2024年
6月10日週
銀(シルバー)相場の過去推移

2024年 6月 10日週銀(シルバー)相場の価格推移グラフ

基準指数(円)

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2024年 6月 10日週銀(シルバー)相場の価格推移

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2024年 6月 10日週銀(シルバー)相場の価格推移表

月日買取価格前日比専門家のコメント

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2024年 6月10日週銀(シルバー)相場に対する考察

2024年6月10日～6月14日週の銀相場は、156円と10円下落から始まり、11日は158円と2円上昇、12日は156円と2円下落、13日は157円と1円上昇、そして14日は3円上昇した154円という結果でした。 10日は7日にドイツで鉱工業生産指数の発表があり、前回と比較すると、前月比が0.3％プラスの－0.1％で、前年比については0.4％プラスで-3.9％と改善されました。反面、ニューヨーク株式市場はダウやNASDAQそしてS&Pが全て下落していました。アメリカ景気の底堅さが再認識されたことにより、FRBの利下げ時期の不透明感が広がったことで、ニューヨーク株式相場の下落が銀価格相場に影響したのではないかと考えられます。 11日はアップルで世界開発者会議があり、iPhoneなどに搭載される新たなAI機能「アップル・インテリジェンス」を発表し、先行するオープンAIの「チャットGPT」との連携を明らかにしました。 AIの強化を打ち出したこと、そしてチャットGPTとの連携を強化していくことへの期待から、銀相場にも影響したものと予想されます。 12日はナショナル・オーストラリア銀行が5月の企業景況感指数と企業信頼感指数の発表を行いました。景況感指数は前回より1ポイント下がり、長期平均を下回り、信頼感指数については5ポイント低下しました。売上や利益の伸びが鈍化したことが原因であると考えられます。 13日はFRBは連邦公開市場委員会を開き、政策金利の据え置きを決定しました。利下げの回数を3回から1回に減少した理由として、インフレ率が目標２％に向けて「小幅ながら進展している」と明記しています。さらに、パウエル議長もインフレ率の減速を評価したことが、銀相場上昇にも繋がったではないでしょうか。 14日のニューヨーク株式市場については、ダウ以外のNASDAQ、S&P500が上昇しました。その理由として考えられるのは、ハイテク株のテスラやエヌビディアが大きく上昇した一方、アマゾンやアルファベットは下落するといったことがあったために、銀相場も大きく変動しなかったのではないかと考えられます。来週は、アメリカでニューヨーク連銀製造業景気指数の発表や、鉱工業生産指数が予定されています。市場予想としては、両方とも前回より上回ると予想していますが、ミシガン大学消費者信頼感指数のように前回の結果と市場予想を下回るといった動きも見られますので、その結果次第で銀相場も影響を受けて変動するのではないかと考えられます。