金歯にメリットとデメリットはある?買取のコツもご紹介
「金歯は売れるって本当?」と疑問をお持ちの方へ向けて、金歯の定義からメリットとデメリットまで詳しく解説します。金歯を売却する際のコツも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
金歯の定義とは?
金歯とは、歯科治療の際に使用する被せ物(クラウン)の一つで、金が用いられています。金といっても柔らかい「純金」ではなく、強度を上げた「金合金」と呼ばれるものを使用しています。
金合金クラウンには「金70%、銀15%、プラチナ4%、銅10%、他」や、「金10%、銀40%、パラジウム20%、他」、などがあります。また、金が75%含まれている「18金」の合金が用いられることもあります。
金歯のメリットとデメリットを解説!
金歯は「錆びにくい」などのメリットがある一方で「目立ちやすい」などのデメリットもあります。次に、金歯のメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
まずは金歯のメリットについて、具体的にいくつか解説いたします。
金属アレルギーを起こしにくい
金属は基本的によくないとされていますが、金は金粉が食材に使われているように、体に無害な金属とされています。
そして金歯は上記のとおり、「合金」で作られているため、金属アレルギーの心配が少ないです。
虫歯になりにくい
治療した歯にピタッとはまり込むので、隙間ができにくいため、再び虫歯にならないように守ってくれます。
生涯使える
金は耐久性に優れているので、欠けたり、割れたりする心配はないため生涯使えます。
硬さや熱膨張率が歯と同じ
金歯は天然歯と同じ硬さなので、噛み合う歯を傷めません。また、熱膨張率も天然歯と同様なので、歯に亀裂が入って、歯がしみる心配がないです。
歯茎を健康に保つ
金は歯にピッタリと密着するので、歯垢がつきにくいです。また。金属アレルギーが生じにくく腐食しにくいため、いつまでも健康な状態の歯茎を保てます。
デメリット
金歯にはメリットが多い一方で、人によっては下記のようなデメリットから選択しないという方も多くいます。
保険適用外
金歯は自由診療となってしまうため、銀歯と比べると、高額になってしまいます。また、時価にも左右されます。
見た目が目立つ
色が目立つので、見た目が気になる方にはデメリットになります。
金歯は買取できる?
金歯は、金、銀、パラジウムなどの貴金属が含まれているため、貴金属の含有量によって買取が可能です。
下記の通りどのような形状、状態であっても純度が高ければ高く売れるので、一度買取店で査定してもらうのがオススメです。
- 金歯が1本しかない
- 変形した金歯
- 金の純度がわからない
- 歯がついたまま
- その他、入れ歯 など
金歯を買取に出す際の注意点
金歯は買取に出すことも可能です。ただし、売却をするためにはいくつかの注意点がありますのでぜひ下記をご参考ください。
歯科医に金歯を引き取る旨を伝える
金歯を抜歯する際に、持ち帰りたいと伝えましょう。金歯は少量でも金として立派な価値があるため、買取りが可能です。
手数料やキャンセル料には注意する
金歯を査定する際には不要なものがある場合、不要物を除去する必要があります。買取業者によっては、不要物を取り除く際に手数料がかかることがあるので、事前に確認しておきましょう。また、査定額を見て買取をやめる場合にはキャンセル料としてお金が発生する可能性もあるので、こちらも事前に注意しましょう。
金歯を高価買取につなげるコツ
不要になった金歯を買取りに出す場合には少しでも高く売りたいですよね。ここでは、金歯をできるだけ高く売る方法をご紹介します。
可能な範囲できれいにする
表面に汚れがついている金歯は、査定の価値を下げる要因になりかねません。査定前にできる限りきれいにしておけば、先述のとおり、不要物を除去して清掃するための手数料などを支払う必要がなくなります。簡単な清掃で問題ないので、買取りに出す前に実施しておきましょう。
金相場の推移を確認する
金歯は金に価値があるので金相場が上昇すると、その分高く売ることができます。金歯の買取相場は金市場の動向にしたがって日々変動するため、金相場の変化を把握して、買取に出すタイミングを計ることが重要です。
金歯以外の金・貴金属をまとめて買取に出す
金歯に加えて、他の不要な金や貴金属がある場合にはまとめて売却することで、買取査定額が上がりやすくなります。
金・貴金属買取に実績のある業者を選ぶ
金歯は純度によって価値が異なり、買取業者によっても価格が大きく変わってきます。金歯の買取実績が豊富な店舗でしたら、安心して正確な価値を算出してもらえるでしょう。
まとめ
金歯は保険適用外のため高価格な上に目立ちやすいですが、強度が高く、アレルギーを起こしにくく、生涯使えるといった複数のメリットがあります。また、金歯は使用後にも買取に出すことが可能です。
今回ご紹介した内容を参考に、不要になった金歯の売却先をお探しの際にはぜひ、金の買取実績が豊富な「なんぼや」をご利用ください。査定自体は無料で実施していますので、まずはお気軽にご相談ください。