18金ネックレスは温泉に入っても大丈夫?プラチナの場合は?
プレゼントや自分への贈り物に購入した18金のネックレスやジュエリー。それを身に着けたまま、温泉やお風呂に入って大丈夫なのか、気になりますよね?
実際に18金ジュエリーを身に着けたままお風呂や旅行先の温泉に入ってしまった方もいらっしゃるでしょう。
今日は18金ネックレスやプラチナなどのジュエリーを身に着けたまま温泉やお風呂に入って金属の劣化はしないのか、また、どんなことをしたらNGなのかをご紹介していきます。
18金とは??
18金は金の含有率が75%の地金を指し、それ以外の25%は銀や銅などを混ぜ合わせたものを指します。
つまり、18金は構成するものがすべて金ではなく、25%は他の金属が入っており、金以外の金属の性質を持っていることになるわけです。
- 24金:金100%
- 22金:金91.6%
- 18金:金75%
- 14金:金58.5%
- 10金:金41.6%
- 9金:金37.5%
24金になると金は限りなく100%に近い純金になり、金本来の熱に強く、錆びに強いものになっています。
18金のジュエリーが多い理由
では、なぜジュエリーの地金には18金が使われることが多いのでしょうか?
純金は安定した性質を持っている反面、柔らかい性質を持っており、変形しやすく傷に弱い性質があります。ある程度の硬さがないとジュエリーの地金としての機能を果たせないので、他の金属と織り交ぜことで、硬く、そして細かい装飾加工がしやすいバランスのよい地金ができます。その配分で最もメジャーなのが18金になるわけです。
銅や銀などと織り交ぜることでできる18金は、イエローゴールドやピンクゴールドなどのカラーバリエーションを生み出すことも18金がジュエリーの地金として利用されている理由になります。
18金ネックレスは温泉に入っても大丈夫??
18金のネックレスやジュエリーを身に着けたまま、旅行先の温泉などに入ってしまった思い出にある方もいらっしゃると思います。
実際にそのような方で温泉から帰ってきて、18金ネックレスの地金部分が変色してしまった方はあまりいないでしょう。ただ、ちょっと地金の色が変わったような、という感じがした方はいらっしゃるかもしれません。
金は耐久性が高く、酸性やアルカリ性にも強い安定した金属なので、温泉に入ったくらいでは変色はしないといわれています。
しかし、これは純金であることに限った話であり、今回のような18金のネックレスやジュエリーは変色する可能性があります。
温泉で錆びやすいのは銀や銅
温泉の成分などにもよりますが、硫黄や硫酸ナトリウムの硫化水素ガスによって金属が硫化してしまい、黒ずんだり、変色をきたす場合があります。
「ピンクゴールド」は銅が多く使われているカラーになりますので、温泉に入ることで黒く変色しやすい面があります。
「イエローゴールド」も銅や銀を使っているカラーになりますので、流加水素ガスなどにより変色する可能性があります。
「ホワイトゴールド」は表面にパラジウムやプラチナが利用されていることが多く、パラジウムなどのメッキは衝撃によってメッキが剥がれる可能性があるため注意が必要です。
この中で最も気を付けなくてはいけないのが「ピンクゴールド」になります。ピンクゴールドは銅が最も多く含まれている地金になりますので、温泉だけなく、普段のお風呂の入浴剤でも変色してしまう可能性があります。ピンクゴールドはネックレスなどのジュエリーの中でも特に人気の地金になりますので、お持ちの方は温泉に入る際には外して入るようにしましょう。
プラチナは温泉に入っても大丈夫??
では、プラチナの指輪は温泉に入っても問題ないのでしょうか?
こちらもプラチナの純度によって変色する可能性が変わってきます。
Pt900やPt950などプラチナの割合が高い地金の場合は18金ほど気にする必要はないでしょう。
ただ、プラチナは配合する金属に変色に強いパラジウムが使われることが多いので、18金に比べると変色の恐れはそこまでないといえそうです。
まとめ:18金やプラチナは高く売れる可能性がある
今回は18金やプラチナのジュエリーと温泉の変色についてご紹介していきました。
ジュエリーは常に身に着けておきたいと思うものですが、大事なジュエリーだからこそ、長く綺麗な状態にしてあげるために温泉に入る際はなるべく外してあげることが大事です。
年々、金やプラチナは価格が高騰しており、18金やプラチナのジュエリーも思った以上の高い価格で売れる可能性があります。
不要の18金やプラチナジュエリーをお持ちの方は買取を検討してみるといいでしょう。
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