金相場は世界共通!「購入」はシンガポールがおすすめ?
金の取引は世界中の市場で行われており、金相場は世界共通となっています。
本記事では、数ある市場の中でも、シンガポールの金市場について解説します。
【金の価格相場】国ごとに大きな違いはない!
金を実際に売買する際の取引価格は、為替相場などの影響を受けるため、各国で異なります。
ただし、金の4大市場のうちの一つである「ロンドン市場」が世界の金の価格相場に大きく影響しており、ここでの取引価格を指標として各国での取引価格の目安が決定されています。
ロンドン市場での取引が指標となっていることから、世界全体の金の価格相場はほぼ共通したものになるのです。
シンガポールでは非課税で金を購入できる
現在、金の購入に対して課税しているのは、日本やインド、韓国などの数カ国だけです。
シンガポールでは、贈与税や相続税がかからないだけでなく、金に対しても非課税なのが特徴です。シンガポールで日本と同額の金を購入した場合、消費税10%分を得することになります。
【24年1月26日現在】シンガポールの金相場
純度 | 価格(グラム、円) |
---|---|
24K | 9,616.99 |
22K | 8,815.38 |
18K | 7,212.74 |
14K | 5,609.91 |
10K | 4,007.08 |
【24年1月26日現在】日本の金相場
純度 | 価格(グラム、円) |
---|---|
24K | 9,616.99 |
22K | 8,815.38 |
18K | 7,212.74 |
14K | 5,609.91 |
10K | 4,007.08 |
円安が見込まれるときこそ金運用
ここからは、近年の円安が予想される中での金の上手な運用法について見ていきましょう。
シンガポールに海外資産を構築
円安にどうしても不安を覚える場合は、「国が破綻してもその価値の変わらない」金を運用してみてはいかがでしょうか。実物資産である金を活用した海外資産を、シンガポールに構築するのもおすすめです。
数十年間と比較してみても、地金の価値は右肩上がりとなっています。1970年代後半と2011年の推移を比較した場合、価値は10倍も上がっており、金相場の上昇はまだまだ期待できるでしょう。
ゴールドリース、金の貸付という手も
金を日本国内へ持ち帰り、金の純度が90%以上で重さが1キログラムを超えた場合は、税関に申告する必要があります。このような関税法によって金を持ち帰るのが難しい場合、ゴールドリース、金の貸付も検討できます。
金を他社に貸し付けて別途運用すれば、手元にはリース料金が継続的に入るため、損をすることなく金の運用が可能です。
まとめ
金の価格は、ロンドン市場を中心に世界中での取引価格が決定されており、世界共通のものとなっています。海外での金の購入もさかんに行われていますが、日本国内へ持ち帰る際には関税法に注意が必要です。
金の売却を検討している場合は、「なんぼや」に相談してみましょう。「なんぼや」では金の専門スタッフによる正確な金の査定を実施しているので、ぜひ一度利用してみてください。