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金相場っていったい何?いまさらきけない基本を解説

金相場っていったい何?いまさらきけない基本を解説

金は、古くから価値が認められ、経済の不確実性の中でこそ価値ある安全資産として有名です。経済が揺れ動く時代においても、資産を保全、あるいは増やす手段として、多くの人々が金に注目しています。

本記事では、金相場の基本から始め、金投資の成功につながる戦略について解説していきます。

金相場とは?概念と基本

多くの投資家が、経済の不確実性が高まるときに金に注目します。その背景にはどういった理由があるのでしょうか。そもそも、金相場とはいったいどのようなものなのでしょうか? 金投資を始める前に、金について以下の3点を確認しましょう。

  • 金相場の定義
  • 主要市場の役割
  • 金相場の決定要因

金相場の定義

金相場とは、世界の市場で1トロイオンス(約31.1グラム)の金を取引する際の価格のことです。金価格は、世界中の金融市場の供給と需要のバランスによって日々変動しています。

金は古くから価値の保存手段として用いられ、経済的な不確実性が高まると価値がさらに高まる傾向にあります。金は、インフレや通貨の価値下落などのリスクから資産を守る、資金の避難先です。

主要市場の役割

金相場を形成する上で、ロンドン金市場とニューヨーク商品取引所(COMEX)は非常に重要です。ロンドン金市場では金の現物取引が行われ、世界の基準価格、いわゆる「ロンドンフィックス」が決定されます。

一方、ニューヨークのCOMEXでは、金の先物取引が盛んに行われており、ここでの取引価格も世界の金価格に大きな影響を与えます。主要市場での取引は、世界の金の価格形成における重要な指標です。

金相場の決定要因

金相場の価格は、地政学的なイベントや経済指標の発表、金利の変動による金需要の変化によって上下します。例えば、不確実性が高まる地政学的な緊張が生じると、安全資産とされる金への投資が増え、価格は上昇しやすいです

また、経済指標が予想よりも悪い結果を示した場合、経済の先行きに対する不安から金への投資が増えることもあります。金利が低下すると、金利のつかない金への投資魅力が高まるため、金価格が上昇することがあります。さらに、金の供給量と世界的な需要の変化も、金相場に影響を与える重要な要因です。

日本における金相場の特徴

世界経済の動きや為替の変動がどのように日本の金相場と関連があるか、以下の点に注目しましょう。

  • 世界市場との連動性
  • 為替レートの影響
  • 田中貴金属商の公表価格

ここでは、日本の金相場の特徴について解説します。

世界市場との連動性

日本の金相場は、世界市場と非常に密接に連動しています。特にロンドンやニューヨーク市場での価格変動は日本の金価格に直接的な影響を与えていますが、これは金の国際取引が主に米ドルで行われることに起因しています。

日本国内の金価格は、世界市場で決定された金の価格を基に円換算されているため、ロンドン・ニューヨークの市場の金価格が上昇すれば、日本の金価格も上昇する傾向が強いです。

為替レートの影響

金の国際取引は米ドルで行われるため、米ドル円の為替レートは金価格に直接的な影響があります。円安の時期には、米ドル建ての金価格が変わらなくても、円換算すると金価格が上昇し、逆に、円高の時期には金価格が下落する傾向があります。

田中貴金属商の公表価格

田中貴金属商が公表する金価格は、日本国内の金相場を把握する上で重要な指標です。毎営業日に更新される田中貴金属商の公表価格は、国内の投資家や業界関係者にとって現在の市場価格を知るための重要な情報源となっています。

田中貴金属商の公表価格は、国際金市場の動向と為替レートの変動を反映したものであり、日本国内での金取引の基準価格として広く利用されています。田中貴金属商の公表価格は金に関するニュースや分析記事で引用されることも多く、市場のトレンドを理解する上で欠かせない情報の一つです。

金投資の戦略と方法

もし戦略なしに金投資を始めるなら、失敗するのは火を見るよりも明らかです。まず、以下の3点を確認しましょう。

  • 投資目的の明確化
  • 投資手段の選択
  • ポートフォリオへの組み込み

ここでは、金投資の戦略と方法について解説します。

投資目的の明確化

金投資を始める前に、なぜ金投資を行おうとしているか目的を明確にしましょう。目的が定まれば適切な戦略を策定できますが、「なんとなく儲かりそうだから」といった不明瞭な目的であれば、投資としてうまくいきません。

一例として、リスクヘッジを主な目的として、市場の変動に強い安全資産として金の保有は有効です。また、資産を増やすことを目的とする場合は、金価格の上昇が見込める根拠を持って、参入タイミングを見極めた積極的な金投資もありえるでしょう。

投資の期間も重要で、短期間で利益を出すことを目指すのか、長期的な視点で資産を増やしていくのかによって、選ぶべき投資手段が変わってきます。また、自身のリスク許容度に応じた投資を行うようにしましょう。

投資手段の選択

金投資には様々な方法があり、物理的な金(金地金や金貨)の購入、金関連の株式や金ETFへの投資など、選択肢は多岐にわたります。それぞれの投資手段には特性とリスクがあるため、理解の上、適切な手段を選びましょう。

例えば、物理的な金を直接購入する場合、保管や保険に関するコストやリスクが伴いますが、市場が不安定な時でも安定した価値を保持しやすいというメリットがあります。

金ETFのような金融商品を利用する場合は、物理的な保管が不要で取引も容易ですが、運用コストがかかることや金融市場の変動リスクに影響を受けやすい点が考慮すべきでしょう。

ポートフォリオへの組み込み

金をポートフォリオに組み込めば、資産の分散化を図り、全体のリスク管理が可能です。金は他の資産クラスと相関性が低いため、株式や債券といったほかの投資商品と組み合わせてポートフォリオの安定性を高められます。

金投資の割合は、投資目的や市場環境、個人のリスク許容度によって異なりますが、一般的にはポートフォリオ全体の5〜10%程度を目安にするとよいとされています。

ただし、経済状況や金市場の動向に応じて、金保有の割合を柔軟に調整するようにしましょう。また、金投資をポートフォリオに組み込む際は、長期的な視点を持つことが大切で、市場の短期的な変動に一喜一憂せず、冷静な投資判断を心がけてください。

金投資のリスクと注意点

金投資を成功させるためには計画的なアプローチが必要です。以下の3点に留意しましょう。

  • 市場変動リスク
  • 保管とセキュリティ
  • 流動性のリスク

ここでは、金投資のリスクと注意点を解説します。

市場変動リスク

金投資において、市場変動リスクは避けられない要素の一つです。金価格は国際経済状況、金融政策、インフレ率、地政学的な緊張など多くの外部要因に左右されます。例えば、経済が不安定な時期には金価格が上昇する傾向にありますが、経済が安定しているときや金利が上昇する時期には金価格は下落しやすいです。

こういった市場の変動性を理解し、金投資を行う際には、長期的な視野で市場を監視し続けるようにしましょう。また、短期的な市場の変動に一喜一憂せず、投資目的に応じた戦略を立てることが大切です。

保管とセキュリティ

金投資の一つの方法として物理的な金(金地金や金貨)を購入する場合、その保管とセキュリティが重要な課題です。金を自宅で保管する場合は、盗難や紛失のリスクがあり、適切なセキュリティ対策を講じなければなりません。

強固な金庫の設置や保険への加入、あるいは、金融機関や専門の保管サービスに金を預けることも一つの選択肢ですが、保管手数料が発生します。金の保管とセキュリティ対策にかかるコストは、投資の総コストを増加させるため、あらかじめ投資計画に組み込んでおきましょう。

流動性のリスク

金投資において、流動性のリスクも忘れてはなりません。市場の状況によっては、保有している金を望む価格で迅速に売却できない場合があります。

特に、大量の金地金や金貨を一度に市場に売り出すと、市場価格に影響を与えかねません。また、金投資商品の中には、取引が比較的少ないものもあり、これらの商品は売却時に流動性の問題が顕在化しやすいです。

金投資を行う際に、資産の流動性を考慮し、資金が必要になった場合に備えて、ポートフォリオ内で流動性の高い投資手段と低い投資手段のバランスを取るようにしましょう。

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査定6
本記事では、金相場の基本概念、日本での金相場の特徴、金投資の戦略と方法、そして投資のリスクと注意点について幅広く解説してきました。
金相場とは世界の市場と為替の影響を受ける金の価格で、日本では田中貴金属の価格が参考にされています。
金の価格に影響を与える世界市場との連動性や為替レートの影響、流動性のリスクなどについても参考にし、賢明な投資判断のためにお役立てください。
現在お持ちの金の価格を知りたい方、売却をご希望の方は、「なんぼや」をご検討ください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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