2024年 6月
銀(シルバー)相場の過去推移

2024年 6月銀(シルバー)相場の価格推移グラフ

基準指数(円)

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2024年 6月銀(シルバー)相場の価格推移

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2024年 6月銀(シルバー)相場の価格推移表

月日買取価格前日比専門家のコメント

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2024年 6月銀(シルバー)相場に対する考察

2024年6月の銀相場は、5月と比較すると価格下降の印象でした。 6月3日〜7日の第1週の経済指標については、ユーロ圏の消費者物価指数や欧州中央銀行の政策金利が据え置きだったこと、アメリカでは製造業PMIが+0.4上昇する動きがありました。半導体業界ニュースにおいては、米AMDがAI向けの新たな半導体を発表したことや、NVIDIAの株価が5%、そして時価総額が3兆ドルを超えるといった明るいニュースはあったものの、政府と日銀が為替介入したことが、結果的に大きな影響をもたらしたと考えられます。 6月10日〜14日には10円と大きな下落から始まり、11日以降は小さな上昇下落の動きとなりました。アップル社が世界開発者会議で、iPhoneなどに搭載される新たなAI機能「アップル・インテリジェンス」を発表したこともありましたが、10日は為替介入の影響も続いたように見受けられます。 6月17日～21日週は、NVIDIAが時価総額で上場企業として世界1位になったことや、イーロンマスク氏がデル・テクノロジーズやスーパー・マイクロ・コンピューターが「xAI」にサーバー供給をすることをSNSで発表するなどの動きがありました。しかし、電気自動車の新興企業が連邦破産法11条を申請したことで、銀価格の変動がない日や、上昇値が小さかった週となりました。 6月24日～28日週は、NVIDIAが世界1位から転落し、マイクロソフトが1位になったことや、半導体業界全体の時価総額が押し下がったことなど大きな動きが見られました。マイクロン・テクノロジーズの3月～5月の決算発表では、結果は売上は1.8倍と上昇しましたが、銀価格には反映されない結果となりました。その背景として考えられるのは、高いAI需要の恩恵が期待されているだけに、市場では物足りない水準にとどまったという印象になったことが要因となり、銀価格の大きな上昇には繋がらなかったと推測します。 7月は、ニューヨーク市場の円相場が6月26日に高水準を更新したこともあり、政府と日銀の更なる為替介入の可能性も予想されます。その影響で、銀相場の下落も十分あるのではないかと考えられます。更にアメリカ企業では、17日にテスラ、23日はGEやアルファベット、25日にはインテル等の決算を控えているため、銀相場がどのように変動するか注目です。