イエローゴールドはどんな色？似合う人や適切なお手入れを紹介
「日本人の肌に良く合う」として、カラーゴールドの中でも一際人気があるイエローゴールド。黄金に輝く華やかな見た目のイエローゴールドですが、18金とは明確な違いがあるのでしょうか？
そこで今回は、アクセサリー・ジュエリーファンに根強い人気があるイエローゴールドの特徴や魅力、含有成分をくわしくご紹介します。イエローゴールドが日本人にマッチする理由や、意外と知られていない金属アレルギーについても触れますので、ぜひ参考にしてください。
イエローゴールドとはどんな色？
イエローゴールドとは純金に銅や銀などを混ぜた黄色みが特徴のカラーゴールドのことです。
24金と言われている純金は硬度が弱く傷つきやすいので、アクセサリーなどの加工品には向きません。そのため、銅や銀を混ぜて金属としての硬度を高めているのです。
その配合割合や化合物の種類により、カラーゴールドの色合いが変わります。以下、カラーゴールドにおける色合いと純金度の違いをまとめたのでご覧ください。
【色合い】
| イエローゴールド | 純金の色合いに近い明るい黄色み。ゴージャスさを感じる。金75％+銀15％+銅10％の配合が一般的。 |
| ピンクゴールド | ゴールドの黄色みにやわらかいピンク色の風合いを感じる。金75％+銀10％+銅15％の配合が一般的。 |
| ホワイトゴールド | プラチナに似たような白色が強い涼しげな色味。金75％+パラジウム25％の配合が一般的。パラジウムのほか、ニッケル系の金属を25％含有するためアレルギーに注意。 |
このように、金以外の金属の含有量で色味が変化することがわかります。
【純金度】
| K24 99.9～100％ | 金としての資産価値が一番高く、重さ＝価値と評価されている。メープルリーフ金貨やインゴット（金の延べ棒）などが代表的な商品。 |
| K22 91.7％ | 純金よりも硬度があるため、傷つきにくい。色合いも純金に近い金色である。クルーガーランド金貨がK22の代表的な商品。 |
| K18 75％ | 日本におけるアクセサリーに一番使われている純金度。Ｋが数字の前にあるものが日本製、Ｋが数字の後であれば外国製となる。 |
| K14 58.5％ | 外国製のアクセサリーで多く使われている純金度。K18よりも硬度が高い。耐久性も高いが錆が発生したり赤みが起きたりしやすい。 |
| K10 42％ | 純金度が低いためにイエローゴールドでも黄色みが薄い。錆などが出やすくなるので手入れには細心の注意が必要。 |
同じイエローゴールドでも、純金度によって性質が変化します。
イエローゴールドがおすすめな人
イエローゴールドは、黄色味が強めに表れた金属です。その色味から、日本人の肌に馴染みやすいといわれます。また、イエローゴールドは、日焼けした褐色の肌にもマッチする色味です。小麦色の肌の男性などは、カジュアルな気分でイエローゴールドのアクセサリー・ジュエリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
イエローゴールドの色を保つためのお手入れ
イエローゴールドは毎日のお手入れにより、長期にわたって良好なコンディションを維持できます。丁寧にケアをしていれば変色も防げるので、正しいメンテナンス方法を把握しておきましょう。ここでは、イエローゴールドの基本的なお手入れについてご紹介します。
専用クロスまたはメガネ用クロスで毎日拭く
イエローゴールドの輝きを保つためには、使用するたびにジュエリー専用クロスまたはメガネ用クロスで優しく拭いてあげましょう。
ティッシュや布で拭くと却って傷をつけてしまうことがあるので、専用クロスを使うように心掛けてください。また専用クロスでも強く擦りすぎると傷の原因になり、イエローゴールド本来の黄色みを損なう恐れがありますのでご注意下さい。それでも皮脂汚れなどが落ちない場合には、中性洗剤を使って洗えばきれいな色に元通り、
40度くらいのぬるま湯に中性洗剤を少量入れて、ジュエリーを入れて優しく洗うだけ。洗剤につけた後はかならず水で洗い流し、専用クロスで優しく拭いて下さい。イエローゴールド本来のきれいな黄色みが元通りになるので定期的に洗ってあげると効果があります。
専門店でクリーニング
日々のケアや定期的なケアではどうしても落ちない汚れや傷は専門店でクリーニングをしてください。プロが丁寧にクリーニングすることで、イエローゴールドの持つ本来の光沢や輝き、黄色みを取り戻してくれます。
アクセサリーごとに別々に保管
そしてなによりも大切なのは、つけっぱなしにせずにかならず1日に1回は休ませてあげましょう。汚れを落としたアクセサリーは別々のジッパー付きの袋に入れて保管することでイエローゴールドの色や輝きを保ち続けてくれます。
イエローゴールドでアレルギーになることはある？
高純度の金ほど、金属アレルギーになる可能性は低くなります。しかし、銀や銅、パラジウムなどの混合物がある場合、それらの金属に反応してアレルギーを発症することがあります。アレルギーが心配な方は、より純度が高く、原因物質の含有量が少ないK18やK22などのゴールドアクセサリーを選びましょう。
K18やK14のように、銅やパラジウムを含むイエローゴールドのアクセサリーは、肌に直接触れないように着用することが大切です。万が一、金属アレルギーの反応が見られた場合は、どの金属に反応しているのかを皮膚科で検査してください。
お客様のイエローゴールドの品を大切に買取らせていただきます
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イエローゴールドなどのカラーゴールドは、金の含有量により、その価値が決まります。純金度が高ければ高いほど、「金」としての価値が高まり、高価買取が期待できるのです。大切にメンテナンスされたイエローゴールドのお品は、ぜひ一度当店にお持ちください。貴金属の専門知識と査定実績が豊富なスタッフが査定し、お客様にご満足いただける買取価格を提示します。
