24金(K24)10gの今日の相場は?純金の価値が変動する要素や売却時の注意点
純金を意味する24金は、安全資産として知られており、投資目的で購入する方も少なくありません。そこで今回は、24金に関する基本的な知識や10gあたりの相場、価格の変動要因などを解説します。24金を売却する際の注意点もお伝えしますので、お手持ちの金の高価買取をご希望の場合は、ぜひ参考にしてください。
24金(K24)とは
24金(K24)は純金を意味し、金の純度が100%であることを表しています。純度は金の中に含まれる金以外の成分の割合を示します。24金の場合、ほかの金属がまったく混ざっていない状態です。金は非常に柔らかく、純度が高いほど加工しにくくなるため、実用品やアクセサリーに使用する場合は合金を使って硬度を高めるケースもあります。
金投資の世界では、24金の金地金(インゴット)を用いるのが一般的です。インゴットは一定の重さと純度を持つ金の塊で、取引される際のスタンダードとなっています。また、投資用の地金型金貨(コイン)を購入する方法や、純金積立などの金融商品を買う方法もあります。これらは金価格の変動によって利益を得ることを目的とした投資手法です。
24金(K24)10gの相場とは
金相場は、基本的に1gあたりの金額で表示されており、投資家や一般消費者にとって価格の指標となります。2023年4月現在、1gあたりの24金の相場は約9,000円前後で推移しています。この場合、10gあたりの価格は90,000円前後です。
近年、金相場は上昇傾向にあり、経済の不安定さやインフレリスクへの対策として、金投資が注目されています。金の市場相場は日々変動するため、売買を行う前に最新の相場価格を確認することが大切です。
24金(K24)の相場が変動する要素
続いては、金の相場が変動する主な要因をご紹介します。
ドルの値動き
ドルの値動きは、金相場に大きな影響を与える要素の一つです。金は世界的にドル建てで取引されており、ドルの価値が変動することで金の価値も影響を受けます。具体的には、ドルが弱くなると金の価格が上昇し、逆にドルが強くなると金の価格が下落するのが一般的です。
ドルの値動きは、アメリカの金利政策や経済指標、世界経済の状況などに影響されます。そのため、金投資を行う際はアメリカを中心とした世界の動向に注目することが重要です。
世界情勢
金相場は世界情勢にも影響を受けます。地政学的な緊張や戦争、経済危機、自然災害などにより世界情勢の不安や経済の不透明感が高まると、安全資産としての金の需要が増加し、相場が上昇する傾向にあります。反対に、世界情勢が安定しているとリスク資産への投資が活発化し、金の需要が減少するのが一般的です。そのため、投資家は世界情勢を常に把握し、金相場の変動を予測する必要があります。
需要・供給の変化
金の需要・供給の変化も、金相場に影響を与える要因です。例えば、経済が好調で消費が活発な時期には、宝飾品の需要が増加し、金相場も上昇する傾向にあります。また、金の採掘量が増加すると市場に出回る金の量が増え、価格が下落します。
24金(K24)を売るときの注意点
最後に、金を売却する際に気をつけたいポイントを解説します。
市場相場と実際の買取価格は異なる場合がある
24金を売却する際には、市場相場と実際の買取価格の違いに注意しましょう。これは買取店によって査定基準が異なるのが理由です。複数の店舗で査定を受け、できる限り市場相場と近い価格で売却できるお店を選ぶのがおすすめです。
また、売却するアイテムの種類や品質によっても金額が変わる可能性があります。例えば、コレクターアイテムとして希少価値の高い金貨を売却する場合、プレミア価格で売れることがあります。
税金や手数料について把握しておく
金を売却する際は、税金や手数料についても把握しておくことが大切です。売却金額によっては税金がかかることがあります。10gだけ売る場合などはあまり心配する必要はありませんが、念のため税のルールを知っておくことがおすすめです。
また、金の売却にかかる買取手数料は、買取業者ごとに異なる金額が設定されています。手数料の違いが最終的な受取額に大きく影響する場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
まとめ
近年の世界情勢の不安もあり、24金(K24)10gの値段は徐々に上昇傾向にあります。売却を検討している場合は、ぜひ「なんぼや」の査定をご利用ください。市場相場に基づく高価買取を実現いたします。