2024年
9月2日週
銀(シルバー)相場の過去推移

2024年 9月 2日週 銀(シルバー)相場の価格推移グラフ

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2024年 9月 2日週 銀(シルバー)相場の価格推移

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2024年 9月 2日週 銀(シルバー)相場の価格推移表

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2024年 9月2日週 銀(シルバー)相場に対する考察

2024年9月2日から9月6日の銀相場は最安値が138円、最高値が144円という結果で、先週は下落が目立つ週でした。 9月に入りましたが、先週は決算よりも経済指標の結果で左右されていた印象です。 5か月連続でアメリカのISM製造業景況感指数が50を下回る月だったことや、米消費者物価指数は上昇したものの、市場予想よりも下回ったことが下落要因だと推測します。 アメリカの民間雇用サービス会社のADPでは雇用統計の発表がありました。前回が+11万1000人でしたが、結果は+9万9000人と、市場予想の14万5000人を下回る結果となる銀相場が下落する見込みでした。しかしニューヨーク株式市場ではハイテク株が買い戻しの動きが見られNASDAQが概ねプラス圏での取引であったことから、結果的に銀相場も上昇したのではないかと考えられます。 株式市場については、ダウが取引時間中に大きな下落が目立ったことや世界の株式市場の下落が続いていることもあり、銀相場の下落も続いたのではないかと考えられます。今週は先週金曜日の雇用統計や製造業雇用者数の発表があり、月曜日はこの2つの結果が銀相場を左右するのではないかと考えられます。 雇用統計については非農業部門雇用者数は前回の8万9000人を上回っているものの、市場予想16万5000人を下回る14万2000人となっています。失業率は前回の結果が4.3%で、今回は4.2%と市場予想と一致する4.2%という結果になっています。 製造業雇用者数は前回は+6000人でしたが、結果は-24000人と市場予想の-2000人を下回る結果となったこともあり、9月の利下げについては雇用等結果や今週の米消費者物価指数の結果を踏まえて決まってくるのではないかと考え、それを受けて銀相場についても上昇するのではないかと考えられます。 アメリカでは生産物価指数の発表、アメリカ以外でもヨーロッパ中央銀行では政策金利の発表があり、市場予想は上限政策金利が3.9%と前回の4.5%より引き下げ、下限政策金利が前回の3.75%から市場予想では3.5%に下落するのではと推測されています。この推測に近い結果であれば銀相場は上昇する見込みです。

専門家コメント・考察コメント作成

國弘泰治
國弘泰治
(MBA/2級FP技能士)

大学院修了後、投資用マンション販売企業の営業を経験。現在はMBA・FP事務所の代表を務める。資産運用の相談以外にも、資格関連の学校でFP試験の講師も経験。

2024年 9月 週別 銀(シルバー)相場の価格推移

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