万年筆のペン先が金なら売れる?買取相場や万年筆の価値について解説
万年筆のペン先が金なら買取相場はいくら?
万年筆のペン先が金であれば、買取できる業者が多いことをご存じでしょうか。高価な万年筆にはペン先が金で出来ていることがあり、場合によっては高値がつくこともあるんです。壊れて使えなくなった万年筆でも、ぜひ一度、専門業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
ペン先の重さと買取相場
万年筆の「ニブ」と呼ばれるペン先ですが、高価な万年筆ではこの部分に金が使われていることがあります。1つのニブは大体0.3gから0.4g程度の重さですが、現在の金の買取相場は2024年1月11日時点で10,476円/gと高値で推移を続けているため、今が絶好の売り時とも言えます。
価値が高く人気のブランド万年筆をご紹介
デジタル化の進んだ現代でも、独特な味わいのある万年筆は根強い人気があります。限定のものや高級ブランドの万年筆であれば、それ自体に価値があるのです。では、実際に価値が高くて人気の万年筆をいくつかご紹介してまいります。
- モンブラン
文具で有名なドイツの歴史あるブランドで、万年筆の中でも特に知名度が高く、ペン先が丈夫で、太い軸が特徴。代表作であるマイスターシュテュックは、1924年の発売以来根強く人気のシリーズ。
- パーカー
イギリスのブランドで、英国王室御用達で有名。矢羽モチーフのクリップが特徴的。
- パイロット
日本のブランドで、低価格のものから受注生産の高価なのもまでバリエーション豊富のポピュラーな万年筆。
- ペリカン
スイスの老舗ブランドで、高い知名度を誇っており、インク吸入式の構造が特徴的。
- セーラー
2023年のG7広島サミットで、各国首脳や国際機関の長への贈呈品にセーラーの万年筆が選ばれたことでも有名。
- プラチナ
2019年に創業100周年を迎えた、日本の老舗ブランド。ペン先には18金、14金、ステンレスの3種類がある。
万年筆のペン先が金かはどこを見れば分かる?
ペン先が金で出来ているかは、ペン先に刻印があるかどうかで見分けることができます。高価な万年筆にはペン先に金が使用してある可能性が高く、万年筆の胴体やキャップの先にブランドロゴがあるかどうかも参考にしてみてください。
ペン先の刻印に注目
ペン先が金で出来ている場合は、ペン先に、18金なら「18K」、14金なら「14K」などの刻印があります。ペン先がステンレス製のものはリーズナブルな価格になりますが、万年筆の軸がシルバーで出来ていることもあるので、判別が難しい場合は専門業者にご相談ください。
万年筆を高く売るためのコツと業者の選び方
ここでは、万年筆をできる限り高く売るためのコツや業者の選び方をご紹介いたします。
万年筆を高く売るためのコツ
万年筆を少しでも高く売るためには、可能な限り新品の状態に近づけることが大切です。箱や保証書などの付属品がある場合は、出来る限り揃えて査定してもらうほうが、高い買取価格につながります。また、限定品などの場合は、小冊子やカードなどがもし手元に残っていれば一緒に持ち込みましょう。
その他には、汚れを拭き取って綺麗な状態にしておくこともポイントです。使用しているときにペン先やキャップにインクが付着することがありますが、可能な限り拭き取っておきましょう。
ブランドやモデルによっては時間が経過しても高い買取価格が出ることもありますが、基本的に販売されてからは一日でも早く売るほうが買取価格は高くなる傾向にあります。売ろうか迷った時にはなるべく早く査定を依頼することと、査定の予定がなく、使用中でも雑に扱うのではなく、今後のためにこまめな清掃やメンテナンスを行うことがおすすめです。
買取業者の選び方
金のペン先の万年筆を売る場合は、金の価値を十分に理解している実績豊富な業者を選ぶことが大切です。万年筆を専門に取り扱う業者をはじめ、万年筆の買取実績のある専門業者に査定を依頼しましょう。
「なんぼや」は多くの万年筆の買取実績と、確かな知識を持つバリューデザイナーが揃っております。ぜひ一度、当店にまでご相談ください。