18金ネックレスの洗浄方法|変色を予防するお手入れのポイント
アクセサリーのなかでも人気の高い、ゴールドを使用したアイテム。一口にゴールドといっても、24金や18金、14金など、さまざまな種類があります。それぞれ定義や特徴が異なりますが、その違いを正確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。18金は、使用方法によっては変色するおそれがあるため注意が必要です。今回は、18金のネックレスの洗浄方法や、変色を予防するお手入れのポイントをご紹介します。
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18金とは?
18金とは、金が75%、ほかの金属を25%合わせて作った金属のことです。純金(24金)は柔らかく、アクセサリーに使用するには不向きとされているため、割金を混ぜることで使い勝手を良くしています。割金の割合によって、18金や14金、10金などに分類されます。
18金は、傷がつきにくく、酸化にも強いため、皮脂や汗による黒ずみが起きにくいのが特徴です。ただ、割金に使用されている金属によって、変色のしやすさが異なるため注意しましょう。
また、傷がつきにくいとはいえ、こすりすぎると傷がついてしまいます。お手入れは柔らかい布でやさしく拭き取る程度にとどめ、拭き取れない汚れは洗浄して落とすのがおすすめです。 関連記事【更新:2024年11月】「18金」とは?素材の特徴や相場、お手入れ方法などを徹底解説
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2024.11.06
18金ネックレスの洗浄方法
普段のお手入れで落ちなかった汚れや変色が気になったときは、洗浄で輝きを保ちましょう。ここでは、18金のネックレスの洗浄方法や注意点をご紹介します。
毎日のお手入れ方法
普段のお手入れでは、着用によって付着した皮脂やホコリなどを拭き取りましょう。汚れがついたまま放置すると、輝きが鈍くなったり劣化の原因になったりします。
金属製品専用の革や眼鏡拭きなど、柔らかい素材のものでやさしく汚れを拭き取ってください。力強くこすると、傷や変形の原因になってしまうことがあるため注意しましょう。
頑固な汚れの洗浄方法
毎日のお手入れでも落ちないような頑固な汚れや細かい汚れは、洗浄で落とします。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、18金ジュエリーをしばらく浸しましょう。汚れが柔らかくなり、浮き上がってきたら柔らかいブラシでこすって汚れを落としてください。汚れが気になったときはもちろん、1カ月に1回程度のペースで、定期的にケアすることをおすすめします。
18金ネックレス洗浄時の注意点
宝石によっては洗剤や水分の付着で変色・変質してしまうものがあるため、宝石がついている18金アクセサリーを洗浄する際は注意しましょう。たとえば真珠やオパールなどは、品質が劣化しやすい宝石の代表です。
また、傷に強いとされる18金のアクセサリーでも、強い力で何度もこすると傷がついてしまいます。お手入れする際、研磨剤は使用しないようにしましょう。
18金ネックレスの変色を予防するポイント
18金のネックレスは、25%の割合で金以外の金属が含まれているため、使用方法によっては変色する可能性があります。ここでは、18金アクセサリーの変色予防法をご紹介します。
着けっぱなしにしない
ずっと着用したままで過ごしていると、皮脂や汗が酸化して変色や黒ずみを引き起こすことがあります。また、着けっぱなしにすることで、金属アレルギーの原因になってしまうこともあるため注意しましょう。
お風呂や温泉、プールではネックレスを外す
純金であれば化学反応や酸化の心配はほとんどありませんが、割金の種類が銅や銀の場合は注意が必要です。硫黄成分を含んだ温泉や塩素入りのプールに入るときは変色や錆の原因になるおそれがあるため、必ず外しましょう。洗濯や洗い物などで、塩素系の洗剤を使用する際も同様に注意が必要です。
しまうときは汚れを落としてから
ネックレスに付着した汗や皮脂、ホコリを放置しておくと変色の原因になることがあります。18金のアクセサリーは、外して収納する前に付着した汚れを取り除くことをおすすめします。日々のお手入れに加え、定期的に頑固な汚れの洗浄も行いましょう。
また、ジュエリー同士がぶつかると傷がついてしまうおそれがあります。専用のジュエリーボックスで、個別に保管しましょう。
まとめ
18金の洗浄方法や、変色を予防する方法などをご紹介しました。傷に強く変色しにくい素材ではあるものの、お手入れ方法や扱い方を誤れば変色してしまうことがあります。日々の正しいお手入れで、18金の輝きをキープしましょう。