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磁石に反応するプラチナは偽物?見分ける際の注意点

磁石に反応するプラチナは偽物?見分ける際の注意点

プラチナの真贋を判別する方法で、最も有名なのが磁石を使用する方法です。個人でもできる簡単な方法ですが、正確な判断は難しいので注意が必要です。この記事では、磁石を用いたプラチナの真贋判別が難しい理由や正確な鑑定方法を紹介します。

プラチナは磁石にくっつかない

プラチナ 磁石
プラチナは性質上、磁石には反応しない貴金属です。プラチナと同様ジュエリー素材として使われる金・銀も磁石に反応しないため、宝飾品の真贋を判別する方法として磁石による判定が広く伝わりました。

一方、鉄・コバルト・ニッケルなどは磁石に反応します。中でも、ニッケルはプラチナの偽物として使われる代表的な素材です。磁石を使うことで、プラチナとニッケルを簡易的に見分けることができます。

磁石にくっつく=偽物のプラチナ?

プラチナ 磁石
磁石を使ったプラチナの真贋判定は個人でもできるお手軽な方法ですが、「磁石に反応する=偽物」とは限らない点に注意が必要です。例えば、留め具に鉄やニッケルが使われており、磁石に反応してしまうケースです。

この場合、本体は「本物」のプラチナでも、留め具が磁石に反応してしまい「偽物」のプラチナと誤った判断をしてしまいます。また逆に、プラチナメッキの場合など、「磁石に反応しないけど偽物」というパターンもあります。

磁石によるプラチナの真贋判別は、あくまで目安であることを意識しておきましょう。

プラチナの真贋を磁石以外で見分けるには?

プラチナ 磁石
プラチナの真贋を磁石以外で見分けるには、以下3つの方法があります。

  • 刻印を確認する
  • 比重を確認する
  • X線を使う

それぞれの方法を順に解説します。

刻印を確認する

本物のプラチナには、含有率を示す刻印がされています。ISO国際標準化機構はプラチナ含有率を85%以上と定めており、それを下回るものは正式なプラチナとは認められていません。

刻印の表記方法も定めており、金属の種類を表す化学記号(Pt)と共に含有率が表示されます。例えばプラチナ含有率100%の場合「Pt100」と表記され、以降は含有率に合わせて「Pt950・Pt900・Pt850」と刻印されます。また日本製品の場合は、日本国旗が刻印されていることもあるので確認してみてください。

ただし、古いプラチナ製品の場合は「Pt」の代わりに「Pm」と刻印されていることがあります。「Pm」はプラチナの英語表記「Platinam」の略で、1960年ごろまで使用されていました。
1947年にプロメシウムという金属が発見されたことで、プラチナ表記が「Pt」に変更されています。

比重を確認する

プラチナの比重で真贋を判断する方法もあります。比重とは密度のことで、物質はそれぞれ独自の比重を持っています。プラチナの場合、純度により比重の範囲があるため、以下の表を参考にしてください。

刻印 プラチナ含有量 比重の範囲
Pt1000 100% 21.24~21.66
Pt950 95% 19.84~20.85
Pt900 90% 18.61~20.08
Pt850 85% 17.53~19.38

比重は、質量÷体積で求めることができます。
具体的には以下のような方法で質量や体積を量ります。

  1. プラチナ製品の重さを量る
  2. 水を入れた容器をはかりに乗せる
  3. 糸で吊るしたプラチナ製品を水に入れる

まずはプラチナ製品の重さを量ります。これは家庭用はかりにプラチナ製品を乗せ、重さをメモしておけばOKです。次に多めの水を入れた容器をはかりに載せます。水が入った容器をはかりに乗せたら、必ず目盛りを「0g」にリセットしてください。

はかりを0gにリセットしたら、糸で吊るしたプラチナ製品を容器の水の中に入れます。この時はかりに表示されている数値が、プラチナ製品の「体積」です。例えばはかりに20gと表示されていれば、プラチナ製品の体積は20㎤となります。

この際、糸で吊るしたプラチナ製品が容器の底に付かないように注意してください。最後にメモしておいた「重さ」を「体積」で割ることで比重が出ます。上記の方法で家庭用のはかりでも求めることができますが、製品の中に空洞があったり、留め具が使われていたりすると正確な比重は求められません。

真贋を判定するほどの正確な比重検査は、専門家に依頼することをおすすめします。

X線を使う

プラチナ真贋判別は、X線を用いる方法が最も確実な方法です。プラチナはX線を通さないため、一目で真贋を判別できます。貴金属の買取店舗等では、蛍光X線貴金属分析装置が設置されており、プラチナの真贋判別をしています。しかし蛍光X線装置は数百万円することもあり、個人での購入は難しいため、専門家に依頼しないとX線検査はできません。

プラチナは本物かわからない時はプロに査定を依頼

プラチナ 磁石
お手持ちのプラチナの真贋判定は、プロに査定を依頼するのがおすすめです。磁石で調べる方法は、個人でもできる簡単な方法ですが、プラチナメッキの判別は難しく確かな結果が得られるとは限りません。

経験と実績が豊富な買取店であれば、専門的な知識や検査機器を利用した正確な鑑定が可能です。プラチナの正確な鑑定は、プロの無料査定に任せましょう。

「なんぼや」では磁石にくっつくプラチナの査定も行います

もしお手持ちのプラチナが磁石にくっついても、偽物のプラチナだとは限りません。またくっつかなかったとしても本物では無い可能性もあります。磁石を用いた判別方法はあくまでも目安なので、正確な真贋判定は経験豊富なプロにお任せするのがおすすめです。「なんぼや」では、個人では判断しにくいプラチナ以外の貴金属も専門的な方法で正確に鑑定を実施します。本物か偽物か気になる貴重品がお手元にあれば、お気軽に「なんぼや」までお持ち込みください!

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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