2024年
6月3日週
銀(シルバー)相場の過去推移

2024年 6月 3日週銀(シルバー)相場の価格推移グラフ

基準指数(円)

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2024年 6月 3日週銀(シルバー)相場の価格推移

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2024年 6月 3日週銀(シルバー)相場の価格推移表

月日買取価格前日比専門家のコメント

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2024年 6月3日週銀(シルバー)相場に対する考察

2024年6月3日〜6月7日週の銀相場は、162円と4円下落から始まり、4日は163円で、5日は155円、6日は158円に上昇し、7日は166円でした。 3日の下落は、5月31日にあった個人消費支出物価指数、ユーロ圏で行われた消費者物価指数発表の影響が大きいと考えられます。この消費者物価指数では、1年前と比較すると2.6％上昇、コア指数も上昇しましたが、個人消費支出物価指数は伸び率が横ばいだったことからインフレが減速したと推測します。 6月4日はアメリカで製造業PMIの発表があり、前回より+0.4％上昇した結果となりました。さらにアメリカでは、半導体大手のAMDがAI向けの新たな半導体を発表し、銀価格も上昇したのではないかと考えられます。 6月5日はアメリカで製造業受注の発表があり、3ヶ月連続増加という結果であったものの、政府と日銀が総額9兆7885億円を投じて為替介入をしたことで円高になったため、銀価格もその影響を受けて下落したと予想されます。 6月6日はニューヨーク株式市場で半導体大手エヌビディアの株価が5％、時価総額が3兆ドルを超えました。アメリカの雇用サービス会社ADPでは、5月の民間雇用者数が前月から15万2000万人増えたものの、市場予想より下回る結果となりました。特に、製造業については大きく減少したことが銀価格の3円上昇につながった要因だと考えられます。 6月7日は、前日に行われたヨーロッパ中央銀行の政策金利の発表で、リファイナンス金利が前回の4.00％から3.75%、限界貸出金利は前回の4.75％から4.5％に下げられました。ヨーロッパ中央銀行のラガルト総裁は、「ユーロ圏のインフレ率が低下し続けていることが、利下げの判断につながった」と発言し、銀価格にも影響したと考えられます。今週は、10日にアップル世界開発者会議があり、待望のAI戦略について発表される予定です。さらに金曜日に発表されたEUのGDPの他に、12日にはアメリカでは消費者物価指数、14日はミシガン大学消費者信頼感指数発表と、多くの指数発表も控えています。特に10日に行われるアップルの世界生産者会議では、待望のAI戦略が発表されることから、11日の銀価格相場にも影響をもたらす可能性が高いでしょう。