金の相場が上がる理由について解説!金買取も有利に?
金の価格は一定ではなく、その相場は常に変動しています。買取店での金の買取価格も、タイミングによって様々です。
今回は、金の相場が上がる理由について解説します。 2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
金価格が変動する理由
金の価格は一定しておらず絶えず変化しています。2000年代は、とりわけ金価格が著しく上昇しました。1999年9月の上場安値が836円だったのに対し、2013年2月の上場来高値は5,081円と約6倍にも高騰しています。
こうした金相場の変動は、以下のような複数の要因によって起きています。
需要と供給
基本的にモノの価格は需要量と供給量のバランスによって決定されており、それは金も例外ではありません。金の需要量と供給量のバランスは、鉱山からの生産量やスクラップ回収量、投資需要、宝飾品の売れ行き、各国中央銀行による売買量など複数の要因によって決定されます。
需要量が供給量を上回れば価格が引き上げられ、反対に供給量が需要量を上回れば価格が引き下げられます。
金価値の高騰が続いている場合、需要が供給を上回っているということです。
また、金は世界中で取り引きされているため、その価値に公平性が保たれ、誰もが納得のできる取り引きができるのも大きな特徴です。金が資産として運用されている理由とも言えるでしょう。
現在金の価値が高騰しています。
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米ドルの価値
数ある通貨の中でも、米ドルは世界の基軸となる通貨。世界各国の中央銀行は外貨準備として米ドルを保有しています。
そして万が一の保険として、金を同時に保有している場合がほとんどです。ゆえに金は通貨としての側面も持ち合わせているのです。
一般に米ドルが安くなれば、金の価格は上がり、逆に米ドルが高くなれば、その価格は下がると言われています。また、金価格は米国の金利や通貨の供給量によっても変動することも見逃せません。金利が上昇すると金価格は下降、通貨が増加すると金価格も上昇傾向となります。
地政学リスク
地政学リスクとは、テロや戦争、国の財政破綻、大企業の倒産など特定地域や世界の政治・経済の今後の予測がつかなくなる状態のことを指します。
株式や債券などの金融商品はこの地政学リスクの影響を直接的に受け、最悪の場合は発行元そのものが破綻することもあり得るのです。当然、発行元が破綻すれば、株式や債券もただの紙切れとなってしまうのは言うまでもありません。
地政学リスクが高まりますと、そのものに価値のある金が買われるようになり、価値も高まる傾向にあります。
2001年9月11日に起きた米同時多発テロの際もドルへの信頼性が揺らぎ、以降に相次いで金が購入され、2000年代の金価格高騰の大きな要因になりました。
インフレ
物価上昇が続くいわゆる「インフレ」になりますと、モノの値段が高まって購買力の低下が招かれます。しかし、金の価値も同時に上昇します。そのため、インフレが予測されると金に需要が集中し、価格が上昇するのです。
さらに近年では、物価低下が続く「デフレ」に対しても金が有効と言われています。
デフレになって、景気が悪化すると企業や国家の信用不安が高まり、株や債券が下降します。そのため、破綻リスクの少ない金が、投資対象として人気になるのです。
各国中央銀行の売買動向
世界各国の中央銀行は、万が一のリスクに備えて大量の金を保有しており、その売買動向は金価格に大きな影響を及ぼします。特に米リーマンショック以降は、米ドルに対する信頼が揺らぎ、中央銀行における金取引は2010年に売り手から買い手に変わっています。
また、最近では新興国の中央銀行も率先して金の購入をしていることもその理由にあげられるでしょう。
金はリスク回避の資産としておすすめ
金は通貨と異なり、そのものに価値があります。そのため、株や債券などの破綻リスクを考えた場合には、金を資産として運用しておけば、ある程度のリスクは回避できます。
万が一に備えて金の購入も検討するのも良いでしょう。
現在金製品の買取相場が上がっています
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