドル買いと、国内ではマイナス金利解除が当面見送りの公算が強まる中で円売りが進み、日米の金利差に着目した円安トレンドでの推移が続いています。このままのトレンドが継続すれば、150円を巡る攻防戦の可能性もあるでしょう。 1月22日〜1月26日週に予定されているイベントでは、22日(月)〜23日(火)に日銀の金融政策決定会合が開催されます。23日(火)に会合結果公表と総裁会見が予定されていますが、市場では金融政策の現状維持が大方の予測でもあり、大規模金融緩和政策の修正について踏み込んだ発言があれば、為替を中心にサプライズとして受け止められる可能性があります。またFRB高官のブラックアウト期間(1月20日~2月1日)になります。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 1月 週別 金相場の価格推移

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